こんにちは。
完全競争市場というのは、
モノを売っている企業がたくさん居る市場です。
例えば、洋服やレストランは、いっぱい存在しますよね?
もちろん、買う人もたくさんいます。
ただ、これだけだと「完全」とは言えなくて、
単に「競争」しているだけになります。
「完全」に「競争」するには、
例えば、
(1)売っている商品が、どの企業でも全く同じであること
(2)競争したい!と思ったら、すぐにその市場に参入できること
などのいくつかの条件をすべてクリアした場合にのみ、
「完全競争」市場と呼びます。
この「完全競争市場」とは、「達成する」という言い方はしません。
完全競争市場であるということと、
「完全雇用」になるということは、
原因→結果、
ではありません。
「完全雇用」になるためには、働きたいと思ったヒトを
全員雇えるだけの、「GDP(国民所得)」が達成されなければ
なりません。
例えば、働けば50万円ほしいヒトが100人居たとして、
この人たち100人全員雇うためには
5,000万円の所得が必要です(50万円×100人)
「働きたい」と思ったヒトを全員雇うために達成されなくては
ならないのは、「完全雇用GDP」といいます。
GDPはわかりますか?
ちなみに「完全競争市場」とはミクロ経済学のテキスト
「完全雇用」はマクロ経済学のテキストに出てきます。
お礼
回答ありがとうございます。 丁寧な説明でとてもわかりやすかったです。(GDPは授業で習ったのでわかります)おかげで助かりました。 また回答の機会がございましたら、そのときはどうぞよろしくお願い致します。