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局所一様収束であって、一様収束でないものの例の証明手段について
D={z∈C:|z|<1}とする。 D上の関数をfn(z)=z^nとするとき 関数列{fn}が局所一様収束することを示せ。 またD上で一様収束しないことを示せ。 という問題で行き詰っています。 どのような手段で証明すればよいのでしょうか? ご指導よろしくお願いします。
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まず、極限関数はf(z)=0 sup(z∈D)|fn(z)-f(z)|=sup(z∈D)|z^n|=sup(z∈D)|z|^n=1 なので、sup(z∈D)|fn(z)-f(z)|→0(n→∞)とはならず、Dでは一様 収束しない。 局所一様収束って、Dに含まれる任意の閉集合上で一様収束することで したっけ? Dに含まれる任意の閉集合Sはある閉円盤|z|≦r<1に含まれる。 よって、sup(z∈S)|fn(z)-f(z)|=sup(z∈S)|z|^n≦r^n→0(n→∞) 従って、fn(z)はSで一様収束、すなわち、Dで局所一様収束する。
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ありがとうございます。大変よくわかりました。