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初めて原価計算するので困っています

新しく、2D・3Dの映像画像制作会社の支社のマネジメントを任されました。私以外は、すべて制作者で計7人の小所帯です。 請け負う仕事は、発注先からの仕様等の要件が受注時点でははっきりと確立していないことが多く、こちらの負担になる変更対処が常時発生しています。また、今までは請け仕事が実際儲かったのか否かを検証していません。支社として自立するため、制作に掛かる原価を把握したいのですが、巷の本、ソフト等は、製造、販売等が主体でいまひとつ当社にはピンときません。また、唯一の管理者である私のコストの扱いをどのように案件に反映するのかが中々理解出来ません。このような、初心者向けにいいアドバイスをお願いします。よろしくお願いします。

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  • Scotty_99
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回答No.5

No1です。 原価計算は基本情報処理試験にも出ますが、私が教えた方法は 簿記2級の工業簿記の原価計算です。 いわゆる労働に直接作業にかからない人たちの人件費や家賃などを 製造間接費といいます。 製造間接費を配分することを製造間接費の配賦といいます。 配賦は配分と同じ意味です。 マネージャーの方に配賦するときはいくつかの基準があります。 たとえば、生産量で決めたり、作業時間数で決めたり、PCの稼動時間 で決めることができます。 ソフトウェアの開発の場合は簡易的に 人員数 × 作業時間 → 配賦基準としてよいと思います。 たとえば、3社から仕事を請け負ったとします。 A社の開発 500時間 B社の開発 300時間 C社の開発 200時間 としたら、5:3:2となるわけです。 マネージャーの月収が50万円だったら、 A社の開発に25万円 B社に15万円 C社に10万円 づつ原価に配賦したいですね。 ただ、ソフトウェア開発の場合、やはり単純に 工程数 × 単価 ちょっとちがいますが↓ http://www.cgis.biz/make_script/ で見積もり出すか、 作業人数 × 単価 http://www.cgis.jp/charge.html で見積もり出すことが多いように感じます。 そこで単価に含まれる料金設定に気をつけなければなりません。 「単価 = 人件費」ではありません。 単価 = 人件費 + 一部の家賃 + 一部の間接費 +・・・。 です。 この単価にマネージャー(経営者?)の人件費を含ませて おきましょうね。

bonechina
質問者

お礼

ありがとうございます。 私のコストの配賦に関して参考とさせて頂きました。

その他の回答 (4)

  • dec02
  • ベストアンサー率36% (578/1602)
回答No.4

>共通費用の配分基準は、自分流で良いのでしょうか? 賦課した割合の高いものほど利益率が悪いと言うことになりますので 充分採算のとれた場合の過去のデータを基にした平均値が重要になってくると思います。 また、他支店においての基準も無視できません。 >管理者としての自分のコストは、どのように案件毎に振り分けるのが妥当なのでしょう? 要した時間の比率と言うことになるかと思います。

bonechina
質問者

お礼

なるほど!よく判りました。 ありがとうございます。

回答No.3

>この場合の共通費用の配分基準は、自分流で良いのでしょうか? また、管理者としての自分のコストは、どのように案件毎に振り分けるのが妥当なのでしょう?  御社として基準がないのであれば、実態に合うように自分流でやるしかないです。  考え方は、あなたがある受注物件に直接的に管理にかかわるなら、直接かかった分をかかった時間だけかければ良いです。  あなたにかかる費用は、1時間当たり   年収X1.2/年間総労働時間 (あなたにかかる社会保険などの福利厚生費込み)  あなたが間接的にかかわる場合は、年間のあなたが係わる全体売上に対する該当工事の売上比率で上記年間費用を割りがければよいと思います。ただ、社内的に何も基準が無いとか年間売上なんか現時点で分からないなら、あなたは間接要員で他の一般管理費の一部と考え、あなたの費用を除いたコストの15%~20%ぐらいをかけて様子を見ると言う方法もあります。

bonechina
質問者

お礼

具体的な方法提示ありがとうございました。参考になりました。

  • dec02
  • ベストアンサー率36% (578/1602)
回答No.2

請け負う仕事ごとに原価を集計しますが、 なかには割り当ての難しいものもあると思います。 人件費にしましても、営業関連と各制作現場のものは就労時間等によって配分されるべきでしょう。 ですが、本社・他の支社とかけ離れた分類ををする訳にもいかないと思われますし、 とりあえず、個別の制作に掛かる原価を把握したいとのことでしたら、 共通費用の配分に基準を設ける必要があります。

bonechina
質問者

お礼

早速の返答ありがとうございます。 この場合の共通費用の配分基準は、自分流で良いのでしょうか? また、管理者としての自分のコストは、どのように案件毎に振り分けるのが妥当なのでしょう?

  • Scotty_99
  • ベストアンサー率30% (393/1284)
回答No.1

工業簿記の知識を必要としそうですが、そんなにむずかしく 考えることはないのかと思います。 すごく簡単にかみくだきましょう。 直接費と間接費があります。 直接費とはその作業をした製作者たちの給与、PCなどの備品です。 作業員 × 時間 × 単価 = 人件費 PC × 台数 = PC代 ソフトウェア代 × 台数 = ソフトウェア代 1ヶ月の電気光熱費  オフィスにある文具やティッシュなどの消耗品もすべて直接費に 入れます。 ただ、忘れがちなのが間接費です。 間接費とは本社にいる事務員、営業員、マネージャーなどの人件費などです。 直接費はそのまま給料などを帳簿につけて計算すればいいでしょう。 問題は間接費ですが、事務員は本社と支社の事務を兼業していること が多いので本社6:支社4(例)と比率をかけて費用をかけます。 たとえば、本社と支社の事務を兼務する人がいるとします。 月収20万円です。 その人の仕事が1日10hのうち、6hが本社、4hが支社だったら 人件費を6:4でわけるという具合です。 12万円を本社で計上してもらい、残り8万円を支社で計上します。 そういった直接費+間接費 = 原価です。 もちろんこれだけでやってたら単なる慈善事業です。 原価に利益を上乗せしたのがモノの値段です。 この値段以上でお客様に請求するようにしましょう。 しかし、これだと製品が完成しないとモノの値段はわかりません。 なのでソフトウェア開発の料金・無料見積りを書く場合は、 「工程数 × 単価」 で計算し見積もりを出します。 たとえば、 データベースの作成 \50,000/1個 例.5個なら250,000円です。 帳票の作成     \30,000/1個 1サイトの作成    \20,000/1面 オンサイト対応   \15,000/1日 など決めて提示しておけば仕様が変わった場合でも赤字にならなくて 済みます。 現状はどんぶり勘定のような気がします。 ちゃんとしっかりお金を取っているのでしょうが・・・。 ただ、その料金設定でミスをすると赤字になります。 マネージメントする方なので赤字にならず客からも喜んでもらえる 料金体系を目指してください。  

bonechina
質問者

お礼

懇切な記載を頂き、ありがとうございました。大変参考になりました。 この場合、管理者である私の給料等のコストを日割りで出しておいて、 ×工程数で乗せるという理解でいいのでしょうか。また、案件数で私のコストを割ってから日割りするのでしょうか。