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ペイオフ等の「保護」と「保証」と「補償」の違い

ペイオフ制度等で「1,000万円とその利子まで保護する」という表現をします。 国債も「保護される」という表現です。 実際は「保証する」でもいいと思うのですが、あえて「保護」を使う理由は何でしょうか? またこの場合「保証」ではなく、「補償」は間違ってますよね?

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回答No.1

「保証」よりも「保護」の方が、預金者の利益を直接的に擁護する意思が強い表現です。 まず、「保護」は、何があっても国などの責任で預金者の利益を守り庇い抜くという趣旨です。国などが必ず給付するという意味では、「生活保護」に近いニュアンスかと思われます。 次に、「保証」は、銀行が債務不履行(支払い不能)に陥った場合に、それに代わって保証機関が履行するということで、間接的に預金者を保護する趣旨です。つまり、「債務保証」ということです。 なお、「補償」は、文字通り損害を補い償うという意味です。これは、預金者が不支払いという損害を被った後に、賠償を受ける趣旨なので、預金者保護の観点からは、さらに間接性が強いニュアンスになります。

noname#114167
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 「保証」は国が間接的、「保護」は直接的に守るという趣旨で 預金者を擁護する意思の強弱の違いですね。 >「生活保護」に近いニュアンスかと思われます。 わかりやすい例えですね。

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