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こうろぎの鳴声
こうろぎの鳴声からのたとえで 「ちちこいし ははにくし」 ということばを聞きましたが、 どういう意味があるのでしょうか。 また、ほかにも なにかたとえた言い方があれば おしえてください。
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こういったものを『聞きなし』といいます。 鳥や昆虫の鳴き声を、ただの擬音ではなく、 言葉に置き換えて親しんできたようです。 たぶん、このおかげで秋の虫の音などが 涼しげに聞こえるのではないでしょうか。 外国では、虫の音はほとんど同じに聞こえて、 ただうるさいだけ、ということを聞いたことがあります。 鳥の聞きなしは、ラジオCMでも取り上げられていて なじみがあるのですが、 コオロギの聞きなしは、知りませんでした。 聞きなしは、「そのように聞こえる」ということで、 特別意味はないと思います。 まあ、『聞き耳アワー』みたいなものですね(笑) ツクツクホーシは、聞きなしがそのまま名前になった例ですね。 「突く突く法師」なのでしょうか。 あまり回答になっていなくて恐縮なので、 鳥の聞きなしを挙げておきます。 ウグイス「法、法華経」 コジュケイ「ちょっと来い、ちょっと来い」 メジロ「長兵衛忠兵衛長忠兵衛」 など。 ラジオCMの受け売りです(苦笑)
お礼
ありがとうございました。 聞きなしという言葉、初めて知りました。 辞書でしらべましたら ツバメの鳴声が 「土くうて虫くうて渋い」とありました。 おもしろい。 地方によっていろいろあるのかもしれませんね。 ところで、 質問を書いたときに、何かしっくりしないものがありましたが そのわけが解りました。 「こうろぎ」ではなくて「こおろぎ」でした。 一度書いたものが消せないって、はづかしい・・・