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人間はどうして猫を可愛いと思うのでしょうか

「俺は可愛いと思わない!」という人もいるでしょうが、そういう人は別として…。  人間は蛇を嫌います。これは、何100万年も長い年月毒蛇が人間にとって非常に危険な動物だったために、本能的にすりこまれたものだ、ということをよく聞きます。だから毒蛇でない蛇まで嫌うのだと。  だったら、サーベルタイガーだとか、猫科の猛獣は人間の天敵であり、実際に襲われて喰われた人間は原始人の時代から無数にいるのだから、人間は猫に対して生理的恐怖感を覚えるはずではないでしょうか。  猫だけでなく、ライオンや虎の赤ちゃんも、人間の目から見てとっても可愛く感じます。また、仔熊も可愛いですよね。  変ではないでしょうか。もし原始人が仔ライオンや仔虎や仔熊を見かけたとしたならば、それはすぐ近くに親ライオンや親虎や親熊がいる可能性大です。「可愛いなァ」なんて抱き上げたりしようものなら、(私の赤ちゃんが襲われてる!)と勘違いし、怒り狂った親に殺される危険性が大です。だったら、仔虎や仔熊を見たら真っ青になって逃げ出す本能が人間にはそなわっていそうなものなのですが……。  何故でしょう??

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  • usaghi
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回答No.8

動物の赤ん坊は危険にさらされる率が高いので、非力でもできる生き残り戦略の1つとして「かわいい形態」を持っているのだと言われています。哺乳類の大人は一般的に「むくむくしていて頭でっかちでまるっこい」ものを見ると「かわいい」と感じるようです。特に、メスにはそういう感情が生まれやすい。でないと、自分の子供に乳を与えて育てるという行為がうまくいかないから、当然ですね。形態だけでなく、赤ん坊のしぐさも「他の子よりかわいい」ことによって兄弟の中での生き残りの確率が高くなります。親が子育てをする種では、多かれ少なかれそういう戦略が赤ん坊の方に備わっています。鳥類でも、ひながえさをねだるしぐさなどはほんとにかわいい。実の親でなくてもついえさをやってしまいそうになります。 こういった「かわいらしさアピール戦略」は赤ちゃんの側の都合で獲得されたものですから、ライオンやトラの子供がかわいいのも自然なことです。トラの赤ちゃんがひとりで、人間や他の肉食獣にばったり遭ってしまったとき、「かわいい」ことで生き残れるわけです。このメカニズムに人間の大人の都合は入っていません。人間の側はまんまと戦略にはまっただけなのです。 人間だけが「かわいらしさアピール戦略」にはまるわけではありません。イヌ科の動物は、かわいらしさにころっと行ってしまうことが多いようです。オオカミが他の哺乳類の巣を襲った時、親は食べてしまうけれども、メスオオカミが小さな子供を見ると、どうしてもそのかわいらしさに抗えず、拾って帰ってきて育ててしまうそうです。オオカミに育てられた人間の話は昔からありますが、他の草食哺乳類などもよく拾って育てていることが報告されています。 爬虫類・両生類・魚類などは一部を除き、基本的には子育てをしませんから、かわいさをアピールしても、見逃してもらうとか、拾って育ててもらうという利益が生まれません。また、親の側にも子供をかわいいと思う必要が無いので、「かわいい形態」にこだわらないのだと思います。(ヘビ同士でかわいいと思うのがどんな形態なのか、ってのもむずかしいですけどね。)

noname#3096
質問者

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回答No.10

nyannyanさん、こんにちわ。 難しいことは分かりませんが。 私は常日頃こんな風に自分で思っています。 犬や猫に顔を埋めて目をつぶると、とっても安心します。 この「感覚」はどこからくるのでしょう? 私は「遠い祖先の血」が「毛のある生き物」に「やすらぎ」をもたらしているのかな-、と。 毛の生えた母親までは勿論想像してはいないでしょうが、 暖かみ、と毛、と生きている存在、そんなところに、理屈ではない安心感を感じています。 そして、その猫は人間に対して(自分に対してかな)も警戒しないで、心を許すことももう一つの条件ですかね。 例え毛があっても、信頼感のない動物には可愛い、とは思わないでしょう。 この感覚(?)ですと、おのずと、蛇は除外されます。 nyannyanさんはきっと猫大好き「人間」でしょうね。 私も大大、だ~い好き「人間」です。 そして、この理論(?)は私の独断ですので、さらー、と読み流して下さい。

noname#3096
質問者

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noname#17364
noname#17364
回答No.9

