sunchanさん こんばんは
「喫茶でクッキー販売」をするためには、最低条件として「食品衛生管理者」の有資格者と食品衛生法に則ったキッチンが必要になります。詳しい事は開業地の保健所に問い合わせて下さい。
一番の問題は食品衛生法に則ったキッチンです。この法律に則ったキッチンは、最悪の場合消毒剤をまいて消毒しなければならない時に対応している床材で出来ている事が義務付けられています。例えば液体の消毒剤をまいて大丈夫かどうか、液体の消毒剤をまいた後の液体を排水する排水口が有るかどうか等の基準が有ります。これを納得させるために、多くの業務用キッチンはコンクリートやタイル等の水をまける素材で出来ています。これがご家庭用キッチンとの大きな違いです。それ以外にも喫茶店の場合常時お湯を沸かしっぱなしですから、対湿気問題等色々な違いが有ります。その点をクリアしたキッチンが必要になります。この問題が一眼大変な問題です。
自宅と喫茶店とを別厨房にしなければならないかに付いてですが、本来なら別にすべきなんですけど別にしないと許可が出ない訳では有りません。これは私の自宅の近所の中華屋(ラーメン屋)では、自宅用のキッチンがなく業務用の厨房で家族の毎日の食事を作っている例がありますから、許可的には問題が有りません。しかし業務用の厨房で喫茶店のメニューにない家族向けの食事を作っていて、お客様から「同じ物が食べたい」と言われた時にどうするかの問題が有りますから、一般的には自宅用のキッチンと業務用の厨房を別にするのが一般的なんです。
2階に厨房がないのは、水回りを1階以外にすると工賃が極端に高くなるため厨房等の水回りは1階と言うのが一般的なんです。費用があれば水回りを2階等の上の階にしても良い訳です。