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ヨーロッパ近世の飢饉
ヨーロッパ近世(16-18世紀あたり)ではどれくらいの頻度で飢饉が 起こってたのでしょうか。
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- hirosi3
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回答No.1
飢饉というのは、景気変動ほど規則的に起こるわけではありませんので、「頻度」という捉え方では難しいと思います。それでもヨーロッパの飢饉と言えば「ジャガイモ飢饉」を抜きに語ることはできないでしょう。 アンデス山脈の山あいの高原で栽培されていたジャガイモがコロンブス以後、ヨーロッパに持ち込まれ、普及した。 アイルランドでは1754年から1845年までに人口が320万人から820万人に増加した。ジャガイモのおかげで増加した人口、しかし1845年ジャガイモの凶作が訪れた。 1848年にもジャガイモ凶作になる。1849年までに150万人が死に(200万人との説もある)、年間20万人、計100万人がわずかなたねイモをもって北アメリカに渡った。アメリカ東北部にアイルランドからの移民が多いのは、このことに関係がある。このジャガイモ凶作からの移民から、後に2人の大統領、ケネディとレーガンが選出された。 ウィキペディアにも詳しい説明があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2%E9%A3%A2%E9%A5%89
お礼
ありがとうございます。ジャガイモ飢饉は有名ですね。 もう少しヨーロッパ全体での資料を探しています。