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宗教・思想・哲学
宗教・思想・哲学の関連性について考えたいと思います。 宗教・・・あらゆる人間活動、思想の根底にあるもの。 思想・・・あらゆる人間活動において、思考すこと。⇒考え自体、考え全般を指す。 哲学・・・思想に対する学問、研究、文書。⇒学術的体系。 こういった関係で宜しいでしょうか? ※哲学カテゴリー、レギュラーの皆様のご意見をお伺いしたいと思います。
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質問者が選んだベストアンサー
宗教は、人間の根底にある信仰心が形となってあらわれたものだと思います。 形(例えば信仰対称など)がないものは宗教ではないでしょう。 人間が考えることは思想です。はい。 哲学は二つの意味があってそれがごちゃごちゃになっていると思います。 一つは、人生論的な意味。もう一つは学問としての宗教です。 この二つが渾然となっているのが哲学での質問でいろいろもめる元の気がします。
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- Nakay702
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「お礼コメント」を拝見しました。 >エジプト神話は現実のものとして宗教形態が残っているのに対して、ギリシャ神話は思想・哲学には形が見えるものの、具体的宗教形態を残していないのです。それどころか、エジプト神話の流れから発生している“キリスト教”が普及してしまっているようなのです。ギリシャ神話からの宗教形態は何処に行っちゃったのか疑問を持ちました。 ⇒なるほど、そうですね。確かに不思議ですよね。それについて私は次のように考えました。 ギリシャは、比較的自然が豊かなので人と自然は親和的で、これに親しみこれを哲学し、ロゴスと頭脳の働きを重視して知識を求めました。一方エジプト(やアラブ)は、相対的に自然が過酷で、ために人間の内面にこもって瞑想し、パトスと情意の働きを重視して律法や宗教的な教えを求めました。これが、「エジプト神話は宗教形態が残っているのに対して、ギリシャ神話は思想・哲学には形が見えるものの、具体的宗教形態を残していない」ことの理由だと考える次第です。 ついでながら、ヨーロッパ世界はこの2つの、いわば両極を成すような要素を吸収しながら発展したと言えるでしょう。すなわち、ヘレニズムとヘブライズムとは、二項対立のような様相を呈しながらヨーロッパ精神史を綾取ってきた、と言えるのではないでしょうか。いや、精神史のみならずヨーロッパ史全体が、ある意味「この二項要素の弁証法的対立」の歴史でもあった、と言えるかも知れません。スコラ哲学(護教論)、普遍論争、ルネサンス、皇帝と教皇の対立、宗教論争、理神論と無神論…などあらゆる事柄にこのことが関わった、と言っても過言ではないでしょう。 これを要するに、ヘレニズムとヘブライズムとは、いわば「テーゼとアンチテーゼ」のようにみなされて、これを不断にアウフヘーベン(止揚)する過程がヨーロッパ史の縦糸を形成してきた、と言えると思います。そして、その弁証の作業は、ある意味、いまだに未完のまま続いている、とも言えるのではないでしょうか。 以上、再伸まで。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
- 雪中庵(@psytex)
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宗教、思想、哲学というのは、社会的・現象的な分類で あって、その本質は、世界観、価値観、生命観といった 本質に関わる考察である。 実際、科学が未発達な時期は、宗教(=神に原因を求 める)が世界観や価値観を成していた時代もあった。 その時代は、僧侶が科学的発見をしていたように、 宗教は科学も兼ねていた。 科学の深まりにおいて、科学は神と相性が悪くなり、 幾多の優れた僧侶科学者が、異端者として処刑され、 科学が宗教から分離し、また論理的洞察を旨とする 哲学もそれに応じて分離したのだ。 そうした視点のないあなたの定義では、どれも重なっ てしまっています。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
- stmim
- ベストアンサー率24% (57/236)
先ほどの回答で間違えました。 大変もうしわけない。「哲学」とかくつもりが「宗教」と書いてしまいました。 誤 >一つは、人生論的な意味。もう一つは学問としての宗教です。 正 >一つは、人生論的な意味。もう一つは学問としての哲学です。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12512)
う~ん、むずかしい! 宗教…人間の情意的信念と活動、観照・瞑想の根源となるもの。 思想…人間の知的営為の活動において着想される概念・思念・理念。 哲学…宗教・思想に対する形而上学。統合と体系化、人間の幸福のために科学的指針と当為を探求する。 以上を私の「暫定的な」回答とさせていただきます。 なお、再考の上変更がありましたら再伸いたします。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。 >う~ん、むずかしい! 宗教は別として、思想・哲学においては普段このサイトのカテゴリーでも良く使用していますが、簡単に言うとどういうことかと思い、質問してみました。 本来であれば、宗教・思想・哲学とカテゴリーが分かれていれば判りやすいのですが、ここである程度のアウトラインを共通認識として持ちたいと思ったのです。 というのも、先に質問を立てている中でギリシャ神話とエジプト神話がありますが、エジプト神話は現実のものとして宗教形態が残っているのに対して、ギリシャ神話は思想・哲学には形が見えるものの、具体的宗教形態を残していないのです。それどころか、エジプト神話の流れから発生している“キリスト教”が普及してしまっているようなのです。ギリシャ神話からの宗教形態は何処に行っちゃったのか疑問を持ちました。
- Mokuzo100nenn
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宗教:一部の人々(集団)の共同幻想 思想:個人個人の価値体系 哲学:好奇心
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。 木造さんにしては、視野が狭い回答かな。
お礼
ご回答いただきまして、ありがとうございます。 >もう一つは学問としての宗教です。 実は哲学については、非常に細分化されていて、宗教哲学は宗教を根底とした一つのカテゴリーに過ぎないのです。