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論文の書き方について
論文の書き方について 論文の最後に「この要旨は○○学会において発表しました。」という文章をよく観ます。学会発表して、そこの学会誌に投稿する場合には良いのですが、学会発表したところとは別の学会誌に投稿した場合、このような一文は必要でしょうか?また、このような一文を入れる理由は何なのでしょう?学会発表(抄録も含めて)と論文投稿では二重投稿にはあたらないと思うのですが…。 また、「研究協力者や指導者への謝辞」と「研究助成金による研究であること」と「○○学会で発表した」ということを記載する順番は決まっているのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
No.1です。補足を拝見して、ひょっとすると研究分野によって慣習が違うかもしれないと思ったので、明記しますと、私は医学生物学系の研究者です。 学会発表についての文は最後でよいと思います(というかあとの2つに比べると重要でないのでどこでもよろしいかと)。医学生物学系では学会発表については学会で出している雑誌でも書く必要がない所の方が多いですね。私は、学会発表が今より大事に考えられていた頃の名残だと思っています。今は論文の投稿から掲載(インターネットに)までがすごく速くなったので、1年に1度の学会発表の方が論文の掲載より後に来る感じですよね。 共著者については、日本国内の学会で発表する時に、共著者全員学会に入れと言われたことはありましたが、学会誌に関してはそういうことを言われた経験はありません。論文を掲載したいなら全員学会に入れというのは共同研究を阻害していますよね。
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- cpbr
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まず、学会発表については、投稿規程に明記するように書いてなければ書く必要はありません。それ以外のものの順番は、絶対的なものはないでしょうが、習慣として、謝辞を先に、研究費の出所を後に書きます。また、謝辞の対象は共著者になっていない人達だけです。普通、指導者や貢献度の高い協力者は共著者に名を連ねているのではないでしょうか。
補足
投稿規定に書いてあるか否かなのですね。ありがとうございます。なぜ明記するのかについてはわかりますでしょうか? >習慣として、謝辞を先に、研究費の出所を後に書きます。 謝辞が先で、研究費の出所…という順番はわかるのですが、「○○学会で発表しました」というのは、どの部分に入るのかが分からず質問させていただきました。わかりづらくて申し訳ありませんでした。 >謝辞の対象は共著者になっていない人達だけです。 もちろん謝辞の対象は共著者以外だと思うのですが、貢献度が高くても、学会員でなければ共著者として名前を載せられないことがほとんどだと思います。他領域の研究者からの協力を得ている場合は、仕方がないように思えます。
お礼
丁寧な回答を頂きありがとうございました。参考までに私の研究分野は看護になります。 学会発表と論文に対する「重さ」の変化は、なるほどなーっといった感じです。「学会発表したことを書きなさい」という但し書きは見たことがないのですが、国内学会誌の論文を読んでいると、ほとんどが学会発表した旨についての記載があったので、論文投稿上のマナーなのかな?と思った次第です。研究室の教授にも聞いたのですが、「私はそんなもん書いたことがないから、知らん」と言われたので、ちょっと不安になり、ここでも質問させていただきました。 共著者に関するご意見はまったくもって同意です。今回、自分の論文を投稿する候補の学会誌はもれなく「共同研究者も含めて学会員のみ」でした。共同研究者は他領域の研究者であるため、自分の所属する学会に入ってもらうのは忍びないです。目上の先生ですし。そこで今回は、その共同研究者が入っている学会に私が入会して、そこの学会誌に投稿することにいたしました。 ほんとに、『論文を掲載したいなら全員学会に入れというのは共同研究を阻害しています』よね。