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アカパンカビのアルギニン要求株のアミノ酸について
アカパンカビのアルギニン要求株ではアルギニンからタンパク質を合成するため、アルギニンはタンパク質合成に不可欠です。 しかし、途中のグルタミン酸からもタンパク質を作れると思うのですが、なぜグルタミン酸はアルギニンまで経由しなくてはいけないのですか?
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たんぱく質はいくつものアミノ酸がくっついて作られます。 したがって、アルギニンが必要ないたんぱく質Aは合成できますが、 アルギニンが含まれるたんぱく質Bは合成できません。 たんぱく質にもいろいろ種類があります。 卵がなくても料理は作れますが、茶碗蒸しは作れません。 材料がないので。
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- Tacosan
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さらに追加: ひょってして「先にタンパク質を作っておいて, 必要な部分だけグルタミン酸残基をアルギニン残基に変えればいい」と思ったのかもしれませんが, そんなわけにはいきません. 各タンパク質で, 「どの位置にどのアミノ酸を使うか」というのは基本的に DNA が決めています. この使いアミノ酸は DNA の 3個の塩基で決まるわけですが, そのそれぞれに対して tRNA (と適切なアミノ酸をつける酵素) があります. つまり, DNA によってアルギニンが指定されている場合には, (それに対する tRNA) とアルギニンがどうしても必要であり, ないとタンパク質が作れません.
お礼
なるほど、よくわかりました。DNAから考えるとそうですね。腑に落ちました。 まだまだ使える知識になっていないことが良くわかりました。 もっと勉強します。 ありがとうございました。
- Hayate03
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No.1の方のご回答と併せて、参考にして下さい。 アカパンカビのアルギニン要求株では、アルギニンを合成することが出来ないので、アルギニン不含の環境では生育できない。 野生株のアカパンカビは、アルギニンを合成することが出来るので、アルギニン不含の環境でも生育できる。
お礼
この知識も絶対知っておかねばなりませんね。貴重な回答ありがとうございます。
お礼
なるほど、そうすると絶対にアルギニンまで経由しなくてはいけませんね。よくわかりました。ありがとうございます。