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原子力発電は必要か?セキュリティーから見たリスクは?
以上の題でご意見をお聞きしたいのですが、なんとなくアンケートみたいな題になってしまい申し訳ないです。 昨今、事故が相次ぎ原発は止まっています。 しかし、日本は資源に乏しい国です。 また最近の原油の高騰など、外部の影響を非常に受けやすい環境化にあります。 単純に放射能というだけで拒絶して良いものでしょうか? 逆に言えば、技術を上げることでその危険を更に下げる事を 目指しても良いのではないかと僕は思うのですが…。 技術立国である日本だからこそ挑戦しても良いと考えてしまうのですが。 また、さらに言えば核融合を用いた更なるエネルギー源に近づけるのではないでしょうか?
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iwakistさんの書き込み 読ませて頂きました。私は近隣に原発が無いのでそのあたりが良く理解できずにいましたが 実際には近隣住民の方も十分納得されて受け入れた訳ですね、犠牲者みたいな言い方になっていましたのでお詫びします。 原発の政策内容にも地域との相互理解 地域との共生 という事が実施項目で出ておりますし、公聴会を何度も開いて住民の不安を出来るだけ払拭するような形式が取られていると聞いていましたので意味が分かりました。 ksy2718さん 原子力の危険性だけを訴えていますが それだけでは情報が偏ったままです、マイナス要因だけを知識にすれば 偏った判断しか出来ません。 原子力を公平に判断するならば危険性とそれに対する安全対策についても情報を集めないと正しい判断は出来ないと思います。人間を評価する時でも 短所だけを挙げれば 偏った人物像になってしまいます、長所と短所を挙げなければ本当の評価ではありません。 もっと広い視野で情報を取ることが必要ではないでしょうか。 近隣ということで本当に心配ならば原発担当者に説明をお願いしたらどうでしょうか?懇切丁寧に説明いただけると思います。 だいたい述べたい事は書きましたし これ以上は論議をしても無意味と思いますので これで最後にいたします。 私は質問者さんと同じく 日本の技術力で原子力の安全性を更に高める事が出来ると信じています。
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- AUTOEXEC.BAT(@iwakist)
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ksy2718改めnoname#43792さん 福島県民として言わせていだたきます。 >金で命を売ったことを住民は後悔してます。何度も発電の停止を裁判所に訴えています。 と言ってますが静岡の方々はみんなそうなんでしょうか? そんなことあるはずないですよね。原発の雇用を生活の糧にしている人も大勢いるはずです。 それに浜岡原発は浜岡町長、静岡県知事が了承したからできたわけで、押しつけられてはいないですよね。 リスクと引き替えにお金をもらってはずなのにリスクだけなくせなんて虫が良すぎませんか? あなた風に言うと『静岡県民はずるい』と言えますね。 質問と関係のない事をこれ以上言い合っても仕方ないので終わりにします。 質問者様、場を荒らしてすみまんでした。
原子力発電の関係者が原子力発電を否定する事は自身が職を失う事です。 原子力発電所に関係する人とはどのような人でしょうか? 原子力発電所の設置をすることで国から補助金をもらえます。また、法人税は地方税ですから、県と各市町村に納められます。 町の規模に見合わない歳入が入ります。その結果、必要以上の公共事業ができます。公共事業が増えれば、建設関係の方は安定した売り上げが期待できます。また、発電所は積極的に地元の人を雇用します。そして、発電所の社員食堂や弁当の手配も地元の企業を使います。外部に任せることができる事は全て地元の企業に任せます。 発電所の存続は地元の住民の同意が必要です。発電所存続のためにやっていることです。 私の知人に浜岡原子力発電所で働いていた人がいます。危険手当が支給されていたそうです。彼は原子炉や放射能に被曝するような場所では働いていなかったそうです。 