酸クロリド使用時の、界面重縮合の重合度
酸クロリド使用時の、界面重縮合の重合度
酸クロリドとジアミンによる界面重縮合を考える時、
重合度を上げる為、厳密に等モル仕込みをする必要がないと聞いた事があります。
これは、どのような根拠に基づくものでしょうか?
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一般に重縮合は、二つの物質を厳密に等モルに仕込み、かつ反応をほぼ100%にまで
進行させない事には、重合度が上がらない事が知られています。
これより、酸クロリドとジアミンによる界面重縮合においても、
互いを厳密に等モル仕込みにするべきであり、そうでなければ十分な重合度は
獲得できないと私は考えています。
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それにも関らず、厳密に等モルにする必要がないのは、
『酸クロリドの反応性が高く、かつ発生する塩化水素を反応系に仕込んだ塩基が
トラップする事で、反応を一層促進するから』と考えて宜しいのでしょうか?
これらについて、ご教授頂ければ幸いです。
ご存知の方は、どうか宜しくお願い致します。
お礼
ありがとうございます。 大変わかりやすい説明でした!