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「ヴ」という表記は必要か?
英語などの「V」が含まれる言葉を「ヴ」を使って表記することがあります。 それは何のためなんでしょうか。 「B」と「V」を区別するためだ、というなら 「SEA」と「SHE」はなぜ区別しないのでしょう。 「インタビュー」を「インタヴュー」と書く人がいますが、これは変ですよね。 「インタヴィュー」でなくては。
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- Eivis
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またEivisですが、「必要である」かどうかの念押しがありましたので再度おじゃまします。 印刷物では書いた方の想いが、感じられるので「絶対必要」だとおもいます。 私は「ヴ」を使わない時代は知らなかったので、勝手にいつも使っていましたので、問題にする事自体、不思議な気がします。
- nolita
- ベストアンサー率55% (22/40)
ブルガリのつづりは"BVLGARI"ですが、これは中世まで"V"の文字が"U"をかねていたころの名残です。母音の時は"V"は"U"の音、子音の時はそのまま"V"の音だったということです。なので、発音は「ブ」の音が正解で、「ヴ」ではありません。実際、ブルガリのサイトのURLは下のように"u"を使っています。
- 参考URL:
- www.bulgari.com
お礼
ありがとうございます。 そういえば「W」は「ダブルユー」つまり「U」が並んでいることでしたよね。
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
再びEivisですが、、、文字を視覚的に見方を変えてはいかがでしょう? つまり、普通の会話ではほとんどの人が(V)の発音で話さないわけですね! 加藤茶さんは(VIVAVIVA)をビバビバといい、日本人の会話では一向差し支えないんです。 私は(V)の字は好きな方ですが(日本語の)会話では使いません、、、キザ過ぎます! ただ文字にした時は「ヴァージン」の方が「バージン」より好きなんです・・・個人的趣味ですが! 明治大正時代のヨーロッパ文化が主流だった時代の名残か(V)を使った文章には、視覚的にもこの「ヴ」を使ったものが多いと思います。。。ハイカラな感じがしたんでしょうね! 最近の傾向は、そのような文化的時代の流れを評価し直しているためだと思います。
お礼
ありがとうございます。 ということは、やはり「V」の音は日本語に不向きなんですね(笑)。 言葉には出さなくても文字にはしたい、ということですか。 お答えを寄せてくださったみなさんは、「必要である」というご意見なのでしょうか…
0.No.98881の回答の前に書いたものなのでその辺をよろしく。 1.なぜ、「ヴ」だけが使われるか。 /ka/,/ki/,/ku/,/ke/,/ko/は「か」「き」「く」「け」「こ」と表記されます。これは日本語でも、「か/ka/」「き/ki/」「く/ku/」「け/ke/」「こ/ko/」だからです。 しかし、/sa/,/si/,/su/,/se/,/so/は、多少正確に書くときは、「さ」「すぃ」「す」「せ」「そ」と表記します。これは日本語の「し」が/shi/なので、/si/の表記のためには「す/s(u)/」+「い/i/」を使うわざるをえないからです。(「子音+/u/」を「子音単独」と同視するのは、単独の子音字を持たない日本語表記の通則です) そして、/fa/,/fi/,/fu/,/fe/,fo/は、「ふぁ」「ふぃ」「ふ」…で表記します。何故なら日本語の中の/f/の音は、「は/ha/」「ひ/hi/」『ふ/fu/』「へ/he/」「ほ/ho/」の「ふ/f(u)/」にあるからです。 ならば、その有声音である、/va/,/vi/,/vu/,/ve/,/vo/も「ぶぁ」「ぶぃ」「ぶ」…で良さそうです。しかし、残念ながら、「ば/ba/」「び/bi/」『ぶ/bu/』「べ/be/」「ぼ/bo/」なのです。そのため、/va/を「ぶぁ/b(u)a/」と書くくらいなら「ば/ba/」とで十分なのです。 ところが、日本人は/f/の音を持っているだけにその有声音である/v/に敏感でした。そのため欧州人の/v/を「ぶ」とは別の音と聞き取りやすかったのです。そこで、それを何とか表記しようとしたのが「ヴ」です。 では、なぜ「ヴ」かというと、多分、「う」を言うときの口の形と「ヴ」が似てるからでしょう。 * ちなみに、日本語の「ふ」は正確には/f/(唇口摩擦音)ではなく/φ/(両唇摩擦音)です。 