安全安心を謳っているのに危険手当が支給されています。 農業関係者や漁業関係者の方は発電所の恩恵が受けられません。発電所の近くで捕れた農産品や魚を買いたいと思う人はいません。 原子力発電を推進する為に金をばらまいています。 そして、旧浜岡町の東に位置した旧御前崎町にも国から補助金を貰っていました。(現在この両町は合併し、御前崎市になっています。) 金で命を売ったことを住民は後悔してます。何度も発電の停止を裁判所に訴えています。 ANo.25が消されていないのは、何故。 現実に目をそむけ、ウランを燃やし続け、放射性物質を私たちの子孫に残すことが正しいのですか? 馬鹿馬鹿しい時間を費やしました。
過疎地での建設は当初、安全だからと言われて建設した。町も誘致した。確かにそうですね。 日本初の原子力発電所を受け入れた東海村は「日本原子力発祥の地」という看板を立ててましたよね。あ、ごめんなさい。臨界事故が起きて、今は倉庫にしまってました。 原発を受け入れた町や村は国や電力会社からたくさんのお金をもらって喜んでいます。 そんな訳ないでしょ。 「当初、原子炉2基しか建設していなかった発電所で電力需要の増大があるから、3基目、4基目を建設します。」と、言われて「どうぞ建設してください。」と言う人がいますか? スリーマイル島の事故が起き、みんなが原子炉の怖さを知っているのに、「経済が潤うから建設してください。」っていう人がいますか? みんな反対しますよ。裁判まで起こして建設計画を止めようとしてるでしょ。司法の判断は「公共性があり、既に原子炉があるから1つ、2つ増えても変わらないでしょ。建設の許可を与えます。」(乱暴な言い方ですが、)でしょ。 受け入れた既成事実があるのだから、作ってもよいのですか? 確か、四国の村長さんが「村の経済発展」のため、最終処分所に立候補しようとしたことがありました。村民は経済発展より自分たちの安全を選択しました。 三重県では一旦建設が決まっていた原子力発電所建設計画が白紙撤回になりました。 福島県の方は心が広い。 ごめんなさい、エチケット違反でした。
- AUTOEXEC.BAT(@iwakist)
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質問に対する回答ではないのですが、気になる事あるので書き込みさせていただきます。 みなさん原発が過疎地の地方に無理矢理作ったように思われているようですがそれは違います。 原発の立地に関しては電力会社と地域で合意して建設されています。 原発は危険な物ですが原発が生み出す雇用は過疎地にとってはとても魅力的なものです。 私は福島原発の近くに在住ですが、付近住民は原発が生み出す雇用により県内で最も裕福な地域になりました。 今の生活に満足している人は多数で、都市部の犠牲になったとか危険を押しつけられて怒っていると考える人はあまりいないと思います。 問題は事故が起きたときの対応です。 我々にすれば命にかかわる問題なのに、電力会社は原子炉を停止させたくない為に情報隠蔽しようとします。 当然住民は怒り納得できる対策をするまで原子炉は長期の休止状態になってっしまいます。 この辺の報道しかたにも問題があると思うのですが、このニュースを知らない人が見ると過疎地が都市部から危険を押しつけられて大騒ぎしているように感じるようです。 被害者を悲惨に感じさせた方が視聴率とれるからかもしれませが、実際大騒ぎするのはほんの一部です。 原発が過疎地にできる訳は都市部より過疎地が立候補しているからだと思います。ただし近年は巻町のように住民投票により中止になるケースもあります。
政府のスポークマンなんですね。 >エネルギーの安定供給 原子力発電所にある原子炉がいくつ営業運転しているのですか? 新潟ではどうですか? 今年の夏は安定供給と言えるだけの電力供給がされていましたか? 日本海で起きた地震で東京は大変だったのではありませんか? 地震が起こるたびに、震源付近の原子力発電は震度が大きければ自動停止、不安があれば手動停止・点検をします。これは安全性のためには良いことだと思いますが、安定供給という点で考えれば需要に対応できないという事です。静岡の浜岡には合計5基の原子炉があります。1号機、2号機は定期検査、耐震対策のため休止中、4号機は5日ほど前に手動停止しました。 エネルギーの安定供給、偽りの標語ですよ。 