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名詞節の作り方を教えて下さい?

NHKラジオ英会話講座より 1)It's where we're going that matters. 大事なのはどこへ行くかでしょう。 2)What matters now is who is going to head the comittee. 今重要なことは誰が委員長になるかである。 (質問) (1)where we're going(2)what mattersのいずれも名詞節の主語となっています。今まで名詞句は知っていましたが、名詞節は知りませんでした。名詞節の作り方を教えて下さい。 (質問1)[where we're going ]の名詞節からすると、「疑問詞+主語+動詞」です。文章の前に疑問詞をつけて、名詞節が作れるのかと、漠然と思っています。what,who,where,which,why,how,that 等を節の文頭に置いた、やさしい参考例を教えていただけませんか? (質問2)関係代名詞の先行詞以降は名詞節と考えるのは乱暴ですか? (質問3)[what matters now]も名詞節ですが、これも関係代名詞の主格の形です。「疑問詞+動詞」ですね。この形は、[who]位でしょうか? 質問もまとまらず、回答し難い内容だとわかっています。何か名詞節を知る、ヒントだけでも頂けたらと希望します。以上

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  • Parismadam
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回答No.3

こんにちは。8/14のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 ご質問1: <名詞節の作り方を教えて下さい。> (1)名詞節は文字通り名詞になる節ですから、本来は「~すること」と訳すことができます。 例: I think that he is honest. (直訳)「彼は正直だということを、私は思う」 →(意訳)「彼は正直だと思う」 (2)名詞節は「名詞」ですから、文の構成要素として、主語S、補語C、目的語Oになることができます。 例: That he is honest is true. 「彼が正直だということは、本当だ」 名詞節that he is honestは主語Sになっており、全体でSVCの第2文型になっています。 The truth is that he is honest. 「真実は、彼が正直だということだ」 名詞節that he is honestは補語Cになっており、全体でSVCの第2文型になっています。 I think that he is honest. 「彼が正直だということを、私は思う」 名詞節that he is honestは目的語Oになっており、全体でSVOの第3文型になっています。 (3)名詞節は、語順は基本的にはS+Vとなりますが、疑問詞の場合は疑問詞自体がS(主語)になることもあり、また疑問詞が補語の場合、C+V+Sの語順で置かれることもあります。 例: I know who is your mother.「誰があなたの母親か知っている」 Whoは主語Sになっており、語順はSVOになっています。 I know who is she.「彼女が誰か知っている」 Whoは補語Cになっており、主語sheは動詞isの後に置かれています。 ご質問2: <what,who,where,which,why,how,that 等を節の文頭に置いた、やさしい参考例を教えていただけませんか?> 上記で説明したように、名詞節は主語、補語、目的語になることができます。ここでは、例示するために、I don't know「~を知らない」を用いて動詞knowの目的語の用法で例示します。 また、疑問詞は間接疑問文の中で、主語・補語・目的語になることがあります。その用法も合わせて列記します。 また、疑問詞は、疑問代名詞、疑問形容詞、疑問副詞の働きがあり、それぞれの働きで間接疑問文になることができます。それも合わせて例示します。 (1)what: I don't know what is the best.「何が最適かを、知らない」 *whatは主語S I don't know what it is.「それが何かを~(同上:以下省略)」 *whatは補語C(what is itの語順もあり得ます) I don't know what he likes.「彼が何を好きかを~」 *whatは目的語O I don't know what flower she likes.「彼女が何の花を好きかを~」 *このwhatは疑問形容詞で、名詞flowerを修飾し、what flowerで目的語Oになっています。(もちろん、この使い方で主語、補語になることもできます) (2)who: I don't know who is the best.「誰が一番かを~」 *whoは主語S I don't know who he is.「彼が誰かを~」 *whoは補語C I don't know whom(who) he likes.「彼が誰をすきか~」 *whomは目的語O。目的格の代わりにwhoもその働きをすることがあります。 I don't know whose car it is.「それは誰の車か~」 *whoseはwhoの疑問形容詞で、名詞carを修飾し、whose carで補語Cになっています。(もちろん、この使い方で主語、目的語になることもできます) (3)which: I don't know which is better.「どちらがいいか~」 *whichは主語S I don't know which is his car.「彼の車はどちらか~」 *whichは補語C I don't know which he likes better.「彼がどちらを好きか~」 *whichは目的語O。 I don't know which car he likes better.「彼がどちらの車を好きか~」 *このwhichは疑問形容詞で、名詞carを修飾し、which carで目的語Oになっています。(もちろん、この使い方で主語、補語になることもできます) (4)where: I don't know where she is.「彼女がどこにいるか~」 *where「どこに」は場所を表す疑問副詞として、動詞「いる」を修飾しています。つまり、副詞なので文の構成要素SVOCにはなりません。 (5)why: I don't know why he came here.「彼が何故ここに来たか~」 *why「何故」は理由を表す疑問副詞として、動詞「来た」を修飾しています。つまり、副詞なので文の構成要素SVOCにはなりません。 (6)how: I don't know how he came here.「彼がどうやってここに来たか~」 *how「どうやって」はここでは方法を表す疑問副詞として、動詞「来た」を修飾しています。つまり、副詞なので文の構成要素SVOCにはなりません。 I don't know how much it costs.「それがいくらかかるか~」 *このhowは副詞muchを修飾する疑問副詞の働きで、直訳は「どれくらい多く(値段がかかるか)」と言っています。 ご質問3: <関係代名詞の先行詞以降は名詞節と考えるのは乱暴ですか?> 先行詞を含んだ節は「名詞句」となることはあっても、「名詞節」とは呼びません。何故なら、名詞節とは、接続詞で文章をくくったひとまとまりの節の呼称だからです。先行詞を修飾する関係代名詞は、実は、名詞を修飾しているので、形容詞節となってしまうのです。 例: (1)I believe that he is right. 「彼は正しいと、私は信じる」 that he is rightはbelieveの目的語になる名詞節です。 (2)I believe his thought that seems to be right. 「正しいと思われる彼の考えを信じる」 thatは主格の関係代名詞で、先行詞はhis thoughtとなっています。このthat節は形容詞節として、名詞thoughtを修飾しています。 (2)の例文はSVOの第3文型で、目的語Oはhis thought that seems to be rightという名詞句になります。つまり、that節は名詞を修飾するだけで、この部分は先行詞を含んだ「名詞句」となるのです。 ご質問4: <[what matters now]も名詞節ですが、これも関係代名詞の主格の形です。「疑問詞+動詞」ですね。この形は、[who]位でしょうか?> 疑問詞+動詞の語順が、ということでしょうか?それなら、上記で列記した中の、whichも疑問詞として主語になりますから、疑問詞+動詞の語順になります。 また、この例文what matters nowのwhatはおっしゃる通り関係代名詞で、what=that whichと先行詞を含む関係詞のことですが、whoにはこのような先行詞を含む関係代名詞の用法はありません。ただ、複合関係代名詞としてのwhoeverにはあります。 例: Whoever says so is right.(O) =Anyone who says so is right. 「そう言う者は誰でも、正しい」 Who says so is right.(X) 「そう言う者は、正しい」 What he says is right.(O) =That which he says is right. 「彼が言うことは、正しい」 この複合関係代名詞の用法は、他にwhateverもあります。 Whatever he says is right.(O) =Anything that he says is right. 「彼が言うことは何でも、正しい」

