国勢調査など、政府統計の信頼性について
2005年の国勢調査の公表を検証したところ、下のような矛盾が出ました。
1) 国勢調査の抽出速報は、確定値や推計人口と比べて、人口が5%ほど20-34歳で少なく、65歳以上で多くなる。
具体的には2005年の国勢調査で確定値の出ている13県で
20-34歳: (確) 4,217,085人 (抽) 3,970,900人 (誤差) -5.84%
65歳以上: (確) 5,266,270人 (抽) 5,536,400人 (誤差) 5.13%
全国で抽出速報と推計人口(日本人)と比べると、20-34歳で誤差 -5.6%、65歳以上で誤差+4.8%と、抽出速報が若者が少なく高齢者が多くなります。数学板で質問したところ、このような誤差が起こる確率は数学的にはゼロだそうです。 抽出による標本誤差ではありえないそうです。http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=2337762
抽出速報での無作為抽出のミスだとは考えられないし、2000年の国勢調査でも、抽出速報で同じような年齢による偏りがあるそうです。
2) 国勢調査の調査票未回収率に比べ、結果の不詳率が低すぎる
こちらのグラフを見ていただくと、http://plaza.rakuten.co.jp/kokuseihanako/
5歳階級別の配偶関係の不詳率が、34歳までで0.1%以下と非常に低く、35歳以上で不詳率が大きくなります。 国勢調査票の未回収が4.4%で、とくに若者の国勢調査の非協力が問題となったという報道とは矛盾しています。住基登録で確認しているにしても、不詳率は低すぎるし、35歳以上から不詳率が高くなる説明が出来ません。
統計局の国勢調査のサイトを見ても、調査結果を補正したという記述は全くありません。 調査結果に何らかの補正を加えるなら、その旨を記述しないと「捏造」になるそうです。
みなさまはどう考えられますか? 「統計値をいじって、少子高齢化で国民を脅して、消費税の値上げをスムースにしよう」など、国の行う統計が操作されている可能性があると思われますか?
お礼
ありがとうございます!