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体内の空洞についての質問 3つほど
1.指の骨をぽきぽきやるとき、鳴っているのは空気が移動しているから みたいな事を聞いた事があります。 ではその空気はドコから入ったのでしょうか? 2.通常手足は脂肪や筋肉などに覆われて隙間がないように 思うのですが、手術をしたら空気が入ってしまうと思います。 それくらいは平気なのでしょうか?体外に流れていくのですか? 3.肋骨の内側、心臓やら胃があるあたりはまわりは空洞ですか? それともお互い密着し合っているのでしょうか?
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こんにちは。 1、正しくは空気じゃなくて水蒸気です。 関節などは無理やり曲げると梃子の原理で部分的に非常に大きな力が発生します。 そのために、僅かな場所ではありますが、非常に圧力が高くなったり低くなったりします。 低い部分では水分が蒸発して気体になる(つまり水蒸気ができる)事があります。 この水蒸気が移動しますが圧力の普通の所にいけば消滅します。 2、手術などで確かに空気が残りますが、血液やリンパ液などの体液に溶けて運ばれ吸収されてしまいます。 乳がんの手術などで大きな空間を残しておく場合がありますが、始めは空気が沢山たまってますがやがて、全部水分で置き換えられます。 また、お腹などの手術では、液体がたまって圧力が高くなり縫い目が裂けたりしないようにドレナージという処理をして、中の気体や液体が徐々に抜けるようにしてる場合も多くあります。 3、主に水分が流れてます。 この水分は血管から、血液の細胞以外の液体部分が押し出された物です。 胸にたまってるのを胸水(きょうすい)、お腹にたまってるのを腹水(ふくすい)といいます。 どちらもリンパ管という管に流れ込み排出されますので、ある程度の量は常にありますが、やたらと増えたり減ったりする時は病気など何らかの異常がある時です。 また各種内臓は靭帯(じんたい)というあまり大きくない筋肉や、腹膜、胸膜などの膜(これらの膜には血管が通っていて、血の通り道になってます)で繋がって、ある程度固定されています。 心臓は派手に動くので、心嚢(しんのう)という袋に包んであり、それが固定されています。
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質問は大切な意味があると思います。一番問題になるのは呼吸です。肺に空気が入るのは横隔膜が下がって肺の周囲の圧が下がることによります。つまり空洞のようなものができる時にそれを埋めるかのように肺が膨らむわけです。肺の外側に孔が空いてしまうとおうっかうまくが働いても肺が膨らまないので呼吸ができなくなります。
お礼
なるほど、体内の圧が呼吸に関係してくるんですね。 回答ありがとうございました。
お礼
丁寧にすべて答えていただきありがとうございました。 かなりすっきりしました! 特におなかの手術のくだりです。 スーパードクターKという漫画でよく手術後にドレーンがおなかから でてましたが、意味がわかりませんでした。これですっきりです。