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外貨建有価証券売却時の会計処理
経理の仕事をしています。 今回外貨建投資有価証券を売却したのですが、上司より売却損益と為替差損益を分けて計上するようにいわれました。 このような場合に、 (1)そもそも分けて計上すべきなのか(売却損益一本ではダメなのか)。 (2)売却損益と為替差損益の分け方 がよくわかりません。 (2)について補足しますと、 (例)購入時:100株、単価10ドル、レート100円 簿価100,000円 売却時:100株、単価12ドル、レート110円 売却価額132,000円 考え方その1 為替差益=12×(110-100)×100=12,000 売却益=(12-10)×100×100=20,000 考え方その2 為替差益=10×(110-100)×100=10,000 売却益=(12-10)×110×100=22,000 どちらが妥当なのでしょうか。 *これまでの評価は無かったもの(あるいは洗替)とし、手数料は考慮していません。 もしこれ以外にも考え方があればご教授いただけたら幸いです。 また、何か根拠となる資料などもお教えいただけたらさらにありがたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。
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確か、「外貨建換算等会計処理基準」(だったかな?)の一の3にて、決済時の換算処理についての定めがあったかと思います。そこでは、外貨建金銭債権債務を主語にして、一定の場合に為替差損益を分離計上することとなっていたはずです。 これは、外貨建金銭債権債務以外の外貨建債権等については、決済時に為替差損益を分離計上しないことをも意味していたように思います。
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- karz01
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確実な解答ではありませんが、分ける必要はないと思います。 考え方としては為替変動も考慮し、売却損益が認識されるからです。 例えば簿価100,000円で売価が132,000円として この差額が為替変動によるもののみで、時価に 変動がなかった場合 現金 132,000 / 投資有価証券 100,000 / 売却益 32,000 原因は為替変動ですが、発生原因は売却です。 投資有価証券を運用した結果どうなったかと 考えれば分ける必要はあまりないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに理論的にも分ける必要はなさそうですね。
- pyon_chan
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明文規定はないはずですが外貨会計の実務指針16号により その他有価証券について換算差額は評価差額と同一の処理を要求していること および金融会計の実務指針76号より取得原価が売却原価となるとしていること からすれば為替差額を分けて計上することは不適切かと思われます ただし、債券だとちょっと話が変わってきますが例が株となっているため 説明は省略します
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の会社でも過年度は売却益一本で処理していたのですが、上司も私も転職間もないもので、混乱中であります。 参考にさせていただきます。
- tomotyome
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単に勉強をしただけのものなのですが… 売買目的の有価証券であれば、外貨建時価×レートと簿価との差額を、 すべて有価証券売却益とするのが普通だと思います。 売却損益と為替差損益を区別することはないかと。 あまり参考にならなくて申し訳ないです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに「外貨建金銭債権債務は」という文言をわざわざつけているということはそれ以外は分離計上しないということでしょうね。