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trickの意味は?
「自分が出版したい本について書きなさい」(70語程度) という問題で 私は 高校時代の先生が教えてくれた問題の解き方やコツについて書いたのですが、 「先生が技術やコツを教えてくれた」という部分に「skills and tricks」と書いたら「tricks」が減点になっていました。おかしいでしょうか? もう一つ 「私が教科書を読んでも分からない技術やコツを先生が教えてくれました。」の部分を 「He taught me a lot of skills and tricks that I cannot find in any textbooks.」と書いたら「cannot」が減点でした。 時制の一致でしょうか? 「今も理解できない技術やコツ」と表したかったのですが…
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こんにちは。 ご質問1: <「先生が技術やコツを教えてくれた」という部分に「skills and tricks」と書いたら「tricks」が減点になっていました。おかしいでしょうか?> おかしいです。理由は以下の通りです。 1.trickは複数形では、商売の「要領」「秘訣」、「芸当」「手品」の意味になってしまうからです。 2.「コツ」という意味では単数で使われますが、「~するコツ」という意味で、knackと同じ用法として使う場合は、前置詞ofなどを用いるのが普通です。 例: the trick of making pies「パイを作るコツ」 learn the trick of it「そのコツを身につける」 3.また、trick単独の使用では、「たくらみ」「策略」「ごまかし」「ぺてん」「小細工」といった、悪い意味で使われるコツになり、文意としてもご質問文では適切ではありません。「カンニングのコツ」などでは、問題なく使えるでしょう。 4.「コツ」は一般にknackなどもありますが、ここではtechnique「技巧」「コツ」が最も適切だと思います。the skills and techniqueでいいでしょう。この場合定冠詞は一つになります。助言、秘訣として使われる「コツ」なら、No.1で回答されているtipsなどもありますが。 ご質問2: <「cannot」が減点でした。時制の一致でしょうか?> その通りです。その理由は関係代名詞の用法にあります。 ちなみにご質問文にあるI cannot find in any textbooksで使われているfindは単に「見つかる」という意味になり、「理解する」「把握する」の意味はありません。ここでは「どの教科書にものっていない」という意味になります。 1.ここで使われている関係代名詞thatは制限用法で、「どの教科書にものっていない」という節は形容詞節として、先行詞a lot of skills and tricks「技術やコツ」を修飾しています。 2.制限用法の場合は基本的にthat節の方から訳しますから、時制の流れはthat節の方が主節の時制より後の時制になることはありません。つまり、ご質問のように主節では過去形taught、関係詞節では現在形cannotの流れにはならないということです。 例: He taught me the skills that I cannot find in any textbooks.(X) He taught me the skills that I could not find in any textbooks.(O) 「どの教科書にものっていない技術を教えてくれた」 He taught me the skills that I had not found in any textbooks.(O) 「どの教科書にものっていなかった技術を教えてくれた」 *この文のように、主節が過去、関係詞節が過去完了、の時制の流れも可能です。 3.制限用法では「今も理解できない技術やコツ」と「今の状態」に明確に焦点を当てることはできません。この時制の時差を解消するのが、関係代名詞の非制限用法です。 訳例: He taught me the skills and technique, which I can’t find in any textbooks (even now). 「私に技術を教えてくれたが、それは(今でも)どの教科書にものっていない」 非制限用法は付加的にあとから訳しますから。過去→現在の流れで訳し下げることができるのです。 以上ご参考までに。
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- Parismadam
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No.2です。補足質問にお答えします。 ご質問: <「不変の真理」の場合は別に時制の一致を適用しなくてもいいですよね?> そうですね。 直接話法から間接話法への書き換えなどでは次の場合に時制の変化は起こりません。 1.不変の真理、現在も変わらない習慣などは現在時制のまま 2.歴史上の事実は過去時制のまま 3.仮定法は時制の一致の原則は適用されない ご参考までに。
お礼
ありがとうございます。 時制の一致の概念がまだよく分からないので参考になりました。
- ENTROPY_VS
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1つめの、tricksについてはいかさま的、あるいは人を欺く含みがあるので好ましくないということではないでしょうか。かわりにtipsを使うといいでしょう。 2つめのcannotについては私も首をかしげまして、ネイティブの旦那にも聞いてみたところ今も理解できないのだからcannotでも間違いではないが減点になるのであれば時制の一致を求められているのでしょう、とのことでした。
補足
ありがとうございます。 「不変の真理」の場合は別に時制の一致を適用しなくてもいいですよね?