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英語学の論文の投稿先が不明です。
英語学の研究論文を発表したいのですが、適切な方法が分かりません。なんらかの学会の会員になる必要があるのでしょうか。もし必要だとしても、どの学会の会員になるべきか見当も付きません。ちなみに、研究対象は「前置詞」です。人間関係論からアプローチしました。そして、独自性のある画期的な研究結果を得ることができました。10年以上の歳月を研究に費やしたため、軽く扱うことができません。是非、よい知恵をお貸し下さい。
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おっしゃるとおり、通常、研究者が論文を発表したいとおもった場合は、所属する研究機関の紀要に載せてもらうか、学会の会員になって学会誌に投稿するかです。500枚、1000枚を超えるような大作でしたら、大学に博士論文として提出することも可能です。公開審査等を経て、認められれば、博士号が取得できます。(指導教授に相談しましょう) 研究機関の紀要は、査読がなかったり甘かったりするので、発表してもあまり評価されません。なので、多くの人に読んでもらいたい場合は、大きな学会に入り、厳しい査読つきの学会誌に投稿するのがよいでしょう。学会にはいろいろありますが、紹介者や推薦者が必要なことが多いです。また正会員になるには資格が要るかもしれません。大学院博士課程前期課程修了以上、もしくはそれに準じる研究実績を持つ者、というのが一般的でしょうか。また、世界中に向けて発信したい場合は、英米の学会に入会し、そこで研究発表をしたり、論文を投稿したりするとよいと思います。日本の学会よりも反応がはやく、さまざまな反響が得られる点でよいと思います。ただ、研究発表をしに行くのに、所属研究機関から研究奨励金や出張費が出ない場合は、お金がかかります。 どの学会の会誌でも、所属研究機関の紀要でも、投稿規程というのがあり、それぞれ採用している書式があります。MLA方式が主流ですが、要約のつけ方、図や表の添付のしかたや、注のつけ方などについてローカルルールのようなものを定めているのが普通なので、よく確認して規程を守って出さないと、査読以前に失格となります。 査読の結果、採用、条件付採用、不採用、のどれかが通知され、採用となれば、学会誌に掲載してもらえることになります。懸念されることは…あっけなく不採用になることです。アカデミズムの社会と無関係に、ひとりで研究されていた努力は素晴らしいとおもいますが、はなから相手にされないかもしれません。kobachooさんは「独自性のある画期的な研究結果」とおっしゃっていますが、本当にそういえるだけの根拠がありますか? 先行研究については、古典的なものから直近のもろもろの学会の口頭研究発表に至るまで、きっちり把握していらっしゃいますか? また、最近は学際的研究をよしとする風潮がありますが、学際的研究以前にひとつひとつの分野で地に足のついた研究実績を積んでいないと、ばかにされるかもしれませんよ。 kobachooさんは、どのような学歴をお持ちで、現在どのようなお仕事についていらっしゃるのでしょうか。大学院博士課程をおえて学会のことも論文発表のことも何もご存知ないということだとすると、kobachooさんの指導教授はひどすぎます。普通は、修士のうちから学会での口頭発表を奨励し、投稿させます。また、普通は仲間同士でお互いに情報を共有しながら、励ましあっていくものですが、そのようなお仲間もいらっしゃらないのでしょうか。お気の毒としかいいようがありません。 最悪のケースは、学部卒業してからも、一般企業等に就職してからも、卒業論文を発展させて、こつこつと独学をしてこられたという場合。(これが本当は一番えらい!のですが) 今すぐの学会発表は諦めましょう。まず大学院修士課程に入学し(これが研究者社会への入場キップ)、指導教授や仲間との親交を深め、アカデミックな世界に浸かることです。研究会や学会に所属して、積極的に口頭発表し(口頭発表も業績に入ります)、周りの人たちの意見や反応を聞きましょう。そして、その発表の成果を論文に反映させて、投稿するのです。 がんばってください!
お礼
ご回答いただきありがとうございます。 大変参考になりました。 投稿を気楽に考えていましたが、考えが改まりました。 また、がんばって、と励ましていただき感謝いたします。 だめもとで、知り合いの大学の先生方に、具体的に相談してみます。 ありがとうございました。