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学習塾と学校の進路指導の違い
私は学習塾で正社員として働いています。 うちの塾には、調理師を目指していて、調理科があるA高校に行きたいと言っている中3の女子生徒がいます。 先日、保護者と電話した時に「学校の三者面談で担任の先生から『今の成績ではA高校には合格しない。高校卒業後、女の子が調理師として働くのは難しい(採用があまりない)。レベルを落として、情報処理の高校に行って(高校卒業後は事務職への道がある)、それでも調理師になりたかったら専門学校や大学に行けばいい』と言われた」と報告がありました。 現在の生徒の偏差値は40くらいで、志望校は53です。 成績が志望校の合格圏に達していなくても、これからの頑張りで成績が偏差値10くらいは上がる生徒も多くいます。 私は高校受験という1つのハードルを努力して越えるという経験を生徒にしてほしいと思ったのです。 これが冬の受験前だったらまた違いますが、まだ夏です。 これから頑張る余地はあるかと思うのですが・・・ ただ、その女子生徒は強い意志がないおとなしい生徒で、勉強に対するやる気も出せておらず、「親がそう言うならそれでもいいか~」と考えてしまうタイプなのです。 生徒をやる気にさせていないことにも、塾として責任を感じています。 学校の担任はさらに「塾はお金がかかる。無駄なお金を払うくらいなら塾を辞めて頑張れ」的なことも言ったようで、塾側の人間としては腹立たしく思っています。 塾に否定的な発言をする教師はその担任だけに限りませんが、保護者はその担任のことをかなり信頼しているようで、三者面談の後は塾をやめる気になっています。 来週、保護者と面談します。 どんな進路指導がその生徒のためになるのか本当に悩んでいます。 担任の先生としては、安全な進路をとらせたいという気持ちがあるのでしょうが。 塾の営業的な側面から言えば、生徒をやめさせないことが前提ですが、それを抜きにして、助言いただけたらと思います。
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担任の先生が話すことを否定するのではなく、色々な分析と考えがあることを伝えること。 そして、大人の考え(塾や担任)に違いがあるのは、あなたの本当の未来は誰にもわからないこと。 そして、その未来を切り開くのはあなた自身であること。 安全な進路を選択することは決して悪いことではないし、無理をして挑戦してみるのも悪いことではない、どちらを選択するにしても自分の進路に真剣に一生懸命になること。 辞めるならばそれは本当に残念だけれど、応援しているからねということ。 「高校卒業後、女の子が調理師として働くのは難しい(採用があまりない)」についての塾としての見解を伝えること。おそらく事実だろうと思います。 「情報処理の高校に行って(高校卒業後は事務職への道がある)」についての塾としての見解を伝えること。おそらく、高校卒業しての事務職への道はほとんどないと、私は思います。(教員ではありませんが) 「それでも調理師になりたかったら専門学校や大学に行けばいい」についての長所と短所を伝えること。 そんなところでしょうか。 大切なのは、担任の先生をも包み込むような配慮をしてあげて(別に塾の優位性を知らせるためでなくその子のために)、その生徒を塾と担任との板挟みで苦しませないようにしてあげることだと思います。 担任の塾への心ない言葉などへの不満や不快感はいっさい気にしていないという姿勢でいた方がよいと思います。
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- tent-m8
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はっきり申し上げます。 意欲が乏しい生徒の偏差値を10上げるのは、至難の業です。 その生徒を合格させる自信が、塾にありますか? 担任も塾の担当者もA高校を否定しても、それでもなおかつ「私はA高校に行くんだ!」という生徒なら、可能性もあります。 文面からは、どうもそういうタイプではないようです。 担任の先生も、余計なことを言いますね。 『無駄なお金を払うくらいなら塾を辞めて頑張れ』 無駄なお金かどうかは、生徒や保護者が決めることです。 塾に行っていない人が、口出しすべきことではありません。 結論としては、合格させる自信がないのなら、担任の進路指導に従うべきでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 その生徒のやる気アップが合格につながると思います。 どんなに指導力のある講師に教えられたとしても、意欲がなければ成績は上がらないからです。 自信はあります。 しかし、塾に入会してからの今までの3ヶ月でその生徒の成績を上げていない時点で信頼が失われているのだと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 明日、改めて保護者と面談し、その生徒にも会うので、きちんと話をしたいと思います。 学校の先生がどうこうという話よりも、私はその子のためを思って話ができるようにしたいと思います。