1if節以外でも、条件的な含みを持つ節(副詞節、さらに関係詞節、名詞節も!)
は全て、普通の直説法(開放条件という)以外に、話し手が実現可能性が低いかまたは非現実だとみなす場合(閉鎖条件という)、仮定法過去または過去完了も
用いられます。
条件を表す副詞節
Supposing(provived,providing)we sent him an invitation, would he come?
Suppose your mother saw you in that outfit.
関係詞節、同格名詞節
A baby that was hungry would not stop crying.
Just imagine that the police had suspected us.
The idea that he were arrested would surprise them.
2「providing、providedは将来の条件にしか使われないような感じがしますので、仮定法過去の用法も無いかもしれません」という説について。
仮定法過去は「現在だけでなく将来についても用いられます」
If he studied harder, he could pass the exam.
(彼は普段から怠け者で、今度のテストでもいい点取れるとは思われない)
If it were fine tomorrow, we would go out.
(天気予報で明日間違いなく日本全国大雨だということがわかっている)
いわゆる「仮定法未来」(If S should/were to)というのは,単に未来の可能性をあらわすのではなく「もし、おこったらどうしよう」という話し手の主観的な気持ちを表したり(いわゆる万一のshould), 客観的に起こりえないことを仮定するきわめて形式ばった表現(If S were to の場合)だったりします。
単に未来に対する可能性を言いたければ仮定法過去で結構です。