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人の性格は
人の性格は 何で決まると思いますか 遺伝ですか それとも環境でしょうか
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- minicar123
- ベストアンサー率25% (8/32)
両方です。 例えば一つの夫婦から病弱な子供が生まれたり健康な子供が生まれたりします。 健康に生まれつくか、病弱に生まれつくかは性格に大きな違いをもたらす可能性が高いと思います。 遺伝が人の性格に大きく影響する事の大きな証明の一つだと思います。 環境が性格に大きな影響を与える事は言うまでもないと思います。
- noujii
- ベストアンサー率15% (109/721)
素人考えですが、幼少期の環境だと思います。 何で決まるかは、もちろん色んな影響がありましょうが、私は計る(予測する)時、きょうだいで上か下か(兄姉型か妹弟型か)を信頼しています。 あとは、幼少期の↓ 「親からの愛情(どの位、手をかけてくれたか。)」 多キョウダイの下の方だと、満たされなさから、、(以下省略) 「裕福度」 なにくそ根性が芽生えるかどうか。劣等感度かもしれません。 「地域性」 ドライか情に厚いか。芯があるか柔軟性があるか。地域による価値観。 さて、「遺伝」はどうでしょう。 遺伝による体質はあるでしょうが、性格の形成の方向付けをするでしょうか? ちょっと疑問です。特に人においては。 しかし、動物で3~5匹いっぺんに産む動物いるじゃないですか? 性格違うんですよね。環境なんか同時スタートなのに。 (胎内で順位付けが決められてたワケでもあるまいし。) どんな種族や状況でも、色んな性格が絶えずまんべんなくあり続けるよう上手く出来てるのかもしれませんね。
- nisekant
- ベストアンサー率11% (13/112)
そして実際にこの調査を行なってみたところ、確かに一部の母親は他の母親より、頻繁に子を舐め、毛づくろいをするなど、熱心な母親行動を見せた。このような母親の関心度の差は、なんと遺伝的な形質であるようにも見えた。母親が頻繁に娘を舐めてやると、成長した同じように高い頻繁で子供を舐めた。しかも、そうした関心度の高い母親の子は、オスでもメスでも、成長後にストレスや不安を示す割合が低いとわかった。要するに、母親から高い関心を受けて育った子は、そうでない子に比べて成長してからの不安が少なく、したがって不安もまた遺伝されるのだと解釈できる。だが、何が遺伝しているのだろうか? その答えは、交換養育を行なってみることで得られた。生まれた直後の子を母親から話して、別の母親に育てさせる方法である。マイケル?ミーニーを中心とする研究グループが関心度の高い母親の子と、関心度の低い母親の子を入れ替えて育てさせてみたところ、子の傾向には生物学上の母親の傾向ではなく、育ての母親の傾向が反映されるとわかった。遺伝子によらずに行動形質が伝達される。その媒介を果たしているのは母親の遺伝子ではなく、子に対する母親の行動なのである。 ミーニーらは、この発見をさらに発展させて、母親の世話行動の差が脳内の遺伝子発現の差につながることを証明した。彼等はそれ以前にも、幼児期に母親から受けた世話の差が、成長後のストレス反応系の感受性を左右する一因になることを証明していた。例えば、頻繁に子を舐めたり毛づくろいしたりする母親に育てられた子は、危険な状況にあってもホルモン反応が低く、脳内の変化も小さかった。これはストレスに対する脳の反応が抑制されていることを示す。これらの調査で調べられたのは海馬という脳の一領域で、ここは学習と記憶にとくに顕著な役割を果たすことから、研究者の多大な関心を集めている。動物が空間環境を学習し、記憶できるのも、この構造の働きによるものだ。