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販売計画・資金繰計画の作成方法について
3月決算の会社で今度下期10~3月までの販売計画・資金繰計画を作成する するそうです。今までに作成したことがないため事前に一般的には どの様に作成するのかなるべく初心者にも分かるように教えていただき きたいです。
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経営計画の策定について 下期経営計画を作る前に ○上期累計予想の作成 現在は9月上旬ですから8月度までしか実績が確定していません。 まず、9月度の予想(販売高、人件費、経費)を作成して上期累計が どのような営業成績になるかを予想します。 ○昨年度の確認 昨年度の状況を確認しましょう。上期、下期に分けて、どのような 推移をしているか確認。 ○3期~5期前の確認 複数期のトレンドを上期、下期に分けて確認しましょう。 古い期は将来を予測する邪魔になる場合は、このデータは無視します。 状況の分析 ○自社製品がどのような売上構成か 季節商品(時期により、売上が増減)の割合 年中商品(時期により、売上が増減しない)の割合 下期(冬・春)商品の割合 ○トレンド 現在、同業他社等の業界の動向はどうなっているか。それに対し自社 は市場動向に連動しているのか、市場動向以上の業績を上げているの かを分析。 ○営業戦略 下期は、討って出る時期か、守りの時期なのか。を勘案してください。 (経営陣の方針次第です) ○特殊要素 本年だけの特殊要素を探します。増加要素、減少要素があればその 影響額を列挙します。 昨年の実績を参考に本年の計画を作成する場合は、昨年度だけの特殊 要素を排除して、今年の計画を策定します。 下期経営計画の策定 ○人員計画の策定 人員計画が無ければ、人件費の計画が立てられません。 積極的な販売計画には、人員増が必須の場合もあります。 ○販売管理費計画の策定 どのように経費を使うのか計画をたてます。 当期の上期と、前期の下期の動向を参考にします。 ○設備投資計画の策定 設備投資計画が無ければ、資金繰り計画は策定できません。 ○販売計画の策定 状況の分析結果から、販売計画を立案します。 以上を月次単位で作成しましょう。 資金繰り 下期経営計画を元に、キャッシュフローを試算してみましょう。 自動的に資金繰り計画が完成します。 文章として書けば、たったこれだけの事です。 しかし、精度を上げようとすれば、かなりの時間と労力が必要になります。