両唇 唇口 歯 歯茎 後部歯茎 破裂音 <b,p> <--------t,d --> 摩擦音 <φ> <f,v> <θ> <s,z> <sh> 図のように、もともと日本にない/θ/は/s/に吸収され、/f/,/v/は/φ/に吸収されたのです。 2.なぜ、「インタブュー」「インタヴィュー」ではないか。 思うに、「ぶ」の本来の音である/bu/,/vu/が/b/,/v/に転用されるのは、そこで/u/を落とすのは自然であるから、つまり、日本語でも子音の前や文末で/u/を落とすことが多いからでしょう。実際、「~です」は/des/と発音されます。そのため、"love(/lAv/)"は「らぶ/rabu/」で代用できるのです。 しかし、"view(/vju:/)"を「ぶゅー/buju:/」にした時、/b(u)ju:/と/u/が落ちるのは日本語として自然かというと、疑問です。勿論、不自然でも、表記上仕方がないということもできます。ところが、代わりに「びゅー/biju:/」と書いてしまえば/i/が/j/に吸収されるのは自然です。「ぃ/j/」の音は半母音とも言われるように母音の「い」と交換しやすい音なのです。 ところが、「ヴ」は事情が違います。「ヴ」は/v/の表記のため意識的に作られた文字なので、/v/が本来で/vu/が転用です。そのため、はじめっから「ヴュー/vju:/」で、問題ないのです。 * 多分英語には/bju:/の音がないので、/vju:/を「ヴュー」ではなく「びゅー」と表記しても混同がないのでしょう。 同じように、/vu/の音も無さそうなので、「ヴ」を/vu/でなく/v/のために使用しても問題がないのかもしれません。もっとも、英語にもなっている"voodoo(/vu:du:/)"とかフランス語の"vouz(/vu/)"とかもありますが。 3.Eivisさん回答の「上田敏の詩『秋の日のヴィオロンの・・・』」は、フランス語ですから、「ビオロン」になっても「バイオリン」にはなりません。
お礼
ありがとうございます。 それにしても、相変わらず「V」を「ぶい」と言う人は多いですね。「ヴィ」または「ビィ」と言う人は少ない。「RV車」「V6エンジン」は「あーるぶいしゃ」「ぶいろくえんじん」ですもんね。 「ブルガリ」のつづりは「BV」で始まりますが、これは「ブ」でよろしいんですかね。そもそも何て発音するかを知らないもので…
- atsuota
- ベストアンサー率33% (53/157)
No98633のmasmasさんの回答にすでに書かれているのですが、 (一部微妙に違っていますが) No98645のお礼を見る限り、まだ誤解なさっているようですのでちょっと。 > 「ヴ」しか考案しなかったということは、「V」の子音だけを日本語表記に置き > かえるつもりではなかったのか、と推測することが出来ますね。 > 「vo」が「ヴォ」ならば、「vi」は「ヴィ」となるべきではありませんか。←し > つこい 全くそのとおりです。 「ヴ」はあくまでも子音「v」に対応するカタカナ表記ですから、 (左は発音記号、右はカタカナ表記法) 「va」->「ヴァ」(「バ」) 「vi」->「ヴィ」(「ビ」) 「vu」->「ヴゥ」(「ブ」) 「ve」->「ヴェ」(「べ」) 「vo」->「ヴォ」(「ボ」) 「vja」->「ヴャ」(「ビャ」) 「vju」->「ヴュ」(「ビュ」) 「vjo」->「ヴョ」(「ビョ」) と表記されるべきです。 ただし例外として子音「v」のみが発音される場合、「ヴ」を用いない日本語の場合は表現できないので、「ブ」で代用するのです。 あくまでも思考としては先ず「ヴ」ありきで、それを「バビブベボ」で代用していると考えるべきです。「ブ」->「ヴ」なわけではありません。 したがって逆にgootaraさんが「interview」を「インタヴィュー」と書きたくなるのはおかしいのです。 これは発音記号「vju」に対応しているので「インタヴュー」であるべきです。 同様に「evening」の「v」は母音を伴わないので、単に子音「ヴ」を用いて「イヴニング」と書くのです。
お礼
ありがとうございます。 「インタヴュー」を[intavju]と読むことを知らない限り、その字のとおりに発音すると「いんたぶゅー」となりませんか(というより、発音しにくいデス)。 「ヴィュー」の「ィ」は、「ュ」に含まれていることになるのでしょうか。 ということは、むしろ「インタブュー」「プレブュー」と書くべきなのかな… ←ほとんどブョーキ(病気)
- Eivis
- ベストアンサー率29% (1122/3749)
上田敏の詩「秋の日のヴィオロンの・・・」 これを「秋の日のバイオリンの・・・」では困ります。 世の中には情緒的なことを優先する場合もありますから、 「知識の押し売り」などと毛嫌いしないで頂けませんか? 如何なもんでしょう!
