小説クムランでは、滅びたはずのクムラン宗団が現在も存在しつづけており、イエスではなく、正統なメシアが大贖罪をするってストーリーです。
そのその小説の内容は、歴史的事実、クムラン独特の教義、をモチーフに作られた架空の物語です。
21世紀の今も存在しているなど確認できていません。
1)について。
他の回答者の貼ったリンクのサイトをざっと斜め読みしてきました。
ブログオーナーがクムランと書いていますが、オーナー自身 それが一体なんなのかよくわかっていないようです。
謝金をしてまでも喫茶店に身を捧げた母親の口から、クムランという言葉が出たことから、クムランといえば、2000年前に存在した宗団として近年脚光を浴びているので、ブログのオーナーも調べてそれが宗教団体だと知り、しかし2千年前に消えたと知らないんじゃないかと。
母親が何故クムランという言葉を発したのか、ブログを見る限り、その経緯が書かれていないので、わかりません。
( 例えば今夜のおかずはクムラン風にするわ とか そんないきさつが書かれていない。)
2.について。
従って母親がどういう意味で使ったのかわからない以上、ヒントもなく答えられません。
が、2000年年前に存在したクムラン宗団の教義でしたら知っています。
<右の頬を打たれたら左の頬を出せ>などが、イエスの教えとされていますが、実際はクムランの教え。
クムラン宗団はヨセフスだったと思いますが、彼の記録からすると、最後の審判を信じて、審判は近いと確信をしており、メシアの到来を待望していましたようです。
まるでキリスト教のようですが、、、
最後の審判を信じ、その時メシアが現れ、闇の子らと戦い、最後に自分達光の子らが勝利すると信じていました。
しかし、その時になっても最後の審判は起こらなかったので、ありゃ 年代のカウント間違えたか じゃあ って再度カウントしなおしたりしたらしいです。
彼らの言うことを信じれば、2千年ほど前に最終戦争が起こり、神の国が2千年ほど前に地上に降りてきているはずです。
教義というか、、、独身主意で、女性は信者になれない。
ですが、クムランの墓地から女性の遺体も見つかっているので、一体この女性たちは何者だったの不思議がられています。
他にやたらと穢れを嫌い、沐浴を進めた。
セックスを否定し、セックスをしたものは穢れた者として、しばらく聖所に近づくことは禁じられたそうです。
ということは、女性はいたのではないかと思えるのですが、キリスト教もそうであるように、男ばかりの集団になると同性愛が盛んで、それで男ばかりの団体において性交をしたものは、、、と罰則を作ったのかもしれません。
他に、、、なんていうのか知りませんが、俗世を捨ててその団体の基地に住む人たちは、全財産を教団に寄付しなければならないという掟がありました。
が、一部は自分の財産としても所有はしてよかったようです。
借金をしてまで、お布施をしろとか規則には書かれていません。
3.その会社は喫茶店を経営しており、その立ち上げにブログのオーナーの母親が住み込みで無給料で労働を提供したようですが、宗教団体と関わりがあるとは思えません。
まして、クムランの基地は、俗世を捨て入信したものが、財産を全部寄付することと住んでおり、在家信者から10分の1税を取ることで、生計をたてていましたので、会社を設立して稼ぐということはしないので、宗教団体を作ってクムランの真似をするのであれば、会社を経営したり、喫茶店を経営することはありえません。
在家信者であれば、そうかもしれませんが、もし極めたければ、さっさと俗世を捨てているはずです。
しかし古代クムランは試験があり、それにパスしないと住み込んで暮らす権限が与えられなかったようです。
何故母親の口からクムランという言葉が出たのか謎ですが、その方の母親は大の自己啓発好きで神秘的なものに強く魅了されやすい体質だったため、古代に存在したクムランという団体を知り、光と闇の戦争を空想し、それで憧れからその言葉が出てしまったのではないかな~って想像します。
(なんせ分析の情報が決定的に不足しすぎているので、空想するしかない。)
古代クムランでは、その道(天の国)はとても険しく、ラクダが穴を通る方が簡単なそうな。
ラクダとは幹部候補生が入る学校での卒業間近のランクだとか。
穴とは卒業試験のことだとか。
(あくまである人の説でしかないのですが)
ある人に言わせると、天の国とはその宗教団体の幹部達のクラスのこと。
彼らは襲名をしており、アブラハムとかエリヤとかガブリエルとか肩書きを持ってり、彼らは「とって食べなさい これは神の肉である、とって飲みなさい これは神の血である」とい聖餐の儀式をやっており、彼らの会食を間近に見られる権限を持つものはとても幸せで、彼ら幹部が食べこぼしたパンくずをひろって食べれることは、彼らの知恵?(神の知恵 神聖さ?)を体に取り入れることだとされたようです。
そうそう、大変な身分制度が厳しい社会で、他の人が発言するのをさえぎってしまうと、それはとても悪いこととして、数日間謹慎処分になっていたようで、上の人の言うことには下のランクのものは絶対服従という掟だったようです。
私が知る限り、クムランと名乗る宗団は21世紀に存在しません。
イルミナティーという団体が存在しないのと理屈は一緒。
もし、会社の名前をイルミナティーとつけたら、あるいは自分達はイルミナティーであると公言したらどうなるか。
KKKという名前やKGBという名前をつけたがらない、名乗らないのと理屈は一緒。
お礼
ありがとうございます。 客観的にその団体を知ることは、今のところできないんですね。 宗教団体を作ってクムランの真似をするのであれば、会社を経営したり、喫茶店を経営することはありえないというところは特に参考になりました。
補足
一週間たちましたので質問を締め切ります。 皆様、ありがとうございました。