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財務諸表の利益の判断法

とある企業の財務諸表を読み、疑問に思った点があるのですが 決算期  売上高  利益  従業員数推移  15年3月 売上20億 7000万  150名 16年3月 売上28億 1億7000万 230名 17年3月 売上30億 1200万  250名 18年3月 売上34億 3100万  300名 上記が財務業績なのですが、売上高は上昇しているのですが、利益にかなりバラつきがあり、特に16年と17年の利益の差がとても凄く、いったい何が起きたんだろう?と疑問がつきません。 このような現象が起きる原因として考えられるものは何でしょうか? また、このようなことは良くあるのでしょうか?

みんなの回答

回答No.4

皆さんからの回答が出ていますが16年3月の利益が大きいのは おそらく土地や建物などを売却したなどが考えられます。 これはキャッシュフローを見てみれば想像がつきます。 営業キャッシュフロー(通常の営業活動で得た資金)より 投資キャッシュフロー(通常の業務外の投資活動で得た利益)が 上回っていれば何らかの投資活動で大きな資金を 手にしたんだなと考えられます。 今回は売上げ高に大きな違いがないためその可能性はないですが。 特需といって例えばオリンピック景気だとか 戦争など「特殊な状況下」で相当数の製品が売れる 大型契約があることもあります。 その場合は売上高や営業キャッシュフローが前年度よりも かなりプラスになっているはずです。 また、H16年度とH17年度で人件費関連の支出が増えた 可能性もあります。例えば退職者が多くなった全て役員クラス、 もしくは通常の退職金に色をつけて支払う早期退職者だと すると多額の人件費がかかった可能性もあり得なくはない。 最近は団塊の世代の退職が始まり、歴史ある企業ほど 人件費の負担が重くなっている傾向にあります。 これは財務諸表上の一般管理費(人件費)の部分で判断できます。 財務諸表で見る目はこんなところですが 実際はH16年度もしくは17年度の有価証券報告書を見れば 会社側が経常利益が大きくブレた理由の説明ものせているので それを見るのが一番早いです。

kotonisihi
質問者

お礼

大変長文感謝です。 この企業は中途入社がメインであり、会社の年齢も20歳と若いので退職者が大量に出たというのはないかとおもいます。 この企業は株を未上場であり、外部には財務諸表を公開しておらず、なかなか利益の内訳までは調べらなかったです。 ただ、帝国データバンクなどには売上と利益のみってました。

  • shpxr
  • ベストアンサー率46% (99/214)
回答No.3

No2の方の回答通り、売上があがっていても使った経費が売上を上回れば赤字です。逆に売上が下がっていてもコストが下がっていれば利益は上がることがあります。家計簿で言えば収入がいくらあっても支出がそれ以上に多ければお金は溜まらないのと同じです。企業の売り上げと利益でも原則は単純です。 代表的な財務諸表に「賃借対照表」と「損益計算書」があります。この二つの財務諸表の内容を細かく見ていかなければ会社の経営状態は分かりません。売上高と利益だけでは何の判断もできないのです。(従業員数も売上も伸びているので悪くはないと思いますが) 利益が減った原因は単純に何か設備や土地を購入したとか、何かに投資した可能性が高いと思います。「賃借対照表」を見て、もし固定資産が自己資本より極端に多いとか(過剰な設備投資をしている等)、負債が自己資本より極端に多い(経営を維持するのに次々に借金を重ねている)状態が長く続けば危ない経営とも言えますね。

kotonisihi
質問者

お礼

お返事ありがとうございました。 確かにこの企業は16年に新たな事業所を開設をしており、17年には資本金を4000万ほど増資しているのですが、15年にも新たな事業所を開設し、資本金を5000万ほど増資しているので相殺をしてそれが理由により利益が急激に低下したとは考えられなかったのですが、皆様の意見を聞くにそれが当然なのですね・・・。 因みにこの企業は半導体企業です。

noname#46596
noname#46596
回答No.2

大原則ですが、売上が増えてもコストがそれ以上に増えれば利益が減ります。 この会社は売上も従業員数も右肩上がりで増えているので経営は拡大傾向にあると考えられますが、これに対処するために16年度(決算期は17年3月)に何らかの投資を行ったのではないでしょうか? 設備投資などに費用がかかると利益が減ります。 そして設備投資として固定資産などを買うとその費用は数年に分けて処理します(たとえるなら分割払いみたいなもの)。 ですから、18年の決算でもまだ影響が残っているのかなと。 これだけだとわかりませんが、貸借対照表を見て固定資産が増えてませんか? 売上と利益の伸びが一致しないということは珍しいことではありません。

kotonisihi
質問者

お礼

お返事ありがとうございました。 他にある情報は 申告決算年月 申告所得額 15年3月    1億4000万 16年3月    3億 17年3月    2億2000万   売上伸長率115% 利益伸長率253%

  • shintaro-2
  • ベストアンサー率36% (2266/6245)
回答No.1

最終利益に至る経過をチェックしましたか?  営業利益、営業外利益、特損等

kotonisihi
質問者

お礼

お返事ありがとうございました。 未上場の企業ため帝国データバンクなどで仕入れた情報でありまして、営業利益、営業外利益、特損等の詳細項目を見つけることができなかったので不明なのです。