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条件付期待値
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa3207900.html 現在の質問内容が上記URLの表題の質問と大幅に異なってしまっているので、一度締め切って再度質問を立てさせていただきます。 回答者さま#3のお礼欄に記してある、確率変数Y2およびY3の条件付期待値の計算を伺いたいと思っています。詳しくは上記URLをご参照くださいませ。
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- tinantum
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正しい条件付確率は P(Y2=y2,Y3=y3|Y1=y1)=(ny2+ny3)!/(ny2)!(ny3)!*{p2/(p2+p3)}^(ny2)*{p3/(p2+p3)}^(ny3)δ_{n-ny1,ny2+ny3} = (m)!/(ny2)!(ny3)! (q2^{ny2})(q3^{ny3}) δ_{m,ny2+ny3} とまとめて書くとわかりやすいですね.ここで, m= n-ny1 q2= p2/(p2+p3) q3= p3/(p2+p3) としました(q2,q3≧0,q2+q3=1なので,これは確率分布になってます).また,y2,y3は0,1/n,2/n,…n/nを動きますが,δ_{m,ny2+ny3}があるために(Y1=y1という条件があるために),y2もy3も,m=n-ny1より大きな値では確率は0になることに注意してください(後で和を取る際に,y2,y3の和がm/nまでになっているのはそのためです). Y1=y1という条件の下,Y2に関する期待値を求めるには E(Y2 | Y1=y1) = Σ_{y2,y3=0,1/n,…,m/n} y2 P(Y2=y2,Y3=y3|Y1=y1) を計算すればよいです. これは2項分布の期待値の計算ですので,計算できます. 実際やると E(Y2 | Y1=y1) = Σ_{y2,y3=0,1/n,…,m/n} y2 (m)!/(ny2)!(ny3)! (q2^{ny2}) (q3^{ny3})δ_{m,ny2+ny3} = Σ_{x2=1,…,m},Σ_{x3=0,1,…,m-1} x2/n (m)!/(x2)!(x3)! q2^x2 q3^x3 δ_{m,x2+x3} (∵ (a) ) = Σ_{x2=1,…,m},Σ_{x3=0,1,…,m-1} 1/n (m)!/(x2-1)!(x3)! q2^x2 q3^x3 δ_{m,x2+x3} = mq2/n Σ_{x2'=0,…,m-1},Σ_{x3=0,1,…,m-1} (m-1)!/(x2')!(x3)!*{q2}^{x2'} * {q3}^x3 δ_{m-1,x2'+x3} (∵ (b) ) = mq2/n (q2+q3)^{m-1} (∵ (c)) = mq2/n = (n-ny1)/n * p2/(p2+p3) (a) x2=ny2,x3=ny3の変数変換をした.また,x2の和は0からでなく1からとしてよい.なぜならば和の中身がx2に比例しているので,0のときは消えるから.また,x3の和はmまででなく,m-1までとしてよい.なぜならば,x2が1以上の和となっているため,δ_{m,x2+x3}のおかけで,x3=mのときは0になることがわかるから. (b) x2' = x2-1という変数変換をした. (c) 一般に (a+b)^m = Σ_{r,s=1,…,m}n!/r!s! a^n b^s δ_{m,r+s} Y3の期待値も同様に求められますね. さらに,分散(標準偏差)も求めるとよいと思います.