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建築士の方 おしえて!

私は土木関係の仕事をしていますが 建築について分からないことがある為教えてください。 A 良くここの質問コーナーで高気密 高断熱住宅なのに施工方法が悪くて(至極小さな事 例えば断熱材を止める時少し敗れたとか、、、)手抜き工事では?と言う質問が多いようですが実際は建物への影響はどうなんでしょうか? B 高気密、高断熱住宅とはつまり魔法瓶の様な建物と思えばいいと思いますが最近は各部屋24時間換気まで義務付けで、、、、 私の考えでは高気密⇔24時間換気は矛盾していると思いますが C 日本では四季がある為昔古来の構造や工法がいいと思いますがどうなんでしょうか?(高気密は向かないとか?) D 以前基礎工事のとき私たちは栗石を手で1個1個立てながら並べその上に目潰し砕石を敷き転圧していましたが元請の監督が来てそこまでする必要がないと言われました。監督が言う栗石を使用せずクラッシャーランだけでする場合は心細い感じるのですが?

みんなの回答

回答No.3

A 断熱材の施工には最新の注意を払う必要がありますが、ご指摘の程度であれば問題ないかと思います。 断熱材が入っていない場所がなく、将来下がってしまうことがないような処置が施されていれば充分です。 B いまだに高気密と24時間換気が矛盾していると考える建築家もいますが、完全な誤解です。 室内の空気の流れをコントロールするために、高気密化するのです。 人間の呼気や暖房器具の使用によって空気が汚染されやすい居室に新鮮空気を取り入れ、湿気や臭気が出やすいキッチン、風呂、便所から排気します。 低気密住宅では、すきま風によってこうした空気の流れが作り出せないのは、#2の方もご指摘の通りです。 C 「家は夏をもって旨とすべし」という言葉があるように、伝統的木造建築物は、高床、深い軒、障子を開け放てば風が抜ける間取り、など、夏の暑さをしのぐことを主眼において計画されていました。その代償として、厳しい冬の寒さにはひたすら耐えるしかありません。 また、伝統的木造建築物では、5寸(15cm)~1尺(30cm)角の柱を用い、柱と梁の接合部には複雑な切り込みを入れて接合していました。この結果あるていどの耐震強度を確保することができていると推定されています。 しかし現在では、このような大きな材は手に入れにくくなってしまっています。3寸5分(10.5cm)~4寸(12cm)の柱を使いますが、このような小さな材では、金物を使ったり合板で補強したりしなければ充分な強度を確保できません。逆に言えば、小さな材でも充分な強度を確保できるように進化したのが、現在の木造軸組工法と言えると思います。 よく、「昔の家は金物ナシでもっていたんだ!」と言う人がいますが、このような背景があることを理解しないまま、細い材を使って金物ナシで工事をしては、充分な強度を確保できません。

