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「鶉」の字の偏の「享」の意味は?
「鶉」の字には出合う度に「うずら」か「つぐみ」か迷います。これは記憶に頼るからで、この際、論理で理解しておこうと思います。 1 「鶉」の「享」は何を意味していますか。「享」と「鳥」の組み合わせで何故、「うずら」を表すのかを知りたいです。「享」は「饗」に通じて、持て成すときの鳥が「うずら」であった、と考えるのは無理ですか。他者に語ることはないので大まかでよいのですが、だからといって故事付けでなく当たらずと言えども遠からず程度の知識はもっていたいです。 2 手元の辞典では「鶉」の字には良い意味がないようです。多分、ウズラの姿か習性からきているのでしょうが、何故「鶉」の字にみすぼらしさの意味をもたすのですか。 よろしくお願いします。
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お礼
1 漢字に造詣が深いとはいえ、整ったご回答にするには時間を要したことと拝察し感謝します。 2 「鶫」 (柬+鳥)が国字であることは辞典にも記述がありました。漢字に「鶇」 (東+鳥)があり、多分昔の中国でも「つぐみ」を意味していたであろうのに日本で、わざわざ「鶫」 (柬+鳥)に変えたのは不思議な気がします。昔は墨の筆書きで転写に転写を重ねたのでしょうから元はと言えば、ただの間違いのような気もしますが勝手な想像は危険と言う訳で自戒します。 3 http://tw.search.yahoo.com/search/images?fr=yfp&ei=UTF-8&p=...の図版の「赤腹鶇」が首都圏でいうツグミのイメージに近いようです。 4 実は(といっても、お察しのことでしょうが)「鶉」の左旁[享]の意味を調べる際に、「享」の字そのものの意味を調べていました。単なる発音記号とは思いもよりませんでした。漢字は論理的であるとの先入観に必要以上に引っ張られるのは注意を要すると自戒します。もっとも発音記号そのものが論理的であったりするかもしれませんが。 5 今、読み直すと「鶫」の質問文も「鶉」の質問文も随分勝手な思い込みで作られていて呆れたものです。 6 どうやら「鶉」にも「鶫」にも成り立ちを合理的に説明する定説はないようですが、念のために次の週末、29日(日)までは締め切らないでおきます。 7 これ以上よいお答えを得られないときは皆様のご回答をヒントにして自己流の記憶法によって「鶉」と「鶫」を脱線させないように工夫します。 大変有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。