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サディスティックで虚言癖のある弟について

弟は現在26歳で、高校卒業後、大学受験に失敗してからニートに近い状態でしたが、現在では深夜勤務のアルバイトをしていてフリータに昇格といった感じです。 弟は学生時代は友人も多く、決して内向的なほうではなく、頭も良いほうだったのですが、受験失敗での挫折があってから、人間性が変わってしまいました。 昼間は寝ているか、ネットゲームをしているか、インターネットの掲示板などを覗いているかのどちらかです。 これは数週間前から弟を観察していてわかったことですが、ネット上で弟は、ブログでも掲示板でも、こういう質問サイトでも、特定のターゲットを見つけては、その人の履歴を調べて、嫌がる言葉を見つけ、わざとタイトルにそのキーワードを並べて架空の質問をでっち上げて、相手がそれに反応して逆上するのを喜んでいるようです。 ターゲットは精神的に弱い面がある人で、詐欺師がカモを見つけるように、直感的にキレやすい人を探し当てて犠牲者にしているようです。 お礼などの文章に特徴があるので、注意深い人が見ればすぐ弟の猿芝居と判別できるのですが、弟の嘘を本気にして真面目な回答をされている方は気の毒です。 弟は、自分のことは滅多に本心を打ち明けることはないのに、嘘を本当らしく見せかけるのが得意なのです。その才を他で活かせないかと考えますが、例え小説家になったとしても、人を苛めることでしか鬱憤を晴らせない、中身が無い人間なので、三流だとは思いますが。 でも夏目漱石なども、実生活では、かなりエキセントリックで、家族に暴力を振るっていたとどこかで読みました。 心理学的に、弟の虚言癖と人様に迷惑を掛け続ける態度を分析していて頂ければ、彼にどう家族が対処していけばいいか見えてくる気がして、こちらのカテで質問させて頂きました。 弟はどういった精神的な病なのでしょうか? 家族は彼をどう見守っていけばよいのでしょうか? ご回答、アドバイスをよろしくお願い致します。 長文、乱文、失礼いたしました。

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  • noname002
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回答No.2

