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酵素の数
かなり漠然とした質問なんですが、皆さんよろしくお願いします。 1 ある一つの細胞の中には、何種類ぐらいの酵素が存在しているのでしょうか(細胞の種類はたくさんあると思いますが、大まかな数でいいです)。もしかしたら、生体内の反応の数だけあるのでしょうか。 2 ある一つの酵素は、分子として、細胞の中にどのくらいの数が存在しているのでしょうか。酵素の触媒能力はかなり高いらしいので、なかには細胞の中に、数個しか存在しないようなものもあるのでしょうか。 3 生体内で、酵素は常に存在しているのか、あるいは必要な時に作られ、壊されているのでしょうか。
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直接的な回答ではありませんが、3.に関して以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「体内で作られる酵素に寿命はありますか? 」 更に以下の成書はどうでしょうか(内容未確認!)? ------------------------------------- 酵素の科学/大西正健/学会出版センター/1997.1 う暮しの中の酵素/太田隆久/東京化学同人/1994.4 酵素/掘越弘毅/講談社/1992.4 酵素の科学/藤本大三郎/裳華房/1988.4 酵素科学/大西正健/啓学出版/1988.4 酵素科学入門/大西正健/ワイリー・ジャパン/1984.7 酵素/一島英治/東海大学出版会/1984.3 酵素科学の基礎/ガーフィールド・P.…[他]/ワイリー・ジャパン/1982.12 生命の科学/3/渡辺格,今堀和友∥共…/培風館/1980.11 ---------------------------------- ご参考まで。
- dragon-2
- ベストアンサー率48% (117/243)
1 例えば肝臓だけでも5000種以上の酵素が存在するそうです。酵素の特性である基質特異性で考えれば、1つの反応に1種以上の酵素が関わっていますから、少なくとも1000種以上でしょうね。 2 酵素は生体内触媒ですから、そのもの自身は変化しないのが原則です。何回でも使用可=小数(少量)でいいとなるのですが、それでも、数個なんてオーダーではあまりに少なすぎるでしょう。ppm~ppbオーダーで存在すると思います。 3 壊され・再生産されています。量的な変化がなければ、細胞内に入ってくる物の変化に対応できません。
お礼
ありがとうございました。 酵素について、よくよく考えてみると、構成物質のアミノ酸って、機能を持たせるには、最高の物質かもしれないと思えてきました。しかし、生命体は通常、20種類のアミノ酸しか使わないで、様々な機能を持った酵素を合成するなんて、恐るべきです。
- eel
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1,の回答についてはよくわかりませんが、同一の酵素で複数の反応を行う酵素が知られています。例えばP450と呼ばれる酵素なんかがあります。 2,の回答についてもよくわかりませんが、酵素は細胞内にあるだけでなく細胞の表面や、細胞の外にもあるものなので、どうなのでしょうか? 脂肪のつまった脂肪細胞なら、それほど多くの酵素はないのかもしれません。 3,の場合は、両方であると言えます。常に定常的に造られている酵素もありますし、緊急時にのみ造られている酵素もあります。ただ、酵素も物質である以上壊れてしまうものなので、永久に存在するというものではありません。 以上、トンチンカンな回答でしたらごめんなさい
お礼
ありがとうございました。 >同一の酵素で複数の反応を行う酵素が知られています。 驚きました。まさか、まったく違う反応を触媒するのでしょうか。酵素の反応部位は、同じ場所なのでしょうか。興味は尽きません。 単一酵素の細胞内の数については、仮に少ないとすると、研究者が、精製するとき、大変ですね。
お礼
ありがとうございました。 大変参考になるURLでした。その他の、話題も面白かったです。