支払い調書とは、会社が従業員に給料などを払ったとき、誰にいくら払って税金はいくら差し引いたか?ということを一覧表に記入し、税務署や市役所などへ提出するものです。だから、アルバイト収入が多いと自分は税務署へ申告しないのに、後々税務署や市役所などからお呼びがかかったりすることもあるのですね。
結局年度初めに各個人に渡される源泉徴収票の元になるものですね。会社は、これを税務署へ申告して、自分の会社の必要経費の元にもなるのですよ。
税金は、各個人に収入があると必ずついて回るものですが、貯金のように利息に一定の割合(2割)で自然に計算されるものがあり、これは、2割税金として払えば、あとは税金の計算には関係ありません。つまりこれのことを分離課税といい、アルバイト収入のように年末や確定申告で合算して収入や税額を計算されるものを総合課税というのですね。
普通は、利子所得以外はほとんどが総合課税で、あとで年末調整や確定申告をして精算することが多いのですね。