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「ヴ」という表記は必要か?
英語などの「V」が含まれる言葉を「ヴ」を使って表記することがあります。 それは何のためなんでしょうか。 「B」と「V」を区別するためだ、というなら 「SEA」と「SHE」はなぜ区別しないのでしょう。 「インタビュー」を「インタヴュー」と書く人がいますが、これは変ですよね。 「インタヴィュー」でなくては。
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- nuts
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#1 masmasさんへの補足について。 >「インタヴュー」をよしとするならば「インタブュー」となってしまいませんか? >「B」を「ブ」、「V」を「ヴ」とすると、「ビ」は「ヴィ」ですよね。 そういうわけでもないと思いますよ。 「インタヴュー」というカタカナ語をローマ字表記すると「INTAVYU-」で、「インタビュー」は「INTABYU-」(正しくは「U-」ではなくUの上に音引き記号ですが)ですから、別に矛盾はしていません。
- keyshawn
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ひとつには、bとvでは発音が異なるからでしょう(bは唇を一瞬閉じる閉鎖子音。vは唇に軽く前歯を乗せ唇と前歯の間を通す呼気で発音)。 もちろん、どちらも「ブ」で統一してもいいと思いますが、発音が異なるから別の表記にしたいと書く人が思うのなら、それはそれで「あり」でしょう。「ヴァイオリン」でもとりあえず通じますし。 もっとも、ご質問にあるsheとseaだと本来は発音も同じではないのですが、こちらは「ヴ」のように簡単に表記を変えることはできないですね。seaをたとえば「スィー」と書き換えるのはやや煩雑でしょう(それに「スィー」なら原音に近いかというと・・・)。 そもそもカタカナ表記では、日本語にない発音については、「相対的に近い音」で表記するしかありません。たとえば日本語で母音といえば「あいうえお」の五音を通常区別しますが、フランス語ならこれが16音になります(実際の使用ではもう少し区別が少なくなりますが)。仕方ないので日本語では「アイウエオ」「ヤユヨ」等々を駆使して、16音をなんとか表記しているのが現状です。従って、書く人によって表記の微妙な相違が出てくるのは、カタカナ表記に頼らざるを得ない以上、ある程度避けられないことなのではないでしょうか。 まあ、カタカナ表記は多分に書く人の趣味の部分があります。他の人は「ウ」と表記するけど、自分は「ユ」でないと駄目だと思うとか、「ー」の表記は入れないとか、色々主張があったりしますが、これも「相対的に近い音」で書かざるを得ない(厳密に「正しい」表記は不可能)という事情がある以上、よほど妙な表記以外は許容するしかないかもしれません。
補足
ありがとうございます。 例えば「ベートーヴェン」を「ベートーベン」と書いて、何か不都合なことがあるのでしょうか。ないのなら「ベートーベン」でいいと思うのです。乗合自動車と湯船の違いは、わからないままでいいのか!(笑) わたくしは小学校で「ヴ」を教わった記憶がないのですが… 福沢諭吉が「ヴ」の表記を考案したと聞いたことがあります。←まゆつば
- nuts
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いわゆるカタカナ語は、英語などの発音を忠実に表記するものではなく、日本語に慣れた耳で聞き取った音をそのまま表記したものです。 BとVの違いは、英語の訓練をしなくても、たいていの日本人が聞き分けられるようです。例にあるSEAとSHE、あるいはS(Z)とTH、LとRなどとはその点が違います。もしたとえばLとRの区別が訓練しなくてもできるのだったら、明治時代の先達はヴと一緒に「ラ゜」のような表記も考案していたはずです。 もっとも、「デヴュー」なんてどこにもないような発音がまかり通っているのを見ると、上の説も少々怪しくなりますが。
お礼
ありがとうございます。
まあ、はっきり言ってしまえば英語の発音をそのまま日本語に置き換えるっていうこと自体に無理がありますよね。 だから、なるべく、英語に近い発音で表記するってことになります。 ですから、「B」は「ブ」、「V」は「ヴ」で表すことで代用できるのです。 しかし、慣用として必ずしもその通りでなくても良い場合があります。例えば、「バレーボール」は「Volleyball」ですが、普通「ヴァレーボール」とは言わないでしょう。 「インタビュー」の場合も「Interview」ですが、普段テレビや新聞で見る表記は「インタビュー」がほとんどです。 もちろん「インタヴュー」でもかまわないと思いますし、そのように表記している場合もありますね。 あなたが「Interview」を「インタヴィュー」とこだわるのは、「V」のあとに「I」があるからだと思います。でも発音記号だと最後の方は「~vju:」になっていますから、「インタヴュー」で一向にかまわないんですよ。 通常、日本語表記では「V」の発音を「バビブベボ」で代用してもあまり不自然に感じないのが普通です。テニスの「ボレー」も「Volley」ですし、「バラエティー」も「Variety」ですからね。 だから、あまり元の発音にこだわらなくてもいいんじゃないかと思います。 ただし、その逆は不自然に感じるようです。例えば「Debut」を「デビュー」と言うのはいいですが、「デヴュー」と言ったら不自然ですよね。 また、「Sea」は「スィー」、「She」は「シー」と表記するのが、原語に近いと思いますが、日本人はこれらの発音の区別が苦手です。だから、同じ「シー」になってしまうのです。 もっと極端な例は「L」と「R」の違いですね。これは日本語の表記で区別のしようがない発音です。普通「ルミコ」という人の場合、ローマ字表記で「Rumiko」と書きますが、私個人としては「Lumiko」の方が日本語の発音に近いと思っています。 あと、「The」と「Za」も表記の区別のしようがなく「ザ」になってしまいますね。 というところで、英語を正確に日本語で表記することは土台無理であるということと、「バレーボール」のように一般に普及してしまった表記はそのまま受け入れざるを得ないという結論に達しました。
補足
ありがとうございます。 放送や新聞などでは、固有名詞などの特別な場合を除いて「ヴ」は使わないことになっています。(依頼原稿は別) 「インタヴュー」をよしとするならば「インタブュー」となってしまいませんか? 「B」を「ブ」、「V」を「ヴ」とすると、「ビ」は「ヴィ」ですよね。 日本語に『下唇をかんで発する音』がないのに「B」と「V」を区別して表記することは、あまり意味がないのではないかと思うのです。「B」と「V」を区別するのなら「L」と「R」なども同様にしなくては不公平ではありませんか(笑)。 「ヴ」表記は、知識の押し売りのような感じがしてイヤなのです。
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補足
ありがとうございます。 「ヴ」が「ビュ」にあたるとすると、「イヴニング」は「イビュニング」になってしまいますよねぇ。←へ理屈です、スミマセン。 ローマ字表記は置いといて、「V」の音(子音)を「ヴ」で表そうとするのなら、母音をつけないと足らないのでは?