外向的な人に往々にして見受けられるのが内省の薄さです。逆に内向的な人の場合、往々にして自己の内面に注意が行き過ぎる余り他者に対して受容度が低くなりがちになる恐れが起きてきますが、その点では外向的な人は自己の内面に目を向けるよりは他人の動向のほうに関心が向きがちですから、要領のいい人ほど他人の思惑を察して合わす能力が高いですから人付き合いも活発に行うことになるのでしょう。 その反面、御質問の例のように悪い方向へ発揮されますと、いわゆるイジメのような行動となりがちで、貴方の弟さんのようにアタマは悪くないほうだと、キレ易い人物かどうか、どのようにすればキレさせることができるかといったことを嗅ぎつけることに「才を発揮」することにもなってしまいます。 もちろん、「キレ易い人物」が自分よりも強い立場で、キレさせると実際問題として自分の不利益を招くかどうかも敏感に判断を下しましょうから、その場合は逆に上手に取り入ろうとしますでしょうし、 「自分のことは滅多に本心を打ち明けることはないのに、嘘を本当らしく見せかけるのが得意」というのもテクニックとして当然のことでしょう。 そしてまた自分の本心を打ち明けることがないというのは、自分の本心というものに正面から向き合おうとしないし、それだけ重きを置いていないとも言えるでしょう、それだから他人に見せるだけの値打ちもないような自分の本心に気づかれたくもなく、覆い隠して守ろうとするのではないでしょうか。 御質問のようにネット掲示板のような匿名の場であれば、自分の直接の不利益には関わらないという安全保障あっての攻撃行動なわけです。 さて弟さんが「カモ」にしているという「精神的に弱い面があるターゲット」というのは、その面において弟さん自身が自分の内面を重ねているものと思われます。 その自分との重なるベースがあると見做しておられる(あくまでも弟さんの主観においてですが)対象の人物が、しかし弟さんのコトバに刺激されて逆上――つまり平常心を保ち難い――この部分において、またもや弟さんは自分を相手人物に重ね合わせていると思われますが、しかし逆上するというのは或る意味、真剣なわけです。必死なわけです。 つまり弟さんが相手人物――自分と重なるベースを持つ(と見做している)人物の、必死の姿を欲しているわけで、これつまり弟さん自身が今現在、自分が必死に真剣に行動できないことの不満を抱えているということの現われではないかと思えます。 自己内面の何らかの躓きがあった場合、自分の外部にあるものによって、その躓きを解消――といっても、もちろん実質の解消になどなるはずはなく結局は、ていのいいゴマカシにしかならないのですが、割りに、外向的な人に、よく見られる傾向のように思います。 >例え小説家になったとしても、人を苛めることでしか鬱憤を晴らせない中身が無い人間なので、三流だとは思いますが。 でも夏目漱石なども、実生活では、かなりエキセントリックで、家族に暴力を振るっていたとどこかで読みました。 なかなか鋭いですね。そうです、自分の内面にすら向き合えずに他者にシャドウを見出してゴマカすことしかできないようでは、人間に対する深い洞察が要求される小説家になるなど無理な相談でしょう(笑) 夏目漱石が、いかに実生活でエキセントリックだったとしても、弟さんとは大分、背景が違うと思いますよ。比べることはできないと思います(笑) 弟さんが精神的な病であるかどうかという判断は、こうした場では、できません。それに、心理学的にもなにも、何らかの内面的な歪みというものは多かれ少なかれ誰しもが持っているものです。それを克服する努力をしながら生き抜いていくのは各人の問題です。御家族といえども限界はあります。 ただ私の察するところ、それは御質問者も薄々お感じのようですが今現在の弟さんは実生活に関して挫折感と失望感を抱え続けていらっしゃるように思います。多分、いまの情況に大いに不満を感じていらっしゃるにもかかわらず、コレ!という方向性を見出せない…そんな状態にとどまっておられるような感じがします。 外向的な人の場合は自分自身と向き合うのがヘタであると同時に他人指向とも言えますから、良くない人と出会うとズルズル引きずられることもありがちな代わり、良い人との出会いが、たいへん有効に働くことも多いですから、そちらの面でも期待したいですね。 しかし「虚言癖」にせよ他者の心を弄ぶというような言動にせよ、それら不誠実な行いは自ら自分の人生を貶めることに他ならないということは早く気づいていただきたいですね。 30歳くらいまでは模索も大いに結構と構えて、弟さん御本人が将来的にどういった方向性を望んでいるのか知ることができると御家族としてバックアップの方策も練れるというものですが。但し、知ろうとする余りに、せっつくような事をしては逆効果になるかもしれません。 それと、お仕事が身についてきて、それにある程度の満足感を見出せるようになれば、それに越したことはないのですが。 26歳、年齢的には、もうオトナの男です。 何だかんだ言っても最終的には自分の人生です。 それに気づく日がきたら、軽率なことはやらなくなるでしょう。

rail012
質問者

お礼

>外向的な人に往々にして見受けられるのが内省の薄さです。逆に内向的な人の場合、往々にして自己の内面に注意が行き過ぎる余り他者に対して受容度が低くなりがち あまりに当を得ているので驚きました。外向的なのは弟で、内向的なのは私ですが、確かに弟は要領がよくてよく気がつきます。食事に誘っても、とても気を遣っている様子がわかります。でも今の状態について、どう考えているか(就職とかです)問いただしても、すぐ他の話題にすり替えます。一方私は、他人のちょっとした言葉にすぐ反応して逃げたり嫌いになってしまう傾向があります。さっきも自分が場違いなカテに質問したのではないかと動揺して失礼な発言をしてしまいました。心理学は役に立つ学問ですね。弟が攻撃したかったのは、本当は私じゃないでしょうか? >つまり弟さんが相手人物――自分と重なるベースを持つ(と見做している)人物の、必死の姿を欲しているわけで、これつまり弟さん自身が今現在、自分が必死に真剣に行動できないことの不満を抱えているということの現われではないかと思えます。 その通りです。彼は何事においても真剣に取り組むことを放棄しているのです。 >良くない人と出会うとズルズル引きずられることもありがちな代わり、良い人との出会いが、たいへん有効に働くことも多いですから、そちらの面でも期待したいですね。 弟自身が良くない人間に惹かれてしまう傾向があるように思えます。 それで裏切られているのも目撃しました。 虚言癖も人を愚弄しない明るいものだったらまだ許せるのですが。 傷つきやすい人をとことん追い詰めているかもしれません。 弟が内省的になったら、今度は自分を殺してしまいかねないようにも思えます。 それでも彼を見守るしか手立てはないというところが悲しいです。 ご助言と分析ありがとうございました。大変、参考になりました。