こんにちは。  かわいらしい質問でしたので思わす足を止めました。  「人間は本能的に蛇をおそれる」というのはちょっと無理があるように思います。私は蛇が恐くありません。もし本当に生物の本能として蛇が恐いとしたら、蛇を怖がる人と怖がらない人がいるのはおかしなことです。こういうのは本能とはいいません。ただの「習慣」ですよ。生まれてからの何らかの経験によって培われた個人個人固有の感覚です。カエルや虫やイヌやネコが嫌いな人や好きな人がいるのと同じことです。  同様に、この議論を「ネコ科動物」にまで広げているのもおかしなはなしです。人間はある動物をぱっと見たときに「こいつはネコ科の動物だ!だから危険である!」と言う判断を本当にするのでしょうか?そうではなく、自分より大きくて、うなり声をあげ、攻撃的な姿勢にいる動物に対して単純に恐怖を感じるのではないでしょうか?ネコ科もイヌ科も関係ないでしょう。  ですから、私に言わせれば、ですが、あなたの質問自体成り立ちません。 「人間はネコ科を本能的に恐れるはずだ」という前提からしておかしいからです。  

noname#3096
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  • 6280BXDR
  • ベストアンサー率23% (9/38)
回答No.7

以前どこかのテレビ番組で、同じようなことを解説してました。 それによると… 赤ん坊の顔の主要部品である目、鼻、口の配置的バランスを『かわいい』と感じるらしいです。 動物の祖先がほとんど同じところから枝分かれしてきたわけですから、その『進化の過程を再現する成長』はその元に近づくほど同じになっていきます。 どんな猛獣でもそのバランスを持っている赤ん坊は『かわいい』と感じてしまうのは仕方なぁいのでわ。 そして!そのバランスをほぼ生涯に渡って維持している猫はどうしても『かわいい』と感じてしまうのではないでしょうか。 疑問:ライオンの成獣が同じバランスを持っていたら巷の婦女子は『かわいい~』と駆け寄ってくのだろうか。

noname#3096
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  • Singollo
  • ベストアンサー率28% (834/2935)
回答No.6

> でも、それなら仔猿の方が人間の子供に近 > いですよね。仔猿も可愛いけれども、 > 仔猫の方がずっと可愛く感じるように思う > んですけど。 > 第一、人間の子供は毛皮がありませんよ > ね。それなのに、仔猫のようにふわふ > わ毛が生えている生き物の方が可愛く感じ > るのは、何故でしょうか でしょう? だからこそ、単なる利己的な遺伝子による親バカ本能以外の、哺乳類(もしかすると鳥類にも?)に共通の本能があるんじゃないかと思うんです 人間や猿の仔より猫の仔の方が一般的な哺乳類の仔の形質を多く備えていますもんね

