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整序問題で分からないところがあります
いつもお世話になっています。 (person, that, the last, the boys, spoke to)was their teacher. 以上の( )内を並べ替えて、意味の通る一文を作る問題が大学入試用の問題集にあったのですが、分からないところがあります。 正答は、(The last person that spoke to the boys) was their teacher.で「その少年達に話しかけた最後の人物は彼らの先生だった。」という意味になるのは分かるのですが、 (The last person that the boys spoke to)was their teacher. でも、「その少年達が話しかけた最後の人物は彼らの先生だった。」で意味が通るし、文法的にも特におかしくないような気がするのですが、なぜこちらは正答にならないのでしょうか。どなたかご教示ください。 よろしくお願いします。
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こんにちは。7/5のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問: <(The last person that the boys spoke to)was their teacher. でも、「その少年達が話しかけた最後の人物は彼らの先生だった。」で意味が通るし、文法的にも特におかしくないような気がするのですが、なぜこちらは正答にならないのでしょうか。> おっしゃりたいことはわかります。また、書き換えた文も文法的には間違っていません。しかし、意味が最初の文とは異なります。 1.The last~thatの用法について: (1)The last~thatは限定用法で使われる特殊な用法で、lastは単にpersonのみにかかっているのではなく、限定用法の関係代名詞thatで形容された名詞句、the person that spoke to the boys「少年達に話しかけた人」を修飾している形容詞なのです。 (2)つまり、「少年達に話し掛けた(人の中で)最後の人」と限定しているのです。 (3)訳し方はlastを副詞的に訳し、「最後に~した人」という訳し方になります。 (4)その証拠に、先行詞The last personをそのまま、関係詞節に戻すと、意味が通じなくなります。例えば、先行詞は関係詞節の中で主語になるので、主語として関係詞節内に戻してみると The last person spoke to the boys 「最後の人がその少年に話し掛けた」 となり、文意の「少年達に話しかけた最後の人」と、意味がかけ離れてしまいます。 (5)一方lastを副詞として分離し、先行詞personを関係詞節内に戻すと The person spoke to the boys last 「その人が最後に少年達に話しかけた」 →「最後に少年達に話しかけた人、(それが先生だった)」 と、文意が通じます。 2.The last person that spoke to the boys: (1)この関係詞は主格の用法で、先行詞は関係詞節内の主語の働きをしています。 (2)この時、the last person that~の訳し方は「最後に~した人」の訳になります。 (2)この意味は「最後に少年達に話しかけた人」となり、全文の意味は「最後に少年達に話しかけた人は、先生だった」となります。 3.The last person that the boys spoke to: (1)この関係詞thatは目的格の用法で、先行詞は関係詞節の中で目的語になります。 (2)このlastは上記1で説明したように、関係詞内で副詞の働きをしますから、その働きに従って先行詞を関係詞内に戻すと the boys spoke to the person last 「少年達は、最後に、その人に話しかけた」 →「少年達が最後に話しかけた人、(それが先生だった)」 と、文意が通じます。 (3)この時、the last person that~の訳し方は「最も~しそうにない人」の訳になります。これは、「主語が最後に~する」とは=「主語が~しそうにない」「主語が~したくない」という意味に転用したためです。 (4)従って、この部分の意味は「少年達が、最も話しかけそうになかった人」となり、全文の意味は、「少年達が最も話しかけそうになかった(話しかけたくなかった)人は、先生だった」となります。 (5)ちなみに、この英文をご質問にあるように「少年達が最後に話しかけた人は、先生だった」とするには、lastの位置を次のように変えなくてはなりません。 例: The person that the boys spoke to last (was their teacher). 「少年達が最後に話しかけた人は、先生だった」 となります。 4.以上のように、the last thatの用法では、関係詞that節が主格(先行詞が主語の働き)なら、「最後に~した人」の訳になりますが、関係詞that節が目的格(先行詞が目的語の働き)なら、「最も~しそうにない人」の訳になります。 後者を、前者と同じ意味「最後に~した人」にするためには、lastを関係詞節内に持ってくる必要があります。 以上ご参考までに。
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- caracalla
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文末が to で終わるなら良いけど、その後に動詞が来て文が続くのはなぁ・・・。 なんか不自然だよね。
お礼
ありがとうございました。
- tarako22
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1点だけ付け加えさせてください。 >そして、そもそも【過去形】Vの前に前置詞toがあることは英文法上ないはずです。
お礼
ありがとうございました。
- tarako22
- ベストアンサー率38% (5/13)
今の大学入試だとこのような問題がでるのですか。 この文は簡単にあらわすとSVC文法ですよね。 S=主語、V=動詞、C=名詞 S部分のthat句はあくまでもSの修飾詞です。 そして、そもそもVの前に前置詞toがあることは英文法上ないはずです。 ※これは中学校の教科書でも高校の教科書でもこのような文法は 習わないです。昔のことも良く思い出してください。 なので以下の文で正解です。 (The last person that spoke to the boys) was their teacher.
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございました。 文法的には正しそうなのに、どうして答えにならないのかと思っていましたが、ご説明をお聞きしてよく分かりました。意味が全然違ってくるのですね。とても参考になりました。