私は産業革命以降、技術にはメリットとデメリットを合わせ持つものだと思っています。 例1 航空機 ここでは旅客機について考えましょう。 航空機は長距離を短時間で移動できます。安全性も他の交通機関に比べ事故発生率は低く大変便利なものです。 しかし、航空機事故が発生した場合、テレビのトップニュースで報道されています。航空機事故が起きた場合、死亡率が非常に高いからでしょう。 乗員・乗客はそのリスクを承知して、他の交通機関ではなく、航空機を選択したということです。 例2 フロン フロンが合成できた時、化学的・物理的に非常に安定で、人体に影響がない(後に発がん性物質と言われてます。)夢の化合物として注目されました。そして、フロンの物理特性を利用し、冷蔵庫やクーラーに使用せれました。また、人体に影響がないと信じていたため、冷蔵庫やクーラーをを始末するとき大気中に放出しました。後に化学的に非常に安定して分解されないと思われたフロンが強い紫外線を浴びると分解することが分かりました。地上ではフロンを分解するほどの紫外線は受けませんでしたが、大気中に放出されたフロンがオゾン層があるような高度にいくとフロンが紫外線によって分解されてしまったのです。 オゾンホールを観測していた人々は、何故、オゾンがなくなるのか分かりませんでした。しかし、詳細に大気成分を調査した結果、フロンが紫外線により分解されるとき、オゾン層を破壊することが分かりました。オゾン層は太陽から出ている紫外線を遮ってくれる大切なものです。 非常に便利なフロンの使用のリスクを考え、人類はフロンの使用をやめました。 では、今回の原子力発電所はどうでしょうか。 発電自体が非常に危険。更に使用済燃料の処理、放射性廃棄物の処理と解決していない問題が山積です。では、原子力発電所を閉鎖させる。発電をやめても放射性物質の処理ができるのかどうかも分からない。また、発電所の閉鎖をするのにも金が掛かる。とにかく、何にもなければ大変有効なエネルギー源です。 原子力発電を継続するメリットとデメリット、原子力発電をやめるメリットとデメリットを考えてみましょう。 たった1kgの放射性廃棄物の処理さえもままならない状態で、発電所を閉鎖。 じゃあ、結論は何も起こらないことを祈って、原子力発電は継続する。 だけど、祈れば原子力発電で事故が起こらないの? そんなこと誰も分かりません。だから、反対したくなるでしょ。原子力発電が如何なるものか知らないでトラウマだって、科学的な視線で考えたことあるの? webで調べれば結構載っています。原子炉は電力会社だけが保有している訳ではない事、知っていますか? 学術研究という名目で結構、色んな大学でも原子炉を保有しています。営業用ではないから、小さいプラントです。そして、小さいから以外と近くにあると思います。 政府の政策、関係ないでしょ。政府が国策として推進するのであれば、あなたの近所に建設されてもあなたは反対しないの。あなたの年金、間違いなく貰えると思っていますか? 使用済み燃料を最後に処理したのは何年前。国益のためと言って中国やアメリカに喧嘩した65年前の政治家や官僚がいたような気がします。いつでも政府の言う事が正しいの。 結局、実はあなたの言った「大局的な判断」が正しいのです。
- HappyEarth
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エネルギー政策について 根拠がないとの事ですが 日々メディアの情報を見ていれば 我が国のエネルギー政策で原子力がどれほど重要か 普通では分かる事だと思います、時期代替エネルギーの見通しがつかない限りは原子力に重点を置くのは当然です。 政府が春に出したエネルギー政策の基本計画を見てください。 政策の基本柱は省エネ 環境対策 新エネルギー開発 既存エネルギーの安定需給です。エネルギーの安定需給については国家間連携強化と原子力の推進であり 原子力は基幹電源と位置づけています。その根拠は 温暖化対策とエネルギーの安定供給の確保です。 http://www.enecho.meti.go.jp/topics/kihonkeikaku/index.htm こちらにはエネルギー政策に関するさまざまな情報が掲示されています、なぜ原子力が必要なのかが分かります。グローバルなエネルギー資源の戦略と駆引きは熾烈ですよ、先進国の中で日本のエネルギー環境は極めて脆弱です。 