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イチョウの精子の発見とミッシングリング
今日とあるところの待合室で週刊文春を読んでいたところ竹内久美子が連載している生物系の質問に答えますのコーナーで表記のようなことを書いてありました。 記憶が正しければ「イチョウの精子の発見がシダ類と種子植物のミッシングリングがつながった」とありました。 今回は質問に答えるのではなくおもしろい本の紹介でこんな趣旨の本の紹介でしたが上記の意味がつかめません。 生物にはまったく疎いので簡単な説明がありがたいです。
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ミッシングリングではなくミッシング・リンク(Missing link)のことですね。 進化の過程で、その一貫した連続性が認められずにリンクが途切れて飛んでいる部分のことを指します。道路が寸断されているような状態です。 イチョウの精子が発見される前は、下等なシダ・コケなどの精子で増える直物と高等な花粉で増える植物の間がいきなりドーンと飛んでおり、その中間はわからないままでした。 中間にイチョウが位置づけられるようになったおかげで、 精子で増える下等植物→精子で増える高等植物(イチョウ)→花粉で増える高等植物、 という進化のプロセスがぼんやりながらもわかるようになったというわけです。 ヨーロッパでは、以前から、進化論の見地から予言はされていたものの、なかなか見つからないないままでした。イチョウは、ヨーロッパではすでに絶滅していたのです。ヨーロッパ以外で唯一近代化した日本ならではの大発見だったといえるでしょうね。
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- suiran2
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本題ではありませんが,ご質問者さんの名誉のために… 日本語では,「ミッシングリング」です。これは昔の日本では「ミッシングリンク」といっても通じませんでした。現在はネットが広まりリンク切れといっても理解されるようになりましたが…ですから「ミッシングリンク」を「失われた指環」と訳されたのです。つまりそれを英語に戻すと「ミッシングリング」となります。こちらの方が現在でも一般の方にとっては一般的な用語かと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 名誉はないですが(笑) ことばは難しいですね。同じ事例ではないですが図面の直径を表す記号をよくファイと読んでいる人が多いですが元は丸のことでマルと読むらしいです。(パイと言う人も) 何度も行きたくない待合室なので今度図書館でもいってもう一度みてますかね
- 1fan9
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イチョウには精子がみられるなど、シダ植物と種子植物の中間的性質を示すところがあります。昔存在したシダ種子植物というのに似ているのでしょう。 このように中間型の生物が見つかったことで、シダ植物と種子植物のつながりが分かったということでしょう。関係が明らかになったということだと思います。それをリングがつながったと言っていると思います。 英語はよくわかりませんが、「つながっていないミッシングリング」というのは、これまでわからなかった部分同士(シダ植物と種子植物)のことをさすと思います。たぶんそのリングがイチョウの精子の発見により、つながったということでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 不正確な情報を元に解説ありがとうございます。 中間的性格を持っているんですね。 シダと種子の差をしらべてみようと思います。
お礼
>ミッシングリングではなくミッシング・リンク(Missing link)のことですね。 やはり記憶が正しくなかったですね・・・・ 進化の連続性がない部分のことですね。時々サイエンスの番組でみたきがします。 >精子で増える下等植物→精子で増える高等植物(イチョウ)→花粉で増える高等植物、 という進化のプロセスがぼんやりながらもわかるようになったというわけです。 わかり易い説明ありがとうございます。 >ヨーロッパではすでに絶滅していたのです。ヨーロッパ以外で唯一近代化した日本ならではの大発見だったといえるでしょうね。 そうです。何か日本人の方が発見していたことの本でした。 ヨーロッパでは、イチョウが絶滅していたんですか。なんか並木にありそうですがポプラとかですかね・・・ 回答ありがとうございます。