その他の回答 (2)

  • noname002
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回答No.3

No.2です。御返事を拝見して、誤解があってはいけないので改めて投稿します。 私は心理学を学んだわけでも詳しいわけでもありません。 多分、御質問者様のように、良くも悪くも心理学という学問に対して何らかのイメージを持っている人が多いことと思いますが、まず一般の人たちが持つイメージと心理学の実際とは相当、乖離しているようです。 心理学と言いますと、その名称から、何となく個人の心の動きを読むかのようなイメージを持たされますが、たとえプロによるカウンセリングであっても実際のクライエント本人について各方面から慎重なアプローチをはかるもので、こうしたネットのQ&Aで確実な分析など望めるものではありません。ですから本御質問に対する私の投稿は、むしろ人生相談といったことに近いもので、決して心理学的方法論に則ったものではないことを御承知置きください。 心理学はカウンセリング等心理療法のイメージが、まず思い浮かび易いでしょうが、私たちを取り巻く様々なもの、たとえば身近な商品や公共の施設等にも活かされていて非常に応用範囲が広いと共に、科学として統計データ等の充実を目指す、まだまだ発展途上の学問分野と聞き及んでおります。 この御質問の二つ下のスレッド『心理学の評判』など御覧になってみてください。 ところで >弟が内省的になったら、今度は自分を殺してしまいかねないようにも思えます。 それでも彼を見守るしか手立てはないというところが悲しいです。 ここを拝見して思わず胸を打たれました。 そうですね、だから自己の内面と向き合うことを避けてしまうのかもしれませんね。自分で自分を不甲斐ないと思う気持ちを押し込めるほどに、目をそらしてしまうのかもしれません。ちょうどガラクタや汚れ物を手当たりしだいに突っ込んである押入れの戸を開けるのが怖いようなものでしょうか(笑) でも、少しでも身が軽いうちに良い方向へ動き出してほしいものですね。身動きできなくなるまで座り込んでいると、あとが大変ですから。 もしも、情況が格段に悪化した場合は、もちろん専門家の指導を仰ぐことも視野に入れねばならないでしょうが、事前に再び質問なさりたいようでしたら心理学でも人間関係のカテゴリでも、それなりに回答はいただけるでしょうが、強いてお薦めするならメンタルヘルスのカテゴリでしょうか。 しかし、どこで相談するにせよ、いずれ最終的には御本人の動き一つにかかってきますから、やはり少しでも若く、手かせ足かせに縛られないで済んでいるうちに前向きな行動を起こすに越したことはありません。 恐らくは、ごく素朴な自信、自分に対する信頼感を失っておられるように思えますので、まずは弟さんの御趣味や、お好みになるもの、お得意なもの、御家族が一番御存じでしょうから、そうした関連のものに興味を呼び起こすようなお手伝いを、さり気なく始められるのも良いかもと思います。 また弟さんの御関心の方向に沿ったお仕事等の話題を団らんの時にでも、それとなく世間話として話題にしてみるとか。 そして、良い事があったら、いっしょに喜び、褒めて上げてください。でも御本人にとって良くない事は、良くない事とハッキリ指摘して上げることも大事だと思います。それは御家族の感情によるのではなく、御本人の尊厳を守るためにです。 お姉様でいらっしゃるのでしょうか、大事な弟さんですよね、その御気持ちだけでも弟さんにとって、どんなに尊い有り難いものであるか。。。いつかは通じる日が来ますように。良い方向に行かれることを祈っております。

