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希釈系列を生理食塩水で作製するのはなぜ?
先日実習で、尿蛋白定量のための検量線を作製するために、 アルブミンと生理食塩水で希釈系列を作りました。 ふと思ったのですが、今までの実習では何か希釈系列を作るときは純水で希釈していました。 なのに、どうして尿蛋白定量では生理食塩水で希釈しなければならなかったのでしょう?
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- myeyesonly
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回答No.1
こんにちは。 アルブミンは電解質を含まない真水で稀釈すると溶解度が低下し、量によっては析出してしまいます。 尿タンパクならスルホサリチル酸による反応だと思いますけど、反応して出来た析出分による白濁を比較したいのに、溶解度の低下による析出が出てしまっては誤差要因になってしまいます。 同じ理屈で生理食塩水で稀釈する物に、ビリルビンの指標であるモイレングラート値(MG)があります。 精製水で稀釈すると血清タンパクが析出して白濁し、観察数値が低下します。
お礼
とても参考になりました! どうもありがとうございました。