細胞数の計算
ラットの脾臓を無菌的に取り出し、FCSを含むRPMI1640培地で細胞浮遊液を5mL調整した。
この中の生細胞濃度を知るために、細胞浮遊液1mLをとり、遠心分離機後上清を捨て、400μLのPBSで細胞を懸濁した。そこから、50μLとり、同量のトレパンブルー液と混合し、Thoma型血球計算盤の中区画(縦0.2mm,横0.2mm,高さ0.1mm)を観察すると生細胞(a)個存在したことから、元の細胞浮遊液中の生細胞数を1×10^7個/mLであることが分かった。(a)を求めよ。
先輩の答え)
中区画の容積は、0.2*0.2*0.1=4.0*10^(-6)cm^3
中区画1区画あたりの平均の細胞数がN個の場合、元の細胞数は
N/4.0*10^(-6)×100/50×400/1000[個/mL]と表せるので、
(a)/4.0*10^(-6)×100/50×400/1000=1×10^7
よって、(a)=50
となっているのですが、なぜ「中区画1区画あたりの平均の細胞数がN個の場合、元の細胞数は
N/4.0*10^(-6)×100/50×400/1000[個/mL]と表せる」のでしょうか。
とくに、100/50や400/1000は何を表しているのでしょうか。
お願いします。
お礼
お礼が大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした。 思ったより多くの細胞から構成されていることに驚きました。個人的には卵のようなものだと考えていたので、~100程度だと思っていました。 お忙しい中調べていただき、ありがとうございました。本も参考にさせていただきます。