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企業研究財務諸表
お世話になっております。 就職活動で企業研究を行うにあたって、数字の面を押さえておきたいと思うのですが、実際に財務諸表(特にP/L)を見てみて疑問に感じたので質問させてください。 1. 企業のホームページまたはEDINETというサイトで調べていますが、どちらにも記載のない規模の小さい企業に関して他にインターネット上で情報を得ることができそうな方法はありますか? 2.よく、就活サイトでは「売上高」を強調して記載されていますが、「売上総利益」よりもこちらが強調されるのはなぜでしょうか? 3.自社の従業員給与はすべて「販売費および一般管理費」に分類されているという理解でよいでしょうか?他の箇所に分類される人件費(自社の人間に関して)はありますか? どれか一つに対してでも回答を頂ければ嬉しいです。 よろしくお願いします。
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規模の小さい会社は、帝国データバンクなど調査会社からポータルサイトなどを経由してインターネットで有料で取り寄せできる場合もあります。ただ、これは過去に会員会社からの依頼による調査実績のあるものに関してだけです。インターネットで簡単に仕入れられるとはいえ、取扱には注意を要します。あと、インターネットではありませんが、会社情報本の非上場会社版が出ています。日本の非上場会社のうち有力な会社については、それで調べることも出来ます。 売上高が強調されるのは、客観的に営業取引規模、ひいては会社規模を示すのためにわかりやすいからです。 でも、本当に会社の経営実力を見るのであれば、実際に決算書を調べて売上総利益(別名・粗利)や営業利益・経常利益なども見た方がいいでしょうが、大きい会社ならともかく、小さい会社はなかなか入手しにくいのが実情です。 従業員給与の扱いは業種によって異なります。 サービス業や商社などはすべて「販売費および一般管理費」ですが、製造業や建設業など作業型の業種は、工場や現場で作業している人の分は「売上原価(完成工事原価)」に含まれます。この場合は、その会社の「原価報告書」が財務諸表の1つで開示されますので、これを確認することで分かります。
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- octave-G
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> 1. 企業のホームページまたはEDINETというサイトで調べていますが、どちらにも記載のない規模の小さい企業に関して他にインターネット上で情報を得ることができそうな方法はありますか? 帝国データバンク(TDB、但し有料)から調べられます。 2.よく、就活サイトでは「売上高」を強調して記載されていますが、「売上総利益」よりもこちらが強調されるのはなぜでしょうか? 会社の誇示のためでしょう。 売上高=総売上高 粗利=売上高-原価 営業利益=売上高-原価-一般費(給与、退職金、経費など) 経常利益=営業利益-株式、不動産などの運用損益 純利益=経常利益-債務返済など 会社の健全度を考えるときには純利益を重視した方が良いと思われます。 TDBで分るかも知れません。 ご参考まで。
お礼
早速のご回答ありがとうございます! 帝国データバンク・・名前は聞いたことがありましたが、そういうサービスだったんですね。今後の参考にさせていただきます。 会計用語は馴染みのないものが多いですが、上記の用語に関してはぱっとイメージできるようにしておきたいものです。
お礼
1.要するに上場していない場合、要求がない限りは企業側にインターネット上に公開する義務はない、ということですね。 2.サッカーなどで得点・失点が戦績表にリストアップされるのと考え方としては似ているのかも、と思いました。この場合、「得点力」だけを見て判断しろ、と言われているような気がして違和感を感じたのが質問をさせていただいた理由です。ただし、おっしゃる通り、営業に関しては特にネットワークの広さは大きな指標になりますよね。 ご回答ありがとうございました!
補足
3.についてですが、例えばソフトウェア関連のIT企業でいえば、自社のエンジニアやプログラマーに支払う給与は「販売費および一般管理費」、派遣社員を雇う分は「売上原価」に分類される、という理解でよいでしょうか?