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受験までに読んでおくべき古典作品
はじめまして、現在高(1)です。 突然ですが、質問させて頂きます。 「受験までに源氏物語のあらすじは一度読んでおいた方がいい」と聞いたことがあるのですが、その他の有名な作品についても同様のことが言えるのでしょうか。 また、具体的な作品名やお勧めの本などがあれば教えて頂けると嬉しいです。
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受験に合格することだけを考えるなら、特定作品を深掘りするより 作品を問わず読むことで"古文慣れ"し、また単語や言い回し、文法を覚える方が先かと思います。 というのも、大学ごとに入試問題に採用する作品にはかなり偏りがあるからです。 よって、基礎を固めた上で志望大学・学科を決めて、それからの取り組みで十分です。 源氏物語のあらすじを読んでおけと言われるのは、源氏物語の文章は省略が多く、 また大長編小説だけあって出題される程度の文章量だけでは意味を取れなかったり 訳が非常に難しく、回答が困難であるからにすぎません。そんな作品は他にはそうないです。 また源氏物語が出題されない大学・学部もたくさんあります。 一般教養としてなら、枕草子や徒然草がお勧めです。どちらも有名で比較的読みやすい上に、 現代人にも通じる感性や教訓が含まれており、慣れると興味深く読めるかと思います。 大学で国文学を専攻しない限り、日本の古典文学を読む機会は高校時代限りです。 せっかくの機会ですので、興味を感じる作品に出会ったら通読してみてください。
お礼
回答ありがとうございます。 大変参考になりました! 枕草子や徒然草も読んでみようと思います。