ミーニーらは海馬の機能に関する最新の知識を利用して、幼児期の初めに母親から舐められたり毛づくろいされたりする頻度が高いと、海馬内の遺伝子の発現に変化が生じ、それによって海馬内でのニューロン同士の結びつきが強まることを明らかにした。その結果、これらの子は成熟したときに空間学習能力が高くなるのである。 これに関連する近年の驚くべき研究結果は、母親の行動様式がなぜ遺伝子メカニズムに頼らずに次世代に遺伝されうるのかという謎を説き明かしつつある。ここで出てくるのが、この章の前のほうで取り上げた、メチル化である。前述したように、メチル化のパターンは受精時にいったん全て消去されるが、のちの発達段階で再び現れてくる。そしてラットの場合、このメチル化のパターンが生まれた直後にきわめて修正されやすくなり、そこで現れてくるパターンは母親の世話、つまり肛門や性器をどのぐらい舐めてもらったかを含め、どのように育てられたかによって決まってくる。この新たな研究分野は、経験による遺伝子発現が発達途上の生物に果たす役割について、革新的な理解をもたらしてくれるかもしれない。 こうして肛門性器舐め行動をめぐる楽しい世界を一通り見てきてもらったのは、ある単純だが重要な点をわかってほしかったからだ。もし私達がラットの母親の養育傾向に差があるのを、単にメスのラットの性格の違いによるものだと──親密なメスとよそよそしいメス、温かいメスと冷たいメス、包容力のあるメスとないメス──解釈して、「母性本能遺伝子」なるものを探しはじめたとしたら、母親の行動に関する私達の見方はどれだけ不毛なものになるだろう。しかし、行動はそれより遥かに複雑だ。これまで見てきたように、肛門性器舐め行動が子の成長後の行動につながり、さらに遺伝にまでつながっているというのは、予想もしなかった驚くべき流れである。
- nisekant
- ベストアンサー率11% (13/112)
レーマンの1953年の有名な論文で取り上げられていたラットの母親の行動は、彼の解釈では、行動の発達が学習か?成熟か?という二分法的なカテゴリーにはおさまらないことを示す顕著な一例だった。動物の母親行動は、すでに50年前から心理生物学の熱い研究対象になっていたわけだが、これに関する誤った二分法的解釈をレーマンは頑として否定した。とはいえ、そのころ母親行動に関する研究はまだ全盛期にさしかかったばかりで、研究の成果によってホルモンの働きや、神経の発達、ストレスなどについての理解が深まるには、それから数十年がかかった。 生まれたばかりの一腹子のラットを世話し、授乳するのは大仕事である。新生児が一匹ずつ産道からでてくると、母親は胎膜をはがし、胎盤を食べ、子を巣に集める。子は母親が自分の腹をなめて羊水でついた匂いの後を辿って、乳首まで辿りつく。全ての子が集まって自分の乳首に吸いつくと、母親は子の上に覆い被さるようにして乳を吸わせる。子が乳首を吸うことで母親に与えられる刺激は、乳を出す反射を引き起こすのに必要なものだ。逆に、子は母親から与えられる触覚刺激がなければ、排尿や排便ができない。この触覚刺激は、母親の肛門性器舐め行動によって得られる。母親が口や前足を使って子を自分の温かい体の仰向けにさせると、子は安心して体の力を抜くので、母親は子の肛門と性器に触れやすくなる。それから母親がせっせと肛門や性器を舐めはじめると、その行動が反射的に子の排尿を促し、さらに長時間なめていると、排便を誘発する。母親はこの行動を、一匹一匹の子に一日中繰り返す。それは子が生まれたときから始まって、乳離れするまで続く。 この母親との相互作用における利点は全て子にあるように見えるかもしれないが、意外にもそれだけでなく、子の排泄物を食べてもいる。それはラットにとって非常に有益な行為なのである。第一に、子は巣から出られないし、母親はそれらの子を自分だけで育てなければならないので、糞尿を食べてしまったほうが巣を清潔に保てる。