rail012
質問者

お礼

心理学については、理科系の大学だった為に1,2年の時に一般教養の科目として単位を取得だけなのですが、内容については統計学の確立されていない大昔の性格分析等が未だに採用されていて陳腐だと思った記憶があります。でもその時の教授が気さくで学生から人気があって、講義外で相談にものってくれたので良い印象があったのです。心理学の専門学部なら、最新の統計学、生理学、脳神経科学に基づいた科学的な研究がなされているのではと考えていました。科学でも基礎研究をやっていると極めて狭い専門知識しかなかったりで、取り敢えず取得した資格で食べていく中で自分で広く浅く勉強していくしかない訳ですが、心理学もそうのような面があるのかなと思いました。大学に残って研究しているような人は別なのでしょうが。他の分野のことについては本当に無知でした、ご教示有難うございました。 メンタルヘルスというカテゴリがあって美容と健康から辿れることも知りませんでした。 今度ゆっくり質問内容を吟味して投稿してみたいと思います。 >恐らくは、ごく素朴な自信、自分に対する信頼感を失っておられるように思えますので、まずは弟さんの御趣味や、お好みになるもの、お得意なもの、御家族が一番御存じでしょうから、そうした関連のものに興味を呼び起こすようなお手伝いを、さり気なく始められるのも良いかもと思います。 弟の趣味については、私が彼が幼い頃に勧めたゲームが、彼を虜にしていて、私は比較的スムーズにそういうものから卒業出来たのですが、彼は勉学に興味が沸かないといってゲームにのめり込み、一生を棒に振ってしまったので、責任を感じているところなのです。 弟は今は学ぶべき時に学ばなかった後悔しているのか、自分で本を買って読んだりインターネットで調べたりしていますが、彼の本心は私には分かりません。 回答者様が弟の姉だったら、もっと彼も心を開いてくれていたかもしれません。 余り彼を問い詰めないようにして、自信を取り戻してもらえるように何とか努力していきたいと思います。 親身になってくださって本当にありがとうございました。

回答No.1

心理学は詳しくないので的外れかもしれませんが・・ 質問者さんの弟さんは、その誰かを妬んでいるんじゃないでしょうか 自分に無い何かを持ってるとかで・・ そういう人(弟さん)が失った優越感を取り戻そうとする為に、 相手の大切にしているものを汚したり、貶めたりたり(架空の話をでっちあげてでも)する必要があったんじゃないでしょうか? 誰かが、その架空のお話に同調してくれれば、それで溜飲を下げているんだと思います。 インターネットの世界では嘘が付きものですから、そんなに匿名の人の話を鵜呑みにしてる人ばかりじゃないと思いますが・・ 対策については、専門家の方にお任せします。

rail012
質問者

お礼

アドバイス有難うございました。 >心理学は詳しくないので いえいえ、大変参考になりました。 いじめっ子に対策に一番効果があるのが「お前、嫉妬してんだろ?」って何度も言うことらしいですね。 このカテの他の質問と回答を読んでいたのですが、どうやら心理学とは余り実際的な学問ではないのかもしれないですね。 大学の心理学部は我々の税金で、心理学者の知的遊戯の場を提供しているだけなのかも。 私は根っからのプラグマティストなので、少し置いてから回答が他のカテで出直そうかと思います。 ありがとうございました。

rail012
質問者

補足

すみません、お礼の後半はpetit-mimiさんの回答へのお礼とはまったく無関係なものでした。この補足欄をお借りしてお詫びいたします。 改めて、内容を読み返させていただくと、確かに弟は他人の気にしている部分(体型とか顔立ちとか)と同様に、大切な部分も嘘を練り上げて汚そうとしていた痕跡があります。具体的には書けませんが。 キレた犠牲者が暴言を吐くと、それをまたネタにして質問して揺さぶりをかけるんですよ。頭の少しおかしい可哀想な人を装っているんですが、結構冷静で楽しんでいるんです。知らないで嘘に同調したり、鵜呑みにしたりする人が結構いますが、少数派であることを祈ります。

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