k1919
質問者

お礼

御礼が遅くなりすみません Cの回答はわかりやすく参考になりました ありがとうございました

  • fkozo
  • ベストアンサー率0% (0/7)
回答No.2

建築士ではありませんが高気密高断熱の建築会社です。 Aの回答 高気密高断熱の住宅をするときにいろいろな施工方法が存在しておりますが質問の内容から察すると充填断熱(柱間の壁中に断熱材を入れる)と思いますのでその条件で回答します。「断熱材と止めるときに少し破れる」とは断熱材に防湿フィルムもしくは気密フィルムを破ってしまうと壁内に室内の水蒸気が侵入を防ぐペーパーバリアという気密ラインを失ってしまう為にキチッと破れを補修する必要があります。正しく施工しないと屋外と室内の寒暖の差が激しい場合は壁内に結露が発生してしまいます。結露は家の寿命を左右する大切な問題です。断熱材をすき間無く施工することも同様に重要なことです。 気密性能(相当すき間面積=C値)でいえば窓の種類、大きさ、数で左右されますし、断熱性能(熱損失係数=Q値)も同様に変化します。 最終的には気密性能ならば自主的に検査して引き渡すような建築会社であればそれらの心配も無いような気がします。(性能に自信があるからです) Bの回答 確かに魔法瓶をイメージするのは間違いないです。ただし、24時間換気と高気密高断熱の住宅は切り離せない関係です。高気密の目的は「空気の給気する場所と排気する場所のキチッとした換気計画」にあります。すき間だらけの家で排気ファンを回すといたるところから隙間風のような現象で空気を引っ張ってしまい、肝心の給気口から空気を吸い込まないこともありますので計画どおりの十分な換気が出来ず、有害物質が滞留してしまうところが出てしまいます。仮に換気をしない場合は湿度や有害物質や菌がドンドン蓄積されてしまう為に健康以外も出てしまいますから必ず換気は必要です。 たぶん、せっかく冷暖房しているのに換気してエネルギーを捨てているとお考えだと思うのですが家全体の熱損失は窓や壁、天井、床、と換気による熱損失は以外と軽微なのです、窓の性能や断熱性能を上げることによって換気によるエネルギーロスを補うようにします。 Cの回答 イメージはツーバイフォーでしょうか?私の自宅も高気密高断熱で建てましたが在来工法の外張り断熱です。(もちろん高気密高断熱です) 両方共に建てましたが充填断熱より外断熱の方が性能としてヤッパリ良いです。古来の工法とお考えは耐久性について懸念があるようですが家はむしろ若干乾燥気味になりますので家にとっては最高の環境です。 普通の家との違いは住んでみるとそのよさを感じますよ。 Dの回答 確かに最近はそうですよね、栗石のほうがいいはずですがね。 ベタ基礎の普及や地盤調査の法制化もあってクラッシャーランでも大丈夫な風潮がでてきた要因では無いでしょうか?

k1919
質問者

お礼

御礼が遅くなりすみません >私の自宅も高気密高断熱で建てましたが在来工法の外張り断熱です。>(もちろん高気密高断熱です) 両方共に建てましたが充填断熱より>外断熱の方が性能としてヤッパリ良いです。 高気密その他工法など20年~30年後実績がないので心配しました。 今後の参考にします

noname#45516
noname#45516
回答No.1

A 影響は無くはないですが、手抜きというほど大げさなものでもありません。運が悪ければ20年後くらいに一度壁をはがすことになるかも、程度。何が何でも直す必要はありません。 B 高気密高断熱は、外気が入ると死んでしまうような地域で誕生しました。冬の外気温が-20度にならないのなら、そのお金でエアコンの設定温度を1度上げた方が安上がりです。日本では豪雪地域と北海道でしか性能を活かしきれません。  24時間換気は、最近の安い建材が薬漬けなので、締め切った生活をすると健康に悪いということで出来た法律ですので、直接関係が深い話ではありません。 C 建材にとっては、壁と窓が無く、雨に濡れないのがベストでしょう。建物には良いですが現代的な生活には向きませんので、最も良いと思います。また、日本の風土からいうと金物に結露が建物へダメージを与えますので、金物を使わない工法で強度も問題なければ、耐久性の高い建物にはなります。 D 現在は地盤に問題があれば地盤改良をしますので、割栗地業は出番が減っています。地盤改良をしない場合はクラッシャーランだけではダメですが、割栗地業をすればOKということもなく、やはり出番は減っています。  現在では、地盤改良までは必要ないがそのままというわけにもいかない、微妙な強度の地盤に対し使われる程度です。土間であれば、割栗地業をするよりも、なにかあってから補修した方が安くつくこともあり、クラッシャーランで済ますのが経済的と考えられます。  昔の工法にこだわる会社もありますので一概には言えませんが、このようなところかと思います。

k1919
質問者

お礼

お礼が遅くなりすみません 経済的にクラッシャーランですか? 公共では栗石が多いので・・・。 今後の参考にします  

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