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原価計算について質問です
実際消費賃率による計算は原価計算が遅れるから良くないとのことですが、いまいちピンときません。 どなたか分かりやすく説明していただけませんか? よろしくお願い致します。
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実際消費賃率が月末にならないと算出できないから原価計算が遅れる、という理解でよいかと思います。 また、原価の算出が実際の労務費を集計した時点で終わっているように感じているようですが、労務費を売上原価,製品製造原価,期末仕掛品に配布するためには賃率の算出は必要となります。
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- tmick
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回答になっているか分かりませんが、答えます。 おそらく、chupicomさんがピンと来ていない理由として、実際賃率なら、総賃金額を総就業時間で割るだけだから簡単である。それに対し標準賃率なんて差異計算とかあってむしろ遅延するのではないか?という考えなんだと想像します。 しかし、よく考えてください。総賃金額っていったい何人分の給料だと思いますか?何十人?何百人?下手したら何千人もいるかもしれません。これを集計してから製品原価を求めるなんて、すごく計算が遅延すると思いませんか? それに対し、標準賃率を使うと、総就業時間のデータが整えば製品原価を求めることができます。したがって製品原価計算は実際賃率を使うより早く済みます。ちなみに賃率差異は、総賃金額が分かって初めて判明するので製品原価よりあとに算定されることになります。 少し正確ではない部分もありますが、イメージ的にはこんなものでいかがでしょか?
お礼
tmickさん、早速のご回答ありがとうございます。 ●実際消費賃率 月末に何百人の賃金(労務費)を集計する(※) ↓ 就業時間で除して実際消費賃率を算出する ↓ 実際消費賃率に就業時間を乗じて原価を算出する ∴ 時間が掛かる ●標準消費賃率 標準消費賃率に就業時間を乗じて原価を算出するだけ ∴ すぐ終わる という解釈で間違いないでしょうか? これはつまり実際消費賃率を算出するまでに時間が掛かることが、原価計算の遅れの原因となっているということですか? ちなみに自分で書いていて思ったのですが、(※)の部分で既に原価の算出が完了しているような気がするのですが、実際消費賃率に就業時間を乗じて原価を算出するというその後のプロセスは意味あるのでしょうか? 質問攻めで申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どこにどれだけの労務費が掛かったのかまで知る必要があり、そのためには賃率の算出が必要である。ということですね?参考になりました!ありがとうございます。