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ポアゾン比とは?
ポアゾン比について質問なんですが、 ポアゾン比が高いとどのような現象が起きやすいと 解釈すればいいのでしょうか。 例えば、ヤング率の場合 高ければ高いほど、伸びにくくて縮みにくいという ことですよね。 ポアゾン比が高いと折れやすいとか・・・ お願いします。
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一様な断面の長い棒を引っ張ると、引っ張った方向に垂直な方向は少し縮みます。このとき 横方向の縮み÷引っぱり方向の伸び で求められる比をPoisson比(ポアソン比)といいます。(縮み、伸びとも割合で表します) 俗な表現をすれば、Poisson比が高い材料は「伸ばすとよく痩せる材料」であり、Poisson比が低い材料は「伸ばしても痩せない材料」ということになります。Poisson比は材料によって決まる値であり、材料力学や固体物理学などで重要な役割を持つパラメータです。 この定義式から直接に導かれる関係ではありませんが一般に、硬い材料(鋼やセラミックス)ではPoisson比は0.2~0.3程度と小さく、樹脂やゴムなど柔らかい材料では0.4~0.45程度と大きな値を示します。
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- nika
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材料を手にしたとき、感覚的には、硬い/柔らかい、重い/軽い、強い/弱い等を感じます。 これらが、一般的に、ヤング率やポアソン比とどのような関係があるかを記します。 まず硬くて重くて強い材料(金属類)->ヤング率高いポアソン比中位 次に柔らかくて軽くて弱い(ゴム類)->ヤング率低いポアソン比高い 他に硬くて重くて弱い材料(シリコン)->ヤング率高いポアソン比低い 柔らかくて軽くて強い材料(木材等)->ヤング率高いポアソン比高い もちろん例外はあります。材料力学の面白いところですね。 材料を破壊モードによって分類し、ヤング率、ポアソン比との関係を調べると面白いかも。
TOPページで「ポアソン比」と入れて検索するといくつかHitしますので参考にして下さい。 ご参考まで。