noname#3096
質問者

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ありがとうございます。

  • schalk
  • ベストアンサー率27% (40/144)
回答No.5

人間の脳が他の動物に比べて、かなり発達をしていることによるのではないでしょうか。 実際に動物園以外で、仔熊や仔ライオンに会ったらどうですか。私は逃げますよ。それは本能ではなく、知識としてその危険を知っているからです。動物園で仔熊や仔ライオンを見ても逃げません。危険でないことがわかっているからです。 人以外の動物は本能で動くことが多いです。言い方を変えると本能を抑えることができないのです。これは、大脳新皮質の発達が悪いからです。また、知能も低いわけですから、深いことは考えずに備わっている本能で動くともいえるでしょう。 しかし、猫たちも立派なもので、かなりの学習能力があります。犬のような敵に出会ったら恐怖を感じで逃げますが、鎖のついている犬は襲ってこないことを知っているので、近づいてきても平然としています。 人は、本能だけで動いてはいけないことを知っています。本能を抑える大脳新皮質もかなり発達しています。考えて行動することができます。「ここは動物園だから、親ライオンが襲ってくることはない」という知識を持っています。そこから考えを発展させていろいろ考え、動くことができます。 サーベルタイガーやライオンに出会ったら、恐怖感を覚えます。はっきりいって動物園の中で見てもどこか、その気持ちは多少なりともあるはずです。自分は絶対無いと思っても、もっと深いところでそう考えているのです。でも人には知識があり、ここは安全なのだということがわかっています。それほど恐れなくて良いと理解し、行動することができるのです。 子猫などを「かわいい」と思うのは、「これはかわいいものだ」という知識が人にはあるのだと考えます。このようなものがかわいいものであると、生活の中で少しずつ覚えていくのです。逆に、「猫を魔女の使いだ」と思っていた昔のヨーロッパではかわいいというよりも、恐ろしいものと感じたはずです。とりあえず、日本において猫と犬は、昔から人のパートナーとして役立ってきたわけですよね。感謝の意を持つほどで、恐怖感がわかないのかもしれません。 とても小さい子供はこの知識がないです。一般にかわいいと思うものにも初めて会うと、怖がります。これが本能です。動物園でウサギを見てたまに泣いている子を見かけるでしょう。 大きくなると、知識がとても増えてきます。「ウサギはおとなしくかわいいものだ」から「ウサギのようにふわふわしたものはかわいい」・・・。と自分の知識や経験をいかしてどんどん増やしていくのです。 断定しているような文体ですみません。しかし、これは個人的な考えです。このように考えれば、説明つくのではないかと考えただけです。申し訳ありません。

noname#3096
質問者

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ありがとうございます。

noname#2148
noname#2148
回答No.4

小さい頃から猫ちゃんかわいいね~ワンワンかわいいね~と教えられるからじゃないですか?(刷り込み)身近にいるから動物園へ行かなくても見れるし(親近感) イルカも賢い人の話がわかる生き物だ!と教えられるからそうなのじゃないですか?(学習)

noname#3096
質問者

お礼

う~ん、かもしれない。

noname#234180
noname#234180
回答No.3

ヘビに関しては単純に「手足がない人間とかけ離れた生物」という意味で怖いのでは?ゲジゲジやナマコも可愛いとは思えませんし。

noname#3096
質問者

補足

 でも、イルカだって手足はないけど、別に人間は不気味とは思いませんよね。  猿も蛇を嫌うそうですし、人間の蛇嫌いというのは、何か特別の本能のように思うのですが。

  • Singollo
  • ベストアンサー率28% (834/2935)
回答No.2

哺乳類は大人が子供の面倒を見るというシステムを生き残りの戦略にしているので、本能的に子供(つぶらな眼のふわふわした個体?)の面倒を見たくなるようになっているのだろうと思います(子供がいれば近くに親がいるはず、という判断は、本能よりもむしろ学習によるものでしょう) その延長として猫のような小動物に対しても同様の感情を抱くのではないでしょうか

noname#3096
質問者

補足

>哺乳類は大人が子供の面倒を見るというシステムを生き残りの戦略にして >いるので、本能的に子供(つぶらな眼のふわふわした個体?)の面倒を見たく >なるようになっているのだろうと思います。 >その延長として猫のような小動物に対しても同様の感情を抱くのではない >でしょうか  でも、それなら仔猿の方が人間の子供に近いですよね。仔猿も可愛いけれども、仔猫の方がずっと可愛く感じるように思うんですけど。  第一、人間の子供は毛皮がありませんよね。それなのに、仔猫のようにふわふわ毛が生えている生き物の方が可愛く感じるのは、何故でしょうか。

noname#2148
noname#2148
回答No.1

太古の記憶‥ではなく、蛇が怖いのは実際に危害がおよぶかも知れないからです。蛇に詳しい人なら一目みて、これは毒のない弱虫だ‥などがわかるから、逃げなくても平気だったりします。猫にはかみ殺されるかも!という可能性がないからかわいいのです。のら猫だとちょっと怖いですが。(動きがするどいので)

noname#3096
質問者

補足

 でも、「ああ、青大将だ、毒はない」と気がついたとしても、蛇が不気味なのは同じですよね。  また、 >猫にはかみ殺されるかも!という可能性がないからかわいい  というのも、噛み殺されないから恐怖心がわかない、というのはいいとしても、どうして可愛いのか、ということが不思議なのです。

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