第二に、授乳は大量のエネルギーを消費するため、母親としては通常以上に食物や水をあさる必要が出てくるが、そうすると無力な子を残したまま巣を離れ、自らも外界の危険に身をさらさなくてはならない。その観点からみると、肛門性器舐め行動は母親にとっても有益なのだ。母乳のかたちで子に与えた水分と栄養のかなりの部分を取り戻せるからである。要するに、ラットはリサイクル活動をしているわけだ。 そして、肛門性器舐め行動に関する私達の理解をさらに一段引き上げたのが、レーマンの教え子であるセリア?ムーアだった。彼女の観察で、ラットの一腹子のなかでもオスの子のほうがメスの子よりも頻繁に舐められることがわかったのである。だが、ここですぐに一つの疑問が出てくる。ラットの母親はどうやって子の性別を知るのだろう?ムーア達の研究で、母親の関心がオスの子に集中するのは知識の問題ではなく、少なくとも部分的には、化学的な誘引によるものだということがわかった。オスの子が排泄する尿には精巣に由来する独特の匂いがあるので、母親は母親ならではの理由から、この匂いに非常に引きつけられる。だが、母親がオスの子の尿に引きつけられるのは単なる好みの問題なのだろうか? 実は、これには非常に深い意味がある。母親の関心の対象、すなわち性器に目を向けてみよう。ペニスの付け根には、ペニスの勃起に重要な役割を果たす球海綿体筋という筋肉がある。生まれたときにはオスにもメスにもこの筋肉があるのだが、メスの場合はまもなく消えてしまう。その他の筋肉と同様に、球海綿体筋も多くの筋繊維からなっていて、それぞれの筋繊維が、ペニスの付け根から脊髄につながっている神経からの刺激を受けとる。脊髄の中では、ニューロンの細胞体が寄り集まって、球海綿体筋脊髄核(SNBC)という細胞体の小さな集団を形成する。成熟したオスのラットが性的に興奮すると、脳から送られた信号が脊髄を伝わってSNBCニューロンを活性化させ、今度はそれが発する信号が神経を伝わって球海綿体筋に届き、ペニスを勃起させる。 成熟したオスのラットのSNBCには、およそ200個のニューロンが含まれているが、生まれたばかりのオスとメスのSNBCにも、同数のニューロンが見つかっている。つまり、その系の発達においてはオスがニューロンを蓄積していくのではなく、メスがニューロンを消失させていっている。ニューロンの過剰な生成とその後の死滅は神経系の発達の基本的な特徴だが、SNBCはこの現象の顕著な一例というわけだ。では、どのような要因がオスだけに球海綿体筋とSNBCニューロンを維持させているのだろう?その答えの一部は、テストステロンを分泌するので、それがステロイドとして球海綿体筋の維持を促すことがある。 もう一部の要因は、例の肛門性器舐め行動に関連している。オスの子の性器を舐めることで、母親は脊髄の中のSNBCニューロンに触覚刺激を与えている。この触覚刺激の重要性を実証したのがムーアだった。臭覚を奪われた母親ラットは、通常のようにメスよりもオスを頻繁に舐めることはしなくなり、舐められる頻繁が少なくなったオスは、SNBCニューロンを保持できる割合が下がったのである。 ムーアはその重要性を示すために、母親がオスの子を舐める傾向を操作して、幼児期に受けた肛門と性器への刺激量が異なるオスを育てた。舐めてもらえなっかたオスは、交尾はできるがペースが遅かった。交尾の過程全体がもたついてしまうのだ。この発見の最大の重要性は、幼児期の肛門性器への刺激と、成熟してからの機能的に重要な行動との間につながりがあったことを示した点にある。 肛門性器舐め行動に関する次のエピソードは、ラットの母が子の肛門性器を舐めるときの傾向が遺伝するかどうかに関連している。この遺伝の問題を探る一つの方法は、あるラット集団の中で母親行動に自然と現れてくる多様性を細かく検証し、母と娘の行動の間に関連性があるかどうかを調べることだ。
- Summaron
- ベストアンサー率27% (40/143)
両方です。