不安定な中東情勢 上昇し続ける化石燃料 中国インドの急速な経済発展。エネルギー政策でつまづくと日本は先進国から転落する可能性もあります。 http://www.enecho.meti.go.jp/policy/tenkai.html webでも検索すればいくらでも資料は出てきます。 http://www.google.co.jp/search?q=%E8%B3%87%E6%BA%90%E3%80%80%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E6%94%BF%E7%AD%96%E3%80%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E3%80%80%E5%B0%86%E6%9D%A5&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&hl=ja&newwindow=1&rlz=1B3GGGL_jaJP233JP234 多分 話はエンドレスで終わりは無いでしょう。 ksy2718さんは原子力の恐ろしさがトラウマのようになっているのでは無いですか。 飛行機嫌いの人で 「安全です」と言っても頑として頑なに飛行機に乗らない人がいますがそれと同じではないですか? どうか 日本丸を沈めるような考えは改めてください、国益に反する行動はしないで下さい。
きちんと整理しましょう。 原子力発電は危険であるが、危険を冒しても魅力的な発電能力がある。 危険は危険なので自分の近くには発電所を建設してもらいたくない。 実際、その危険性が分かっているから過疎地に建設をしている。危険性については今までに書いた通り(本当はもっとあると思うが)。 行政、電力会社や学術研究者は当然理解しているはず。そして、自分たちが作ったプラントに自信がないから、大都市近辺に建設できない。 現在の技術では大幅な安全性を確保できない。 更に核融合発電は、核融合を開始させるために超高温にしないといけない。超高温にするためのコストが非常に掛かる。超高温に耐えるだけの材料がない。実現するには常温核融合を可能としなければいけない。 原子力発電の推進をしたいのであれば、その危険性を考慮すべき。「原子力=危険と短絡的に考えて完結する人」はイメージだけで言うな、という事だと思います。であるならば、危険性を知らずに推進と言うな、と言う事ではないでしょうか? みんな「リスク」と言っているけど、リスクの中身を知っていて使っているんですよね。
HappyEarthさん あなたの話に科学的な根拠が示されていない。この手の話をするときは確かな事実を検証し、それに基づいた答えをするべきでしょ。上げ足をとるようなことばかり書いたって、それが主張になる訳ではないでしょう。 あなたの意見には全く根拠がない発言です。石油がなくなるから、原子力発電で行きましょう、だけで納得できる訳ないでしょ。 原子力発電の有用性を示してください。根拠(科学的でも、政治的でも)を示さず、話すだけなら誰だってできます。原子力発電に反対する人を非国民扱いにしているのだから、「大局的に判断できる」根拠を示してください。まさか、現時点の原子力発電が日本の総電力の50%だから、なんてのはやめてください。 それと一般人って、どの人を指すのですか? 行政や電力会社で働いていない私も一般人だと思うのですが、違いますか? 個人的には原発には反対です。現状では原発に頼るしかない。だけど、継続的に安全で安心できるエネルギーに転換してほしい、という事です。
- HappyEarth
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ksy2718さんの回答に 「原発は必要ではある」 という書き込みは確認しています。 ただ全体見てみると ksy2718さんの主張は 読み手にどんな印象を与えるでしょうか? ●核分裂を完璧にコントロールすることは不可能 ●原子力発電所付近の植物が異常なほど成長しています。 ●動力炉の冷媒金属ナトリウムが 水と触れた瞬間に爆発し原子炉が暴走・爆発そして日本一帯に放射性物質が拡散、黒い雨が降ります。●浜岡原発が断層上にはないとは信じ難い。 ●過疎地に原発を稼動させるのはけしからん。 「でも 原発は日本には必要です。」 これでは 聞いている方が「えっ!賛成なのかよ?」と思いますよ。 一般人に危険性を詳細に説明すれば 知識の無い人の大方は原発反対になりますよね。ksy2718さんの主張は結果的には原発反対派の主張に変わりはありません。
