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リップル電流

電源平滑回路に使用している電解コンデンサが故障(液漏れ)してしまうのですが、リップル電流がどれくらいか計測するにはどのようにすると良いでしょうか?

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回答No.1

コンデンサに流れる電流を検討するのであれば、 1)コンデンサ無しの状態の電圧波形から、リップルの周波数、高さを確認して計算で求める方法。 2)コンデンサの入り口にシャント抵抗をつけて、その両端をフローティングのオシロで計測して求める。 3)電流プローブを使う。 http://www.tektronix.co.jp/products/accessories/oscilloscope_probes/current.html 液漏れの原因ですが、耐電圧がギリギリの場合、周波数が高すぎる等が考えられます。

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回答No.2

簡単に求めるには,デジタルオシロでリップル電圧を見て周波数fを測定し,演算機能を使い実効値Vrmsを求めます. コンデンサの公称容量Cから,リップル電流Irmsは Irms=2π×f×C×Vrms で,fが数kHz以下の場合に概略の値は求まります. fが数10kHz以上の時は,電流プローブで測定します. 電流プローブは買うと高価ですが,交流だけで10kHz以上の時は,ノイズフィルタから自作できます. 使うのはコモンモードチョークで,小型大インダクタンスが良いでしょう. http://www.murata.co.jp/catalog/c09j12.pdf 例えば,ここのPLA10AN4330R3R2なら,空いているところに1回コンデンサへのリード線を通せば,100~200:1の電流プローブになりますから,元々の巻き線を直列にして数Ωから10数Ωの抵抗を入れ,周波数fの交流電流を流して1Aのとき抵抗の両端が0.1Vになるように校正して使います. なぜコモンモードチョークかとゆうと,コモンモードチョーク用コアは透磁率が高くて漏れインダクタンスが少ないからです.

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