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入門レベル清算表の質問
個人商店の清算表についてお伺いします。いろいろと初歩的な質問がいくつかございますが、宜しくお願いします。 1.清算表の修正仕訳という欄は、決算整理の仕訳のみ書くところという解釈でよろしいでしょうか? 2.引出金の右のほう、P/L,B/S部分が空欄なのが気になるのですが、これはつまり、引出金は表示科目としてP/LやB/Sには載らないという解釈でよろしいのでしょうか?(資本金の減少で理解してくださいということなのでしょうか?) 3.気になってたことなのですが、「当期の減価償却費」が「前期繰越の減価償却累計額」に加算されて「次期繰越の減価償却累計額」となっていくという理解でよろしいですか?これって減ることはないのでしょうか…。商店を作ってから数値としては膨らむ一方なのでしょうか。もしこの理解で良いとしたら、設備投資の規模を示す数値となるのでしょうか? 4.決算整理で「仕入・繰商」「繰商・仕入」の二本の仕訳が出てくるのですが、この二本目の仕訳をする意味がよく掴めてません。一本目は、(前期繰越商品+当期の仕入)-(期末繰越商品)をすることで売上原価を求めるということでよろしいでしょうか?二本目は何なのでしょうか。 レベルの低い質問かもしれませんが、宜しくお願いいたします。
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こんにちは。 うろ覚えですが・・・。 1)清算表は決算整理において全体の流れと金額の確認のために作成するものですので、決算整理事項の記入でOKです。ただ個々の仕訳の理由(売上原価の算定、前払、前受、未収、未払など)はある程度理解しておいたほうがいいと思います。 2)引出金は、直接資本金勘定に仕訳する場合と、引出金勘定に仕訳する場合がありますが、いずれにしても決算時には資本金勘定で表示します。ですので引出金勘定がある場合は決算時に資本金勘定へ振り替えます。P/LやB/Sには記載されません。 3)減価償却は、有形固定資産の取得価格から残存価格までの金額を法定耐用年数によって各年度に費用として計上するものです。ですので残存価格になるまでは累計されます。減少するのは固定資産を売却したり、火事などで失ったり、貯蔵品として扱う場合などです。 設備投資の規模を示す数値だけでなく、会社の持つ資産の大きさや、利益の増減などにも関わっています。 4)1本目は前期の商品と当期の仕入を合算することによって、当期に扱った商品の量(金額)を算出します。そこから2本目(当期期末残高)を差し引いて当期の売上原価を出します。 ですので、一本目は「前期繰越商品と仕入の合算」、2本目は「(前期繰越商品と仕入を合算したもの)-期末繰越商品」ということになります。(売上原価の算定)
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- fantastic7
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【3の質問について】 (1)次期の減累になる流れの理解はそれでokです。 (2)減ることはあります。資産を売却や除却した時などです。 (3)売却や除却をしなければ、限度額まで増えつづけます。減累は償却資産 をいくら費用化したかどうかの累計額です。よって、「当初の設備投資額 -減累=現在の設備資産の簿価」となります。簿価とはたんなる簿記上の 金額であり、現実において評価される金額は時価となります。質問文か らは減累自体が設備の規模を表すという主旨のようだと思いますが、減 累自体は資産の控除項目であるため直接規模を表すものではありまん。 【4の質問について】 1本目は質問文の算式の「前期繰越商品」で、2本目は「期末繰越商品」の部分を構成しています。 売原の算定には2つの仕訳両方必要です。仕入科目のT勘定を作って、2本の仕訳をあてはめて考えると分かりやすいと思います。ちなみに2本目の仕訳により、当期の在庫を翌期のB/Sに商品勘定として表すことができます。 【2の質問について】 引出金と言う科目は聞いたことがありません。引当金の間違いでは?
お礼
ありがとうございます。 2についてなのですが、個人商店には「引出金」という勘定科目があるみたいです。どういうものかというと、商店の資本金から事業とは関係ない目的でお金を引き出した時に使うみたいです。 回答頂いた内容を参考にもう一度復習してます。
お礼
うろ覚えというか、パーフェクトだと思いました。 4の仕訳についてのイメージは、総勘定元帳の仕入科目で起こっていることに着目してのアドヴァイスでよろしいでしょうか。だとしたら、おそらく理解できたと思います。 理解を深めることができました。ありがとうございます。