お礼
すみません! なかなかお礼申し上げられなくて(汗) 第三者として、お二人の意見を見させて戴きました。 恐らくお二人とも正しい事をおっしゃっていると思います。 ksy2718さんは、静岡在住だったのですね! 確かに原発を抱える県民に、原発の無い県から『エネルギー』が足りないから、作る施設を作らせろ!というのは暴論です。 リスクが少ないからというのは、本質的な理由ではないですもんね(汗)ただ、それ以外に現時点で効率的で有効なエネルギー源が無いのも事実なんですよね。 ホントはもっと技術を高めたり、更に危険性の少ない太陽光や波力・地熱などの自然エネルギーを低コストで使えるようになればいいんですがなかなか今の時点では巧くいかないですよね…。 あと国家はもっと情報公開をし、具体的にこれくらいのリスクが有ると断言したほうがいいですよね!いつも電力会社は安全としか言わない。 具体的な確率でこれくらいは最初から危ないです!というべきだと思います。 HappyEarthさんもありがとうございます! リスクの観点から見れば『もしも』が起きた時、どうしてもリスクを最小限にすべきという判断もまた正しいと思います。 『不慮の事故』ではなく、テロなどの人為的破壊の場合は、リスクは度外視されてしまうからです。 難しい問題です。 ただ、国民がもっと関心を持ち、興味を持ち、自分の問題と考え、省エネを実行するとかしなければなりませんね! 権利ばかり主張して義務を果たさない…電力を使って二酸化炭素を出しているのに、発電するな!では矛盾してしまいます。 でも、お二人のご意見は本当に良くエネルギーを考えていらっしゃるんだなと思いました! 本当にありがとうございます!!!
HappyEarthさん 現状を説明していないのはあなたです。 現状の原子力発電の利点、リスクについて具体的に何も記されていないでしょ。リスクはあると言うもののそのリスクの中身について何も記してはいません。 >日本の置かれているエネルギーと電力政策を 将来的な見地で述べただけです その答えが >原子力発電は大局的に判断できる人ならば 受け入れる結論になるはずです。原子力=危険と短絡的に考えて完結する人は電気料金を倍払ってもらいましょう そして >「原発は100%安全だとは言い切れません、ただ原発に頼るしか道は無いんです、どうか人口過疎地の地方に原発を作らせてください」 万人が納得できるのですか? 私は現状で原子力発電は必要と答えています。(最初から言っていることです) ただ、将来はその他のエネルギーを考えなければいけないとは思っています。(個人的には太陽のエネルギーを使用できるシステムになるのではないかと思っています。) 地球に降り注がれた太陽エネルギーの97%は使用されていないので、この中の5%だけでも使用できれば、と思っています。 >原油供給の将来を見越して >日本は原子力を推進しないと 安定した国家の運営も国民の生活も また安全保障も障害が出る事をしっかりと理解させないといけません 石油の枯渇は確かに近い将来訪れると思います。 しかし、日本は原発の原料であるウランやプルトニウムも自給できていないのですよ。(ウランについては効率が悪い方法ですが、海水中にあるウランを集め、濃縮し原料に使用する事は可能ではあります。ウランに関して、環境基準値が定められていますが、海水については通常、地水(河川や湖沼、地下水)より遥かに高い濃度で存在します。したがって、海における環境基準値が適用されません。私自身が測定し海水中のウランの存在を確認しました。99%以上が放射能のないウランですが) ウランやプルトニウムの運送は将来どのような手段を用いれるのですか? まさか、重油を燃やしているタンカーで運搬などと考えてはいないと思っていますが。また、ウランだって鉱物資源である限り、枯渇する日も訪れると思います。その時にはどうするのでしょうか? しかし、だからプルサーマルという発想は危険です。プルトニウムの危険性は原爆の材料として利用可能である限り国際社会の反発を招く行為です。日本の安全保障の上ではプルサーマルは選択してはいけない行為です。