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寺 神社の耐震性

よく法隆寺の五重塔は1300年間の歴史の中で地震で倒壊した史実が無いと言われています。 地震には強い五重塔と称されています。 他の寺(重塔)意外に地震に耐えた寺、神社があるのでしょうか? 又、どうして地震に耐えて来たのでしょうか? 教えてください。

みんなの回答

回答No.3

柔構造であれば、地震力を0にできます。 かつて木造の基礎が玉石に乗っていた頃、地震がくると、 基礎が石から外れて傾いて困っていたそうな。 そこで基礎をコンクリートで造り、アンカーボルトで留めたら、 地震で建物が倒壊しました。 そこで筋交いをいっぱい入れたら、筋交いが突っ張って、 柱と梁が外れて、もっと弱い地震でも壊れました。 そこで金物でガチガチに固めた「200年住宅」を造り、 安物の住宅と一緒に、兵庫の起震機でゆすってみたら、 安い方はゆさゆさ揺れて外壁がはがれたりしました。 さすが200年住宅と思ったら、ある時点でバッキリ倒壊し、 その時、安物住宅はまだ立っていたそうな(実話)。 学者の浅知恵とは、その程度のものだということ。

  • YHU00444
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回答No.2

さらに補足しますと、木造建築自体に軽くて丈夫いう性質があること(最近話題の新素材の中に「炭素繊維強化プラスチック(CFRP)」というのがありますが、木材はセルロースで同じことをやっているわけです)、木材の強度は乾燥によって強度が増すので1000年経つとかえって強くなることなども強い耐震性の理由として挙げることができます。 ※もっとも、そうした背景から「木造建築は地震に強い」との神話が生まれてしまったために、神戸の震災では大変なことになってしまったのでした。(そもそも昔の木造建築とは造りが違うのだから、耐震性についても改めてチェックするべきだった)

回答No.1

地震による倒壊の歴史についてはわかりませんが、寺社の建築は耐震構造になってます。 寺社の木造構造は、柔構造になっています。 柔構造というのは、揺れに身を任せる構造です。 反対は剛構造と言い、揺れに耐える構造です。 剛構造は、ある程度の力には耐えられますが、一定以上の力がかかると、折れてしまいます。 今の建築で言えば、剛構造は、鉄筋コンクリート造がそうです。 いわゆるコンクリートでがっちり固定された構造です。 柔構造は、鉄骨造です。 鉄骨と鉄骨をボルトというピンで留めているため、揺れるとその部分がしなります。 揺れを途中で吸収してしまうのです。 昔、日本最初の高層ビル、霞ヶ関ビル(鉄骨)を建築中、震度3(4かも、記憶が曖昧で済みません)の地震があったのですが、最上部で作業していた人が気付かなかったというエピソードがあります。 それ以外にも、今は失われてしまった、高度な耐震技術があったようです。 http://www.shikoku-np.co.jp/feature/tuiseki/336/index.htm 次のURLの上階を支えているUの字型の木を組んでいる部分がピンになっているところです。 他の寺社でもよく見ると思います。 http://spiegel.vox.com/library/photo/6a00c22527e6f3604a00cd970704cd4cd5.html 自然に逆らうのではなく、身を任せる。古代の日本らしい、素晴らしい技術だと思います。

kent0600
質問者

お礼

早速、ご回答有り難うございました。 柔構造であるとは知りませんでした。 勉強になります。

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