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変圧器と力率について
変圧器と力率の関係ですが、力率が変わる事によって どの様な影響があるのでしょうか?
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- fujiyama32
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変圧器の容量に余力が生じます。また、力率を改善しますと、省エネ ルギーにもなります。さらに使用条件にもよりますが、電力料金の 割引制度もあります。次のように考えます。 3相電力は次の式で表すことができます。 P=√3×E×I×cosθ (1)負荷の大きさが100[kW]で、負荷の力率が0.85の場合 100[kW]=√3×E[V]×I[A]×0.85 √3×E[V]×I[A]=100/0.85=118[kVA] この場合、変圧器容量が118[kVA]必要となります。 (2)負荷の大きさが100[kW]で、負荷の力率が0.97の場合 100[kW]=√3×E[V]×I[A]×0.97 √3×E[V]×I[A]=100/0.97=103[kVA] この場合、変圧器容量が103[kVA]で良いことになります。 例として定格容量が150[kVA]の変圧器を用意しますと、 (1)の場合 150[kVA]-118[kVA]=32[kVA] あと、32[kVA]の設備を追加接続することができます。 (2)の場合 150[kVA]-103[kVA]=47[kVA] あと、47[kVA]の設備を追加接続することができます。 即ち、力率を改善しますと、設備(変圧器)の余力を生じることに なります。 また、負荷の大きさがそのままでも、力率を改善することにより、 変圧器に流れる電流が減少しますので、変圧器の銅損+鉄損も 減少します。省エネルギー(省マネー)になります。 当然ながら、接続する配線類の損失(銅損)も小さくなります。 更に設備全体の検討事項となりますが、力率を0.85以上にしますと 電力料金が割引される制度があります。 次のURLを参照してください。 http://www.eccj.or.jp/qanda/he_qa/elec/d0502.html
- Denkigishi
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電圧変動率が変わります。ε=pcosθ+qsinθ この式は大概、教科書や参考書に書かれていると思うのでご確認下さい。