また、プルサーマルはヨーロッパ(特にフランス)で実用試験をしていました。しかし、断念した計画です。もんじゅだって現在試験運転もできていない状況です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85 原子力発電所では、様々な技術を駆使しています。安全性については公表されているものを信じれば完璧でしょう。しかし、動力炉の冷媒が何か知っていますか? 金属ナトリウムですよ。これが何か理解していますか? 金属ナトリウムが外気に触れた瞬間に燃焼します。冷媒の金属ナトリウムを冷却する為に水を使用しています。水と金属ナトリウムが触れたら何が起こるか、考えたくない状況が起きます。まず、金属ナトリウムと水と触れた瞬間に爆発、この爆発のエネルギーで原子炉周りが破壊、その衝撃で原子炉が暴走・爆発。爆発の影響は日本一体に放射性物質が拡散、黒い雨が降るでしょう。 チェルノブイリでは事故発生直後からチェルノブイリ付近では雨を降らさない政策をしました。その為、事故に対して被害者が少なくなりました。(こんなことを日本でできると思いますか?)しかし、雨を降らさなかったことで偏西風やジェット気流に放射性物質が運ばれ世界中に拡散しました。 原発はリスクがあっても今の日本にとり、必要なエネルギーです。ただし、その危険性を解決させること(地域住民を納得させること)は厳しいという現状があるんだ、という事です。技術立国と言われてはいても、日本は基礎科学の分野については、後進国です。欧米諸国は基礎分野(使い物になるかどうかは分からない技術)に対しても補助金を出し、研究を続けています。 まあ、こんな書き込みをすると叱られるとは思いますが、機動戦士ガンダムに登場するコロニーは太陽電池を使用していました。(実はガンダムに登場したコロニーはNASAの1970~80年代の未来観測に基づいているものですが) 核融合の危険性はスパイダーマン2を見れば、想像できると思います。 こんな事は考えたくない世界ですが、キアヌ・リーブス主演のマトリックスでは、人体のエネルギーを使用していました。 しかし、このような発想がハリウッドの原作者や脚本家の知識だけでは制作できないでしょう。科学顧問がついて現在の技術だけでは不可能ではあるかもしれないが、今後実用できる可能性のある科学技術としてストーリーに採用しています。(このような協力を政府挙げて手助けています。) 先にも記しましたが、今は原子力発電。今後は原子力・化石燃料を使用しなくてもよい方法の模索をいち早く研究・実用化。これがベストではないでしょうか。 何か、質問者さんの問を無視した回答になってしまって申し訳ないと思います。
お礼
すみません! なかなかお礼申し上げられなくて(汗) 第三者として、お二人の意見を見させて戴きました。 恐らくお二人とも正しい事をおっしゃっていると思います。 ksy2718さんは、静岡在住だったのですね! 確かに原発を抱える県民に、原発の無い県から『エネルギー』が足りないから、作る施設を作らせろ!というのは暴論です。 リスクが少ないからというのは、本質的な理由ではないですもんね(汗)ただ、それ以外に現時点で効率的で有効なエネルギー源が無いのも事実なんですよね。 ホントはもっと技術を高めたり、更に危険性の少ない太陽光や波力・地熱などの自然エネルギーを低コストで使えるようになればいいんですがなかなか今の時点では巧くいかないですよね…。 あと国家はもっと情報公開をし、具体的にこれくらいのリスクが有ると断言したほうがいいですよね!いつも電力会社は安全としか言わない。 具体的な確率でこれくらいは最初から危ないです!というべきだと思います。 HappyEarthさんもありがとうございます! リスクの観点から見れば『もしも』が起きた時、どうしてもリスクを最小限にすべきという判断もまた正しいと思います。 『不慮の事故』ではなく、テロなどの人為的破壊の場合は、リスクは度外視されてしまうからです。 難しい問題です。 ただ、国民がもっと関心を持ち、興味を持ち、自分の問題と考え、省エネを実行するとかしなければなりませんね! 権利ばかり主張して義務を果たさない…電力を使って二酸化炭素を出しているのに、発電するな!では矛盾してしまいます。 でも、お二人のご意見は本当に良くエネルギーを考えていらっしゃるんだなと思いました! 本当にありがとうございます!!!