熱風乾燥炉の燃焼機の出力について。
ここでの、中国関連の話題があまり好まれていないのは承知の上で、
非常に困っていますので、皆様のアドバイスを頂戴したくお願いします。
自社の中国工場で塗装設備を導入したのですが、
要求していた、炉内温度220℃以上に対して、
実測値160℃までしか達していませんでした。
この事に対して、設備設計・施工業者は、
>>今は冬なので、液化ガスが気化しにくく、燃焼装置に必要な
ガスが供給されていないからだ。
気化器を追加で付けなければいけない。
(おそらく、ベーバーライザーの類と思われる。)
ここで、疑っているのは、選択された燃焼装置の火力が、
?乾燥炉内の容積に十分な能力があったのか?
?気化器を付ければ、本当に220℃まで炉温があがるのか?
この2点について、アドバイスを頂きたくお願いします。
炉内容積
全長27m X 幅 2.4m X 高さ 2.7m
(ラインを一段上に上げています。そのスロープ部分は含んでいません)
突当りで、ラインがUターンして帰ってくる方式です。
試運転時は、最奥にあるガス抜きの排気ファンは止めています。
(温度があがらなかった為)
燃焼装置、
上海正英燃焼機器有限公司製、DCM-40
(日本の正英製作所の中国法人)
発熱量 400,000Kcal/Hr
燃料 LPGガス
試運転当時の外気温 約5度
工場内温度 約7度
とりあえず、
?お湯をガンガンぶっ掛ける。
?ガス缶をゆする。
この2点を施し試運転した結果、
炉内の温度が210℃を超えました。
燃焼装置の火力は、日本の協力工場の工場長から
400,000kcal/Hrで十分だろうとご意見も頂きました。
よって、ベーバーライザーを付ける事にいたしました。
皆様ありがとうございました。
お礼
有難うございました。