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村上春樹が国内外で売れる理由
なぜ、村上春樹さんの小説は世界的にヒットするのでしょうか? 例えば、『世界の中心で愛をさけぶ』と『ノルウェイの森』。この二つの作品はどちらも喪失と純愛をテーマに描かれています。ですが前者は国内においては爆発的なヒットをしたのに対して、後者は国外でも翻訳されました。文学について素人の私が読んでも、やはり両者にはテーマの深みや表現、抽象性等、どれをとっても一線を画している何かがあると思います。 そこで、村上春樹さんの作品は、国内だけで売れる文学作品とどこがどのように異なるのか、ということに興味を持ち、感覚ではなく理論的に分析してみたいと思いました。 その点について分析してある良書等ありましたら、是非教えてください。よろしくお願いします。
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お礼
最近海辺のカフカを読み返してみて、kurano-sukeさんのおっしゃる「探し求める」がテーマだというのがよくわかりました。人間存在の根源は空白であり、人はその空白を埋めるために他者を求めるのだと、そう解釈しました。人間は繋がりを求めるものなんだなって思いました。 だとしたら、朝日新聞の記事の都市的生活による弊害によって、村上作品が読まれるというのは頷けますね。 回答どうもありがとうございました!とても参考になりました!!