お礼
ありがとうございます。 作家ってわがままなところがありますものね。←懲りてない 「五月蝿い(うるさい)」なんて、声に出してしまえばわからないのに…。 やはり、豊かな文学表現にとっては必要だ、ということですね。
- parinka
- ベストアンサー率21% (8/38)
聞きかじりの知識ですが、正式な書類にどこまで正しい表記を求めるかは、ずっと検討されている事で、『ヴ』が使われるようになったのは、最近の事だと聞きました。 #3で書かれているベートーヴェンについても、別にベートーベンでも日本ではなんの支障もないのでは?と思います。ただ、音楽評論家の方々によると、入ってきた当時は、何十通りもの表記があったの(ベエトォーベン等)ですが、読みやすく、一番正しくするのに、長い間議論されているようです。パッと見てすぐ読めないような表記では、やはり支障もあるのではないでしょうか。カタカナの限界もあるきがするのですが。 RとLのカタカナがわかれてくれたら、もう少し、外国語の発音をするとき楽になってたかも・・・と思うのですが、その為には、カタカナを作らないといけないかもしれませんね。らりるれろに丸をつけたら、巻き舌(R)とか?
お礼
ありがとうございます。 中学の時、英語の発音をカナで書くことを教わりました。 その時、RとLの違いをひらがなとカタカナで区別していたことを覚えています。 「ギョエテとは、俺のことかとゲーテ言い」というやつですね。
なるほどね。LとRやSとTHなどが区別されないのが気の毒なのは最もだと思いますよ。ただ、日本人はLとRやSとTHなどの区別に比べてBとVの発音の区別はしやすいんですよ。上下の唇をくっつけるか、上の歯と下唇をくっつけるかの違いだけですから。 最近パソコンの普及に伴って「バージョン(ヴァージョン)」という言葉が良く使われるようになってきましたが、こういう比較的日本人にとって新しい言葉は原語に近い発音で話される場合が多いですね。私もこの言葉を言う時、無意識に上の歯に下唇をくっつけて言ってますね。今、英会話を勉強中(まだまだ初心者)ということもあり、若い時から洋楽(主にビートルズなどのロック)を聴いてきた影響もあると思うんです。だから、普通の人がカタカナ英語で「V」を「B」と発音しても全然気になりませんが、プロのJ-POPの歌手が歌詞の中でこれらを混同して「アイ・ラビュ~♪」などと、しっかり両唇をくっつけて歌われると「もっと勉強しろよ~、プロだろう!」と思ってしまうのです。 余談でした。失礼しました。
お礼
ありがとうございます。
- nuts
- ベストアンサー率36% (141/389)
「イヴニング」のローマ字表記は「IVUNINGU」ですよね。 日本語の子音として、BとBY、VとVY(ヴァ行とヴャ行)があると考えれば、多少はすっきりするのではないでしょうか。もちろんいずれも、単子音にはなりません。 そもそもの問題として、V音のカタカナ表記として「ヴ」の応用だけで片づけずに、「ア゛」「イ゛」「エ゛」「オ゛」も用意しておくべきだったのかもしれませんね。 ワープロソフトの入力方法は便宜的なもので、あまり参考にする必要はないと思います。「ン」にX、「ァ」にLAを割り振る例さえあるので。
お礼
ありがとうございます。 「ヴ」しか考案しなかったということは、「V」の子音だけを日本語表記に置きかえるつもりではなかったのか、と推測することが出来ますね。 「vo」が「ヴォ」ならば、「vi」は「ヴィ」となるべきではありませんか。←しつこい
私はあなたのように「『ヴ』表記は、知識の押し売りのような感じがしてイヤなのです。」というほど「ヴ」を憎んでいませんが、どちらでもいいと思っています。その人が「ヴ」と聞こえたと言うのならそれでいいんじゃないかよ思うんです。 ただ、「『インタヴュー』をよしとするならば『インタブュー』となってしまいませんか?『B』を『ブ』、『V』を『ヴ』とすると、『ビ』は『ヴィ』ですよね。」とおっしゃっていますが、日本語では「ビュー」の発音を表記するときは「ビュー」と書くのが通例になっています。この発音表記は元々「ビウ」と書いていたものが「ビュウ」に変化し、「ビュー」にも応用されたものです。ですから、ワープロソフトもそうなっており、ローマ字入力で「BYUー」とタイプすると自然に「ビュー」が出て来るでしょう。「ブュー」とは出てこないはずです。 理屈の上からはあなたのおっしゃる通りかもしれませんが、言葉の表記はあくまで通例に従うものなのです。 それに、あなたの言う「ヴィ」は「ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ」の「ヴィ」であって、「ヴュ」は「ヴャ、ヴヰ、ヴュ、ヴヱ、ヴョ」(本当はヰとヱは小さくなる)の「ヴュ」なのです。これは「バ、ビ、ブ、ベ、ボ」と「ビャ、ビヰ、ビュ、ビヱ、ビョ」の違いと同様です。 お分かりいただけましたでしょうか。
補足
ありがとうございます。 別に憎んでいるわけではありません(笑)。ほかの、LとRやSとTHなどが区別されないのが気の毒なのです。 ワープロの変換も100%信頼できません。 なぜなら、「十手」を出すのに「じゅって」と入力しないと出ないものもありますから。
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お礼
ありがとうございます。 わたくしも今夜はこのへんでおいとまして、テレヴィでヴァライェティー番組でも見ることといたします。