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未来型の家は電気をつなぐ必要はない?

学校で環境のレポートを書きます。 この前NHK(おそらく首都圏ネットワーク)で、 「未来の家」 →電気をひかなくともすべて家の中で生産できる。家のあちこちに仕組みがあり、さまざまな方法で発電できる というのをみました。 また、少し前の経済新聞の夕刊(おそらく明日への話題)に、アフリカのとある村では村内で使う電気をすべて村で発電するため、遠くから電気を引く必要がない、という記事を読みました。 この2つの記事をもっと詳しくご存知の方を探しています。 また、このような小規模の発電・未来の街のありかたについて詳しく載っているホームページがあったら知りたいです。

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  • phtvltc
  • ベストアンサー率54% (23/42)
回答No.2

いずれも「小規模分散型エネルギー源」の話題ですね。想定されてる状況がそれぞれ違いますが…。 途上国ですと、でかい発電所を作ってそこから延々と送電線を引き回すよりも、村落ごとに発電機をつけた方が安上がりな場合が多いんです(そもそもでかい発電所自体、維持管理が難しい場合も多いです)。昔はディーゼル発電機などが使われたりしたわけですが、燃料代や輸送の手間がバカにならない。そこでその場で発電できる太陽光や風力を使い、蓄電しておく、という使い方をします。 太陽光の例しか知らなくて恐縮ですが、下記に世界市場の見通しがあります。 http://www.epia.org/fileadmin/EPIA_docs/documents/press/Press_Conference_The_role_of_Energy_Storage_in_the_future.pdf 9ページに市場規模(上の数字)と市場の内訳(グラフ)があります。2010年ごろまでは先進国での利用が中心ですが、そのあとは途上国(RoW = rest of world なので厳密には違いますが、途上国が主体)で蓄電付き(off-grid: 系統に繋がない)が急速に増えると予測されています。価格も、その頃には十分下がると見込まれてます。 一方先進国で使う場合は、主に「火力発電を減らして、他の電源で代替しよう」というお話ですね。火力発電は柔軟に出力を変えられる便利なものですが、化石燃料をじゃんじゃん燃やすので、お金もかかるし、安全保障や環境保護の面でも好ましくなくなってます。そこで再生可能エネルギーや燃料電池やコジェネや、さらには電気自動車やエコキュートのような需要側の機器まで連携させ、最悪は蓄電池も使って、なんとかその火力発電の柔軟性を代替しよう(原子力も柔軟性が無いのであまりアテにならない)、というお話ではないかと思います。この場合たとえば、ひとつの住宅街の中にある太陽光や燃料電池などでなるべく地域内の電力をまかなうことで、遙か遠くの火力発電所の運転量を減らします。こういう技術をマイクログリッドとかスマートグリッドと呼びます。 マイクログリッド、なら解説ページがありますが http://app2.infoc.nedo.go.jp/kaisetsu/egy/ey07/index.html スマートグリッド、は日本語のいいまとめページがみつかりませんねぇ(これって日本にとってまずい事態のような)。 smart grid (賢い電力網)で検索してみられれば英語の情報はでてくると思います。とりあえず英語版Wikipediaのリンクだけ貼っておきます。 http://en.wikipedia.org/wiki/Smart_grid ちと長くなりましたが、言及されている「未来の家」も、そうした概念を進めたものでしょう。 ご参考になれば幸いです。

その他の回答 (1)

  • DESTROY11
  • ベストアンサー率23% (804/3490)
回答No.1

「コジェネレーション」について調べるといいでしょう。 コジェネレーションとは、小規模な発電システムを設置し、ある程度の範囲にのみ電気や熱を供給するシステムです。 発電所で発生する熱は捨てられていますが、コジェネレーションは熱も供給することができるので、 エネルギー効率が飛躍的に上がります。 また、使用量に応じて出力の調整ができるので、24時間フル回転しなくて済みます。 動力源もいろいろあり、ガス、ディーゼル、燃料電池などがあり、家庭用製品も存在します。 ワタシの持論では、大規模な風力や太陽電池を設置するより、コジェネレーションを普及させたほうがエコで省エネになると思っています。

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