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青酸カリを飲むと人はなんで死んでしまうのか
放っておけば80年90年もも生きる人間が、 なぜたかが一適の液体を飲んだくらいで死んでしまうのでしょうか? それと青酸カリはカエルが飲んでもナメクジが飲んでも、犬が飲んでも死んでしまうのですか?
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- phosphole
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回答No.2
ウィキペディアの記述で十分だと思いますが?それで何が分からないのですか?補足するなら、ウィキペディアで何が足りないのかくらい足してください。 青酸カリは確かに猛毒です。一酸化炭素中毒で人が死ぬのも、原理的にはほぼ同じで、酸素を運ぶヘモグロビンの中にあるヘム鉄という鉄錯体に、シアニドイオンやカルボニルが強固に結合するため、酸素の運搬が妨げられるためです。 世の中には、しかしながらこれよりはるかに致死量の少ない毒はいくらでもあります。神経系を侵す毒ガス(サリンとかVXとか・・・)、また海産天然物由来の特異な構造を持った巨大分子はものすごく毒性が高く、その合成を含め、熱いトピックとなっています。物騒な話ですが、こういったモノを殺人に用いた場合、モノ自体がほとんど知られていない上、使用量は極小ですむので、殺害原因が分からない、ということになってしまうかも。 犬も死にます。同じヘム鉄を使っているので。 カエルやナメクジはどうかな・・・? 軟体動物(イカとか)だと、鉄ではなく銅錯体を使っているので、こうした配位子に対する親和性は違ってくるでしょうから、毒の効き加減は変わってくると思います。もっとも、銅に対してもシアニドやカルボニルは強烈に配位しますので、結局毒には変わりないでしょうが。
- ozunu
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回答No.1
質問者
補足
Wikipediaなんかすでに目を通してますって。
お礼
あなたの説明で十分です