tommy0313
質問者

お礼

いつも感謝して、拝見しています。Parismadam様のご回答はとても解り易く、なおかつ詳しいので、説明いただいたすべては理解できているつもりです。質問者のレベルに合わせてのご回答に、先生の素晴らしさと優しさを感じます。今回は質問が絞り込めてなく、回答者の皆様にご迷惑かとも思いましたが、先生より120%の回答を頂きました。質問以上のプレゼント(内容)がいつももあるので楽しみにしています。今回先生の回答の中に、幾つかの聞きたいことがありますが、悩んだ末、改めて質問をすることにしました。そのほうがご迷惑を掛けないと判断しました。先生の回答を使わせていただきますことをお許しください。 楽しい夏休みをお祈りしています。敬具

その他の回答 (2)

  • florida2
  • ベストアンサー率45% (50/110)
回答No.2

 まず、名詞の働きとは何かをしっかりおさえておくと名詞句、名詞節についてよくわかると思います。  文の中でS(主語)O(目的語)C(補語)の働きができるのが名詞です。それが句であったり節(S+Vの構造を含む)であったりするだけです。  例)I know that he is busy. that節の部分がknowのOの働きにな   っている。    I don't know whether/ if she will come. whether/if節の部分   がdon't knowのOの働きになっている。    I don't know when she will come. whenという疑問詞が導く間   接疑問文の節がdon't knowのOの働きになっている。    Where we're going matters. = It matters where we're going. 疑問詞whereが導く間接疑問文の節がmattersのSの働きになって   いる。    What matters now is who is going to head the committe. what~nowの節が文のSの働きをしている。ちなみにこのwhatは   関係代名詞(先行詞を含んだもの) who ~committeeは疑問詞   の導く間接疑問文(whoは疑問詞とSの両方の役割)で文全体のC   の働きをしている。    あと、同格の働きをするものも名詞節です。    例)I know the fact that she committed the crime. that節がthe factの内容を説明する同格の働きをする名詞節 (質問2)関係代名詞の先行詞以降は名詞節と考えるのは乱暴ですか?    先行詞がある場合は関係代名詞が導く節は前の名詞を修飾するの   ですから形容詞節です。しかしwhatの場合は先行詞も含んでしま   っているので名詞節になるのです。 (質問3)[what matters now]も名詞節ですが、これも関係代名詞の主格の形です。「疑問詞+動詞」ですね。この形は、[who]位でしょうか?  上記の説明を読んで頂ければ解決すると思います。ご質問の趣旨にあっていたかどうかわかりませんがお役に立てたら幸いです。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

各質問を順に: (1): 簡単には, Tell me ~. とか Show me ~. の形を考えてください. ここの「~」のところに, 「疑問詞を先頭に持つ節」を入れればできあがりです. Tell me why. とか Show me how ~. なんてのはいかにもありそうな文です. (2): それは既に「節」ではないと思うぞ.... (3): ここの what は (先行詞を含む) 関係代名詞でしょう. ちなみにこの文の who 以下も名詞節じゃないかな.

tommy0313
質問者

お礼

ご回答有難うございました。参考になりました。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。

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