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青酸カリ
小説などでよくでてきますが青酸カリを飲むとなぜ死ぬんでしょうか? 聞いた話では電子伝達系がダメになるということでしたが、どうダメになるのでしょうか?だれかわかる方いらっしゃいますでしょうか?
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- htms42
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#4で書かれている >CN-は強力なリガンドなのでヘモグロビンに酸素よりも強力に配位結合してしまいます はたぶん「ヘモグロビン」ではなくて「ヘモグロビンの中の鉄イオン(正確にはFe2+を含むヘムと呼ばれる錯化合物)」だと思います。ヘモグロビンは分子量64500の複合たんぱく質ですからCN-やCOが配位するという表現では意味があいまいになります。大きなたんぱく質ではなくて鉄イオンという捉え方の方がCO,CN-、O2などは配位するということのイメージがとりやすいです。COやCN-がヘムに配位するとO2がくっつくことが出来なくなりますのでCO中毒も青酸中毒も酸欠によるものだということになります。ヘモグロビン1つにはヘムが4つ含まれています。
#3です。 体内に入ってしまったサリンをどうすることも出来ません。 しかし化学兵器は非常に「反応しやすい」のです。 つまり人間よりも反応しやすい物質を大量にばらまいてやれば、そちらと反応して仕舞います。 サリンはリンの酸フッ化物の形をしていますので、アミン類とは爆発的に反応します。 ですので、予め用意していたアンモニア水一瓶をバケツ一杯の水に溶かし噴霧器で撒きますと、アンモニア蒸気がサリンと反応し、被害の拡大を防ぎます。 特に衣類などに付着してしまったサリンを分解するには非常に有効です。
CN-は強力なリガンドなのでヘモグロビンに酸素よりも強力に配位結合してしまいます。COも同じです。Lewisの酸・塩基について調べてください。
蛇足を一つ。 爆弾は信管さえ手に入れば「馬鹿でも作れます」。 しかしサリンは「院卒の研究者でも簡単には作れません」。 サリン事件の時も五塩化リンが合成できず(爆)さんざん苦労し、使われたサリンは混合物でしたし。 サリンは恐いけど、アンモニア水でかなり防げること知らない人も多いです。
お礼
サリンってコリンエステラーゼの阻害ですよね? アンモニア水でなぜ防げるんですか?
- TEOS
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#1さんの回答で満足できますよね。 青酸カリが、胃酸で分解され、青酸ガスの発生で、呼吸が阻害され 血液が酸素を運べなくなり、中毒死すると考えてください。 ドラマでよく登場する毒薬ですが、化学会社に居ても、不用意に 持ち出しが困難な薬品です。(泥棒が侵入しても盗めない) 鍵が掛かるBOXに厳重に収められ、使用量もmg単位でチェック し、担当者の検印が無いと使えないからね。 ドラマみたいに、青酸カリは使われることは皆無!!! 公に出来ない話ですが、内通者を使い、色々な薬品を持ち出させて 犯罪の道具に使う輩が本当に存在しています。 (汎用に使う薬品を、くすねて売り渡すケースが少なからず) その為に、危険な薬品を持つ会社には、国の方から厳重注意の連絡が 来てますね。(危機を感じていると思います) ドラマの影響で、クロロホルムを盗みに会社に侵入してきた若者を 今まで1回見たことが有ります。お昼休みにナイフを持って強盗 しに来ましたけど、ハンカチに染み込ませて吸わせても、相手を眠らす のは不可能だと説明したら、退散したので良かったけど。 ドラマの影響は怖いですね。冷や汗が出ます。 でも、テロリストは市販されている薬品を使って爆弾作ったり、 青酸カリでも合成しますからね。 地下鉄で撒かれた、サリンでも色々な薬品を集めて合成してますからね 怖い世の中です。
お礼
ありがとうございます。 ようするに全身が窒息するってことですね。
- zutto10ban
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参考URLでどうでしょうか。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 調べてみます。